国会についての問題です。 ①いわゆる統括機関説によれば憲法41条の「最高」に法的意味はないものの、同

国会についての問題です。
①いわゆる統括機関説によれば憲法41条の「最高」に法的意味はないものの、同条から、帰属不明な権限が発生した場合には、内閣の権限が推定されるという。
②いわゆる政治的美称説によれば、憲法41条の「最高」により、国会は法的に最高機関となり、内閣や裁判所を統制することができる。
③政治的美称説は権力分立論をその根拠としている。
④いわゆる総合調整機能（機関）説によれば、憲法41条は、国会が、法上認められた様々な権能を用いて総合調整機能をはたすことをもって「最高」と定めているという。

以上の文のどれが正しいですか？理由も含めてお願いいたします

No.2 回答者： Dendrocacalia 回答日時： 2024/07/28 04:00

正解は③と④。

①の「内閣」は「国会」の誤り。
②の「美称」は「法的」の対概念であるから、「法的に最高機関となり、内閣や裁判所を統制することができる。」は成り立たない。
③の権力分立論で、国会は内閣や裁判所から統制される。よって、41条の「最高」を美称と解釈する説が導かれるわけだから、正解。
④は総合調整機能説の大体の定義であるから、トートロジーとして正解。

No.1 回答者： ogi_3 回答日時： 2024/07/27 12:32

分らん時は「サイコロ」。