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先日、病院に行ったとき、換気のために開けてある窓に、①の張り紙がしてありました。

患者さんに窓を勝手に開け閉めしないでねと言うことを伝えるのには、②の言葉でも問題なさそうです。

では、①と②で何かのニュアンスの違いはあるんでしょうか?

A 回答 (10件)

「窓をさわる」「窓にさわる」と限定して、考えると?


「に」は収束、「を」は拡散・・・にこじつけた内容にはなりますが。
「窓にさわる」は聞いたものの関心・行動が窓に収束、収束すればそこで終わり。
表現内容は、窓にさわる、まで、と言うことになります。
「窓にさわった」過去形表現にも何の違和感も在りません、聞いた方の反応も、特段興味が無ければ、「さよか」で終わりもアリなんです。
興味を持った時は、「それがどうした?」。
「窓をさわる」、拡散と受け取れば関心・行動は「窓をさわる」では終わりません拡散を続けます。
でも「窓をさわった」過去形表現も可能ですね。
受け取った側は続きを期待します、反応は「さよか」では無く「それで」となります、「それがどうした」までは不要です。
「窓にさわった」、文としては一応完結、表現内容も完結なんです。
「窓をさわった」、文としては一応完結、でも表現内容は必ずしも完結では無い?。
言葉の意味・論理のみを云々は所詮オタク、もちろんバカには仕切れません、されどオタクと言うところも在ります。
うまく利用すれば、辞書、専門書等の内容をコピペ丸投げで紹介もしてくれます。
十分理解できていない分、主観が入って居ません、原本を探して読む手間が省けます、即必要では在りませんが十分「もって他山の石として十分利用可能です」。
個人的な見解にすぎません、利用価値があるなら・・・・。
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窓{ニ/ヲ}さわらないでください



 いろいろ調べているうちに、とんでもない長さになってしまいました。
 要点だけ抜粋します。
 詳しくは下記をご参照ください。いろいろリンクを張っています。必要に応じてご参照ください。
【窓{ニ/ヲ}さわる 辞書 goo】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984708077&owne …

 以前こんな話もあった。
2997)【触れないで(ください) ・ 触らないで(ください) goo】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12782328766.html
 これはある程度の違いを感じる。
 でも〈窓{ニ/ヲ}さわる〉の違いは……。

 自他の話には〝ふれたく〟(〝さわりたく〟?)ないが、誰も書かないので、根本的な話を……。
「さわる」は本来自動詞しかないはず。ここが一番の違いなのでは。URLは省略。
===========引用開始
精選版 日本国語大辞典 「触」の意味・読み・例文・類語

さわ・る さはる【触】
〘自ラ五(四)〙
① 手で触れる。軽く接触する。あたる。
※竹取(9C末‐10C初)「手をささげて探(さぐ)り給ふに、手にひらめる物さはる時に」
② かかわりあう。関係する。よりつく。近づく。
※バレト写本(1591)「ゴヘン ナニノ ユエニカ sauararequeruzo(サワラレケルゾ)」
③ =さわる(障)④
※行人(1912‐13)〈夏目漱石〉帰ってから「其態(わざ)とらしさが、すぐ兄の神経に触(サハ)った」
④ (宴会の杯のやりとりの作法の一つ) 相手からさされた杯を押えて、酒をついで返す。おさえる。→さわります。
※浮世草子・新吉原常々草(1689)下「色酒は小盃にして、さはるの間(あい)の又間のとそのゆき所に上手をつくし」
[補注]動詞「さわる(障)」の、支障となる意が軽くなって派生した語と思われる。また、類義語の「ふれる(触)」との違いは、本来「さわる」が持続的に接触する動作であるのに対して、「ふれる」が瞬間的、すこしの時間接触するところにあると思われる。
===========引用終了

 手元の電子辞書で見ても、『広辞苑』『明鏡』とも自動詞しかない。
 用例は
「展示物にさわる」
「その問題にはさわらないでおこう」
「神経にさわる」
「額にさわる」
「カメラにさわる」
「ひんやりするものが顔にさわる」
「下手にさわると……」
 これを見る限り、「窓をさわる」は誤用になる。うーむ。

 個人的には、そんなことを断定する気にはとてもなれない。
【自動詞と他動詞 自力まとめサイト】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12436658397.html

 ただ、「触る」は庭先生のリストにはない。
【「恐れる」は他動詞? 自動詞?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11612537.html

「さわる」の場合、辞書の解釈に「揺れ」はないみたい。
 みなさん自動詞にしていて、「~をさわる」を認めている例はない。個人的な感覚でも、「窓にさわる」のほうがずっと自然に感じる。それを「窓をさわる」にしたらどんな違いが出るのかはわからない。
 ただね……。URLは省略。
【”にさわる”】の検索結果。約 1,940,000 件
【”をさわる”】の検索結果。約 2,470,000 件

 【”をさわる”】のほうが多いorz。
 しかもなかには注目すべきサイトがある。

【1】【さわる(さわる)】
https://verbhandbook.ninjal.ac.jp/headwords/sawa …
 理由はわからないが「他動詞」のほうが優勢のような。このサイトの大元を知っていれば、オイソレとは逆らえない(泣)。

【2】【コーパスに基づいた「触る」の分析】
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://core.ac.uk/download/pdf/236344109.pdf
 どっちもアリみたい。

 【1】【2】ともに、【”にさわる”】【”をさわる”】の両方を認めている。でも、どう違うかにはふれていないような。
 それって分別不能ってことじゃないのかね。

 昔、こんなやり取りもあった。
【3】【~を触ると~に触る】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6772905.html
===========引用開始
No.1ベストアンサー

回答者: ahkrkr 回答日時:2011/05/29 22:37
1. 最初から触ろうとして触った
2. 触る意思は無かったが自然に触った

の二つの意味がありますが、

を触る は 1 の場合のみ、に触る は 1と2の両方の場合に使います。 
===========引用終了

 このかたのコメントは、基本的に信用している。
 ちょっとビミョーだけど、これなら一理あるかも。
 これもおもしろい。
【4】【国語辞典比較:「~にさわる」のか「~をさわる」のか】
https://lin-gon.hatenablog.com/entry/2022/06/09/ …
 注目すべきは下記かな。
===========引用開始
三角(右)三省堂国語辞典8版(2021)
「かべを触る」は意図的だが、「かべに触る」はうっかり触った場合を含む。 
===========引用終了
===========引用開始
三角(右)新明解国語辞典7版(2011)・8版(2020)
[文法]「ペンキを塗ったばかりの壁に触ってしまった」「ポケットに手を入れると指先に触るものがあった」などと(必ずしも)意図的でない行為である場合には多く「…に触る」となるが、「感触を確かめようとバラの花びらを触る」などと意図的な行為として行う場合には「…を触る」の形を用いる傾向がある。 
===========引用終了」
 ふむふむ。こう並べてみると、ある程度の傾向が見えてくる。
「~をさわる」は意図的で、「~にさわる」は意図的なときとそうでないときがある。もしそうなら、両方に使える「~にさわる」のほうが使用例が多くなりそう。実際には用途が辞書が認めていなくて限られる「~をさわる」のほが優勢。なんででしょ。
 ただ、いずれにしても「傾向がある」程度だと思うけど。
 この前提でコメントを読み直すと、ちょっと言葉足らずだが、先行コメントのNo.5が妥当なのかも。(←何様)

 もとの問題に戻ると「触らないでください」だから、意図的な(傾向がある)「窓を」のほうが適切ってことなんだろうか。
 これも「あえて言えば……」という話で「窓に触らないでください」が不自然とは思えない。
 ましてちゃんとした文章の中の記述ではなく病院の張り紙でしょ。どちらでもよいのでは。
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窓を触らないで、窓に触らないで。


他の表現では
①窓に触らないで〇、窓を触らないで〇
②窓に触れ(ふれ)ないで〇、窓を触れ(ふれ)ないで×
③窓に拭く×、窓を拭く〇
④窓を見る〇、窓に見る〇
①と②の相違は、「さわる」と「ふれる」の相違だけですね。
どちらも自動詞ですが「ふれる」は意識せずの場合が多く「さわる」は能動的というか積極的に意識して・・働きかける、という感じ。
③上の感覚で考えると、「窓に拭く」は明らかに不自然ですね。
④は「窓」そのものの意味が異なります、辞書で説明される意味とは異なります、言葉の意味のみの論理では説明できません。
「窓」=窓から見える外の風景、それで季節が変わりゆくのを知る(感じる)。
子は親の背を見て育つ→言葉の意味のみでの理解では、単純な描写にすぎません、そんな日本語の感性では、下記内容の理解はできません。
子は親の背に人としての在り方を見て育つ、親の行動を常に見て、それを参考(真似をする)にして育つ。
今一つ詩なんですが
「・・・洗濯する前にちょうちょが一匹、二匹」
詩の師匠、曰く「そのちょうちょは死んで(落ちて)いるのか?」
師匠の訂正は「・・・洗濯する前をちょうちょが一匹、二匹」
「に」は収束、収束の極限は点に至り以降は動きはありません。
「を」は拡散、点から全方向に拡散してとどまることはありません。
例の①の場合は、受け取るものが積極的、能動的に動くことを想定した場合は「を」とするのが妥当なのかな?。
表現された、言葉だけの意味、それの論理だけではすべては理解できません。
何を想定して・・・・でも使い分けがあり得るのかな?。
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個人的な見解ですが・・・。


「に」は収束を意識させる
「を」は拡散を意識させる
収束に究極は一点であり、それ以上の変化はありません
拡散は、とどまることはありません、別に範囲等が限定されない限り。
また、拡散というからのは、原点の存在を無視はできません。
そのうえで例の場合
「を」→ことらの意識、何らかの行動を、拡散(何らかの働きかけ)を窓に限定、するも拡散は継続。
「に」→こちらの意識、何らかの行動を窓に収束、(集中)収束の究極はそれ以上の変化はありません。
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①「窓を触らないでください」



→開け閉めしないでください。動かさないでください

②「窓に触らないでください」

→指紋がつくレベルのこともしないでください
 ほかの方も書かれてますが、ペンキ塗りたてとか、何か殺虫剤を塗ってあるとか
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①「窓を触らないでください」


②「窓に触らないでください」
①は意図的に弄ったり開閉など操作したりすることに聞こえるが、②は何かの拍子に触れてしまうことを含む、ペンキ塗りたて、とか。
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この場合、全く同じです。

微々たる差もありません。

ただ、助詞「を」「に」は、どちらかしか使えない、両方使えても全く意味が変わってくる…など、違う場合もあるので、そこは注意してください。
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国語は良く分からないので、わたしの印象なのですが・・・。


「窓を」の場合、触ると窓が壊れる。窓が汚れるみたいに、窓が主体になる印象です。
「窓に」の場合は、触ると触った方に不利益がある。例えば指を切るとか、手が汚れるとか。
なので、張り紙としては後者の方が適切のような気がします。
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ちょっと考えてみたんですが、①より②の方が窓に近寄りがたい印象を受けました。


それが何に起因しているのかまではわからないのですが。
病院側はそこまで考えていなかったんでしょうけど。
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①「窓を触らないでください」



は窓を動作の対象として捉えた動的な表現です。

②「窓に触らないでください」

は窓を空間的に位置付けた静的な捉え方の表現です。
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