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高杉晋作の和歌
「西へ行く 人を慕ひて 
東行く わが心をば 神や知るらむ」の解説をお願いします。

A 回答 (2件)

色々な意味を掛け合わせた歌かと思います。


西へ行く人とは、尊敬していた西行法師と、死んで西方浄土に逝った恩師であり、心から慕っていた吉田松陰を掛けているのでしょう。

東行くは、頭を丸めた自分自身の法号東行で、西行を念頭に置いた言葉ですが、その後の句は、藩から朝廷との交渉役を頼まれ、それを断って松陰が生まれた村でひっそりと、おそらく松陰を供養すると同時に自分を見つめ直す時間にしようとした決意を表明した歌ではないかと思います。

この歌に込められた隠遁生活から抜け出した後に、下関戦争が勃発し、晋作は奇兵隊の創設へと動き出すことになります。
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普通の解説は、ネット検索で出るので、


晋作の別の句「三千世界の烏を殺し、ぬしと朝寝がしてみたい」の印象から、
極楽=西方浄土で、死ぬことを西方へ行くという言い回しがある。
勤皇のために次々に命を落とす同志たちのことを考えてはいるが、自分はたとえ逃げ回っても生き残って、やるべきことをやらなければならない。自分の思いは、神様だけが知っていれば良い。
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