「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

実在するとは、どういうことでしょうか。

科学では、Aもいうものが存在すると仮定すると、現象の説明がうまくいく場合があります。しかし、それは現象をうまく説明できるだけであって、本当にAが存在するかどうかは分かりません。

そこで、Aが存在するかどうかを実際に、実験や観測で調べます。

ところが、この調べ方にしても、Aが直接見られるわけではなかったりします。

Aが存在するとしたら、起こるであろうことを観測することによって、Aが存在することを証明したことにしたりします。そんなのでいいのでしょうか。

みんなが存在していると信じる電子もそうです。電子というものを直接把握したわけではありません。電子というものが存在すると仮定した場合に、起こり得ることを確認したに過ぎません。

ということで、
存在とは、すごく厄介なことだと思います。

存在するというのは、どういうことですか。

A 回答 (2件)

そのものが「実際にある」ということです。



つまり、私たちが感覚で認識し、
理解できるものだけでなく、
目に見えないものでも、
それが実在すると認識されているならば、
それは存在すると言えます。



Aが存在するとしたら、起こるであろうことを
観測することによって、
Aが存在することを証明したことにしたりします。
そんなのでいいのでしょうか。
 ↑
存在する、ということにすれば
あらゆる事象が説明出来る。
そうすれば、そのモノは存在すると
認識出来る。
故にそれは存在する。

こういう論法でしょう。




存在するというのは、どういうことですか。
 ↑
ハイデガーは存在者と存在を区別します(存在論的差異)。

コップについて言えば、「コップ」(存在者)と
「コップが存在する」(存在)することとは違います。

存在している「コップ」「ノート」「鉛筆」などは存在者です。
これらは手に取ったりできますが、
すべてに共通していることは「存在していること」です。
「存在」それ自体は見えません。

だから「存在者」(コップなど)の中に、
「存在」そのものを探し求めても無駄だというわけです。

では、存在者を存在たらしめている存在の
作用のもとはなんなのでしょうか。

それは人間です。

ハイデッガーは、「時間」という概念が存在に
不可欠であると考えました。

時間は、過去、現在、未来という3つの構成要素からなり、
人間の存在においては、過去と未来に向かって存在が
開かれていると考えました。

つまり、人間の存在は、過去の歴史や文化、未来の可能性などに
よって形作られ、時間の中で自己を実現することが
重要だということです。

また、ハイデッガーは、存在は「存在としての存在」であり、
自己を超えた存在のことを指していると主張しました。

つまり、人間が存在することは、自己の存在を超えた、
普遍的な存在に参加していることであり、
その参加によって、
人間は自己を超越することができると考えました。
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この問いに関してはいくつかの視点から考えることができます


(1)量子力学
そもそも存在しているということは観測によってしか調べる方法がありません。観測されていないものは存在しているかどうか議論することも無意味です。観測とはマクロ的な反応を行うことで、何かの反応を通してその反応結果を「知る」ことにより存在していることを知ることができます。ただし、そもそもどの時点で存在が確定するのか、また、そもそも観測者も多重に重なり合った確率状態であり、存在としては何も確定していないという考え方もあります。
(2)哲学
そもそも理論が正しいかどうかなど原理的に知りようがなく、その理論の有用性のみが重要という考え方があります。ある現象を「電子を想定」することで説明ができ、それにより、新しい現象や材料開発などができるならば、本当に電子があろうがなかろうがよい(もしくは知りようが無いので確かめる必要はない)という考え方です。
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