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戦争で巧妙に本部に見捨てられた感じになった部隊なのに、
人力で盛り返し反転までなる例なんてありますかね?

質問者からの補足コメント

  • なるほど~
    殿に生き残られた暁には
    本部は立場が無くなるわけですね。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2023/08/03 10:08

A 回答 (2件)

殿(しんがり)と言う語句をご存じですか?


これも質問の主旨とは違うのかも知れませんが、日本の戦国時代から呼ばれています。
この殿とは、部隊の最後尾の部隊が主君や主力部隊を逃がす時間稼ぎを第一為に、追ってる敵軍に迎え撃つ囮となる役目の事です。
この殿を務める部隊は、見捨てられた部隊と全く同じ状態です。つまり、孤立無援のまま、優勢である敵軍に対し迎え撃つ部隊の事です。
殿を務めて成功した武将の中に、織田信長、豊臣秀吉がおります。
この回答への補足あり
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質問とはかなり異なりますが、「キスカ島撤退作戦(日本側)」「コテージ作戦(アメリカ側)」あたりは、それに近いかも知れません。



太平洋戦争において、日本軍の旗色が悪くなりかけていた頃の話ですが。
米軍が艦隊を投じ、日本が占領していたアッツ島の奪還を試み、同島の日本軍守備隊は玉砕してしまいます。
こちらは、ほぼ本部に見捨てられたと言えます。

米軍は引き続き、近隣のキスカ島に侵攻するのですが、その時には、同島の守備隊(5千名強)は、華麗なる撤退が完了。
しかしアッツ島における日本軍の徹底抗戦を経験している米軍側は、「日本軍が撤退する筈がない」と考えて、猛攻撃を加えるのですが。

上陸したアメリカ軍は、わずかな物音にも驚いて発砲するなどした結果、主に「同士討ち」により、100名以上の戦死者や、触雷だかで駆逐艦1隻が大破(これも戦死,負傷者,行方不明が多数)するなど、甚大な被害を蒙ります。

一方の日本側の被害は、そもそも兵士はおりませんが。
置き去りにされた軍用犬一匹が、砲撃により死んじゃったらしいです。
また「アメリカ兵をからかってやろう!」と、日本軍の軍医が落書きした「ペスト患者収容所」と言う看板が、怒った米軍兵にボコボコにされたみたい。

ちなみに、この看板作戦も大成功で、米軍は一時、大騒ぎになったそうな。
また、もう一匹、置き去りにされた軍用犬もいて、そのワンちゃんは米軍の捕虜となり、アメリカで天寿を全うしたそうです。

領土を放棄してますので、さすがに質問の「盛り返し反転」には至りませんが。
とは言え、実質、ワンちゃん一匹の尊い犠牲で、戦史に残る戦果を得たとは言えると思います。
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