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看護師国家試験についてです。
必修で不適切問題があれば、必修のボーダーも下がりますか?

A 回答 (1件)

小児科医です。


必修は8割とらないといけないので、必修のボーダーラインが下がるという言い方はしません。8割に到達しなければ、一般問題でいくら稼いでも不合格になります。
不適切問題の対処として、
①複数の回答を正解にする(曖昧な問題など)
②正解者は採点し、不正解者は除外する(難しすぎる問題)
③完全に削除(問題が成り立っていない場合など)
の3パターンあります。
8割とらないと不合格なので、削除された問題数によって、必要得点数が変わります。個人によっても変わるということです。
削除なし→50×0.8=40→40点以上が必要。
1問削除→49×0.8=39.2→40点以上が必要。
2問削除→48×0.8=38.4→39点以上が必要。
3問削除→47×0.8=37.6→38点以上が必要。
ですから、削除問題の数によって、とらなければいけない点数が異なるということです。で、もっと重要なのが、【正解している問題が完全削除になった場合、必修40問正解でも落ちることがある】ということです。1問削除に該当する場合ですね。40点必要なのに削除で39点になってしまうので、必修落ちになります。
そんなわけで、削除問題数によってはかなり複雑になりますね。ですから、「必修では失点しないように」と耳にタコができるほど言われたことでしょう。まぁ、終わった試験のことを考えても仕方ないので、自己採点が終わったらあとは「果報は寝て待て」です。

ちなみに、複数の回答を正解にした場合は、みんな必修の点数が高くなるので、相対基準である一般問題のボーダーも上がることがあります。
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