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以下の表現で算用数字と漢数字のどちらを使うべきか迷っています(横書きの場合)。

もう一人/もう1人
もう一つの/もう1つの
1人しか/一人しか
~が一つ/1つ
一つだけ/1つだけ
一人で/1人で
(男性は)1人だけ/一人だけ
一本一本/1本1本
一列/1列

基本的には、他の数字に置き換えられる数字は算用数字を使うということは理解できるのですが、また、https://記事作成代行.jp/numeral/などを参考にして、いろいろ調べたのですが、上記の表現に関しては、今ひとつしっくりきません。文脈にもよるとは思いますが、できれば例を挙げてご説明いただけますと大変助かります。(上記の一部でも構いません。)

A 回答 (5件)

文脈によってどちらも使えますね。


使い分けの基準が人によって微妙に違ったりするのが悩ましいわけで。

個人的には、おおまかに
・数詞+助数詞の形で、人数や個数などをかぞえる場合は「1」。
・意味的に「単独」や「個別」などに置き換えられる場合は「一」。
・慣用句や名詞化したものも「一」。
のような使い分けをしています。

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マスコミや出版社の用字用語集も参考になります。
用語の使い分けだけでなく、「数字の書き方」として具体的に解説してあるので、迷ったら参照することにしています。
新聞は縦書きですが、算用数字と漢数字の使い分けは基本的に横書きと同様の基準になっています。

●共同通信『記者ハンドブック 新聞用字用語集 第14版』

ひとつ  一つ 一つずつ、一つ一つ、もう一つ(の○○)
 〔注〕副詞的に「いまひとつ、もうひとつ」と使う場合は平仮名書き。

ひとり
=(慣用)一人〔成句、慣用句、決まり文句など〕
  人っ子一人いない、一人親方、一人口は食えない、一人子=ひとりご、
  一人芝居・舞台、一人旅〔単身〕、一人っ子、一人天下、一人息子・娘

=1人〔人数を示す場合〕
  1人死亡2人重傷、4人のうち1人

=独り〔孤独、独断、独占、単独〕
  独り占い、独り勝ち、独り合点、独り決め、独り言、独り占め、
  独り相撲〔比喩的〕、独り立ちできる収入、独り旅〔独走〕、
  独りで決める、独り寝、独り舞台〔比喩的〕、独りぼっち、独り身、
  独り者、独り善がり

〔注〕「一人・独り」は内容によって使い分け、迷う場合は「一人」とする。

ひと…
=一〔主に漢字に続く場合〕
  一汗、一荒れ、一打ち、一思いに〔思い切って〕、一声、一言、
  一塩〔魚・野菜に塩をふりかける〕、一筋、一続き、一(っ)飛び、
  一握り、一寝入り、一眠り、一昔、一悶着、一休み

〔注〕文脈によっては「ひと汗、ひと思い、ひと声、ひと言、ひと昔」などと平仮名書き。

=ひと〔主に平仮名に続く場合、副詞〕
  ひとくくり、ひとくさり、ひとしきり、ひとたび、ひとたまり、
  ひとつまみ、ひとまとめ、ひともうけ

=1〔数を示す場合〕
  1株当たり、1桁の成長率

●時事通信『用字用語ブック 第8版』

ひとつ  一つ ~一つ覚え、一つずつ、一つ一つ

ひとり
=1人〈他の数字ど置き畏えられるもの。人数〉
 ~被害者の1人は女性、1人当たり、1人死亡3人重傷、1人ずつ

=(慣用)一人〈他の数字ど置き換ええられない場合など〉
 ~自分一人、首相候補の一人、誰一人として、人っ子一人いない、
  (マージャンで)一人勝ち、一人(っ)きり、一人芝居(を演じる)、
  一人旅、一人っ子、一人天下、一人二役、一人息子・娘

=独り〈孤独、単独、独立などの意味合いが強いもの〉
  ~(米国の)独り勝ち、独り合点、独り決め、独り気を吐く、独り言、
  独り占め、独り相撲、独り立ち、独りで悩む、独ひ寝、独り…ばかりでなく、
  独り舞台、独りぼっち、独り身、独り者、独り善がり、独り笑い

[注]「1人」「一人」「独り」は内容によって使い分ける。
  文脈によって「ひとひ芝居、ひとり旅」など平仮名書きを活用する。

ひと・・
=一 〈主に漢字に続く場合、回数を示す場合〉
 ~一味、一足先に、一汗かく、一当たり、一荒れ、一泡、一押し、一思い、
  一抱え、一稼ぎ、一塊、一区切り、二言、一筋、一そろい、一つかみ、
  一突き、一続き、一(っ)飛び、一つまみ、一通り、一握り、一寝入り、
  一眠り、一走り、一肌脱ぐ、一働き、一花咲かせる、一回り、一群れ、
  一巡り、一目ぼれ、一休み

[注]文脈に応じて「ひと味」「ひと思い」「ひと言」などと平仮名書きしてもよい。

=(一)→ひと〈主に平仮名に続ぐ場合、副詞、名詞〉
 ~ひとくさり、ひとしきり、ひとたまり、ひとまず、ひとまたぎ、
  ひとまとめ、ひともうけ

=1〈洋数字の場合〉
 ~1口500円、1桁の成長率
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この回答へのお礼

総括的にまとめていただきありがとうございました。大変参考になります。

お礼日時:2023/10/17 00:03

普通は 縦書きの時は 漢数字、横書きの時は 算用数字 で良いのでは。


例として 挙げられたものは 全部 上記のルールで良いと思いますよ。
勿論 数字が 漢字の熟語の一部の時は 横書きでも 漢数字ですね。
「一石二鳥」「一里塚」など。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になりました。「縦書きの時は漢数字、横書きの時は算用数字」はシンプルでわかりやすいですね。

お礼日時:2023/10/16 22:59

国が公用文について、以下のような指針を示しています。


民間の文書まで強制力のあるものではありませんが、これにならうのが良いでしょう。

------------------- 引 用 -------------------
(8ページ)
3. 左横が機の場合は、特別の場合を除き、アラビア数字を使用する。
注 1. 横書きの文章の中でも「一般に、一部分、一間(ひとま)、三月(みつき)」のような場合には漢字を用いる。
-以下略-
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/k …

>上記の表現に関しては、今ひとつしっくりきません…

いずれも算用数字で良いみたいですね。

算用数字でだめなのは、この教えてgooでもよく見られる
・49日
・33回忌
・お7夜、初7日
などの表記です。

日本語に関して詳しくは文化庁の「国語施策」をどうぞ。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/k …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2023/10/16 22:57

個人の好みですね。



横書きの書類には算用数字(アラビア数字)、縦書きの書類には漢数字を使用するのが一般的です。履歴書は横書きが多いので、日付や元号、住所の丁目や番地、電話番号などは算用数字を使用します。算用数字を使用することで読みやすくなり、数字の判別もしやすくなります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2023/10/16 22:57

こんなの出てきました。



さんようすうじとhttps://cakutama.com/blog/writingtechnique/how-t …

自分的にはもう一つの原則があります。
倭語読みをする場合は漢数字、漢語読みができる場合で数量・順位表す場合は算用数字です。(上記の例では下の二つが数字)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2023/10/16 23:00

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