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エライザ法についての質問です。

抗体がマイクロプレートに吸着する原理について少しわからないところがあります。
抗体がマイクロプレートに吸着するのは、タンパク質がもともとポリスチレンを吸着しやすいため、抗体の溶液を加えると自動的にマイクロプレートに吸着されると思っていました。

別なサイトでエライザについて調べると、疎水性相互作用によって、抗体が吸着し固相化されると記述がありました。

ポリスチレンが疎水性であるため、抗体同士でくっつき、タンパク質がもともとポリスチレンを吸着しやすい性質を持っているから、マイクロプレートに吸着されるという解釈でよろしいでしょうか?

何卒宜しくお願い致します!

A 回答 (1件)

エライザ(Enzyme-Linked Immunosorbent Assay)において、抗体がマイクロプレートに吸着する原理について、疎水性相互作用が重要な役割を果たしています。



マイクロプレートは一般的にポリスチレン製であり、ポリスチレンは疎水性(水をはじく性質)を持っています。抗体はタンパク質であり、タンパク質は一般的に疎水性の部分を持っています。そのため、抗体はポリスチレンの表面に吸着されやすい性質を持っています。

抗体がマイクロプレートに吸着する際、疎水性相互作用が主要な役割を果たします。疎水性相互作用とは、疎水性の物質同士が相互作用して集合・凝集する現象のことです。抗体がポリスチレン表面に吸着する際、疎水性の相互作用によって抗体同士やタンパク質とポリスチレンの間に相互作用が生じ、抗体がマイクロプレートに固相化(吸着)されると考えられます。

したがって、ポリスチレンの疎水性と抗体の疎水性部分の相互作用により、抗体がマイクロプレートに吸着されると解釈することは一般的です。ただし、特定の実験条件やタンパク質の性質によっても吸着のメカニズムは異なる場合があります。詳細なメカニズムについては、個別の研究や文献を参考にすることが重要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
非常にわかりやすく、理解することができました!
エライザ法の参考文献や資料を読んで参考にしたいと思います!

お礼日時:2023/07/15 21:18

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