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添付図は宇宙の進化を表しているおなじみの図です。
図の現在時間における観測可能な宇宙の大きさは半径が約470億光年です。
インフレーションが終わった時には、ほぼ現在の宇宙の大きさになったとしております(インフレーション理論)。
ところで、ビッグバンから約38万年後の宇宙の晴れ上がり時の宇宙の大きさは、半径が4000万光年~5000万光年というのが定説です。
でも、この図のスケールで見ると、この時の宇宙の半径は約400億光年くらいになります。この約1000倍の大きさの差は何なのでしょうか。
また、図中において、宇宙の外側の黒い部分は、138億年より前にできていた我々の親宇宙の領域であると思うのですが(マルチバース理論)。
詳しい方のご教示をよろしくお願いします。

「宇宙の進化に関する質問です。」の質問画像

A 回答 (4件)

この絵の描き方に問題があります。



この絵ではあたかもインフレーションが終わったときに宇宙マイクロ波背景放射がうまれた(宇宙の晴れ上がりがおきた)ような印象をあたえられがちですがそうではありません。

宇宙がインフレーションといわれる急膨張をしたのは宇宙誕生の10-36秒後から10-34秒後という超短時間です。「黄色」の部分までインフレーションがおきたわけではありません。

現在の宇宙論は生まれた瞬間に指数関数的に急拡大してインフレーションがおわった段階で膨大な潜熱を発生させそれがビッグバンにつながったというものです。あとはご存じの通り38万年後に宇宙の晴れ上がりがおきたのですね。

それにこの絵は宇宙がどのように拡大したのかを図示したものであって、この大きさの率の通り宇宙が増大したわけではありません。インフレーションのあと膨張速度が遅くなっていたのが30億年ぐらい前に加速膨張宇宙に転じたという現在の観測結果を模式化しただけです。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございました。図には目盛りを打っているわけでもないし、宇宙の成長過程を模式化した単なる概念図だったのですね。考えすぎでした。どうも有難うございました。

お礼日時:2024/05/23 07:24

宇宙の広がり方の図についていえば、先の質問に示されている宇宙図の方が正確に描かれていると思います。

この図はイメージ図としてもインフレーション膨張の部分を強調しすぎているようです。
 図のラッパ型の外側は、インフレーション膨張で我々から観測できなくなった領域という事になります。
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この回答へのお礼

半径470億光年の領域は、宇宙の晴れ上がり後の領域ですので、その前の38万年間の情報は図のラッパ型の外側にあるような気もするのですが。でも参考になりました。どうも有難うございました。

お礼日時:2024/05/23 07:19

インフレーションの膨張がそれだけすごかったということ。



原子サイズの宇宙が一気に直径1センチほどに広がったのである。
ビッグバン以後の拡大率とは桁が違う。

それを「模式的」に表した図なのだろう。
何十桁もの開きがある現象を1枚の紙の上にそのまま描くことはできない。
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この回答へのお礼

いつもご指導有難うございます。直径1㎝の膨張は、砂粒が銀河系の大きさになったようなものである、ということを知りました。参考になりました。

お礼日時:2024/05/23 07:10

誰にも分かるはずありませんね


現在の標準理論であっても矛盾だらけ
この世界は1年経てば以前の理論が全くの出鱈目、と言った事も良くある話し
今の理論を捨てないためにはどうしてもヒッグス場が必要
何だエーテルと何も変わりないじゃん

ということで
図のスケールは観念的な物
拘っても意味ありません
黒い部分は宇宙の外側、ではありません
混沌の中に浮かぶ宇宙が膨張をしている、ではないのです
膨張したところまでが宇宙なのであり、空間全体は閉じている構造なので「宇宙の外側」という概念はありません

そもそも宇宙という字は「全ての時間と全ての空間」という意味
今の中国人は人類の真の敵ですが、昔の中国人は偉大だった
時間と空間が宇宙の全てなのです
真っ暗な闇に宇宙が浮かんでいる訳ではありません
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この回答へのお礼

早速のご投稿ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2024/05/23 06:49

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