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ポンドを表すマークはリブラという重量の単位でドルを表すマークはソリドスと聞きました。ドルより上の単位がリブラみたいですが、リブラの上は何ですか?

A 回答 (2件)

ヨーロッパの社会制度は、多くのものが「古代ローマ帝国」の制度を基にしています。


貨幣制度(通貨制度ではなく)も、古代ローマのものを継承しています。

古代ローマの制度は
・小単位:デナリウス
・中単位:ソリドゥス = 12デナリウス
・大単位:リブラ = 20ソリドゥス = 240デナリウス
だったようです。
硬貨は、材質(金、銀、銅など)とその重さで価値が決まりました。
「デナリウス」は「銀」が語源です。
さらに、同じ材質なら「重さ」で価値が決まるので、「重さ」の単位が「貨幣価値」の単位になることも多かったようです。
また、数学の進んだアラビア社会からの影響で、「60進法」「12進法」がとりこまれたようです。いろいろな数に「分割」ができますからね。

たとえばイングランドでは、これらの制度を受け継いで
・デナリウス → ペニー(複数形は「ペンス」)
・ソリドゥス → シリング(現在は使わず)= 旧12ペンス
・リブラ → ポンド = 旧20シリング = 現在は 100ペンス
でした。(1971年に通貨制度が変わって、シリングが廃止され、1 ポンド = 100 ペンスになった。それまでは 1 ポンド = 240 ペンス)
なので、ポンドの通貨記号はアルファベットの「L:エル」を使った「£」です。
「ポンド」にその上の通貨単位がないように、貨幣の重さで「リブラ」以上の単位はなかったようです。

ただし、「デナリウス」が「銀貨」であるのに対して、その上の「金貨」は「アウレウス」と呼ばれたようです。おそらく「銀貨のリブラ」に対して「金貨のリブラ」はもっと大きな価値だったのでしょうね。

中世ヨーロッパの貨幣制度は、たとえばこんなサイトを参照ください。

https://housecarl.blog.shinobi.jp/blog/%E4%B8%AD …

古代ローマの通貨制度は

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3 …
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リブラは古代ローマの通貨の単位(libra)の頭文字から作られたそうです。

重さの単位ですけれど、もともとはシチリアのコインの名前という説があります。
https://www.etymonline.com/jp/word/Libra
ドルは、メキシコペソのマーク(PとSを併せて書いたもの)だったという説が主流のようです。

どちらが上とか言う話はないように思います。
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