ギリギリ行けるお一人様のライン

質問です。

何年か前に、どこかの記事で目にした事なのですが、「地球で最初に生まれたバクテリアといった単細胞生物が雌しかいなかった。しかし雌だけだと絶滅してしまうので、後に雄を作ったことで種が繁栄していった」

といったような事が書かれていました。

これって本当ですか?

違ったらすみません。

よろしくお願いします。

  • 画像を添付する (ファイルサイズ:10MB以内、ファイル形式:JPG/GIF/PNG)
  • 今の自分の気分スタンプを選ぼう!
あと4000文字

A 回答 (8件)

その文は間違いです。



理解するには、オスとメスの定義から考えるのが良いと思います。

有性生殖をする生物の子供を作るための細胞を配偶子といいます。
配偶子が2つくっついて、一つの子供の細胞をつくります。

この配偶子には、サイズに差があるものと無いものがいます。
差がないものの代表は、ゾウリムシや、ミドリムシなどで、同形配偶子と呼びます。

我々のように、逆に大きさが違うものを、異形配偶子といい、我々が生き物と言われて思いつく、多くの生物はこちらを採用しています。

異形配偶子は基本的に、栄養を多く蓄えて運動性が無く大きいものと、運動性があって小さいものに別れ、大きいものを卵(らん)、小さいものを精子と呼びます。

生物学的には卵を作るものをメスといい、精子を作るものをオスといいます。

また、人間は雌雄は性染色体によって決められていますが、ある個体がオスであるかメスであるかは染色体によって決められるとは限りません。

例えばワニの仲間は、卵が埋められた地面の温度で雌雄が決まります。
温暖化が早く進むと、性比(オスとメスの数の比率)が偏ってしまうのではないかと心配されています。

魚の性は多種多様で、生まれたときから決まっているものもいれば、群れの中の一番大きなものがメスになるもの、小さい時はオス、中ぐらいでメス、大きくなると再びオスになるような種もいます。

貝の仲間には、雌雄同体というものがいて、こちらは一つの個体が同時に卵も精子も作ります。
精子をお互いに渡しあって、お互いに卵を育てるものもいれば、交接時に先に相手を刺せたものが精子を提供してオスとしての役割を担い、刺されたものが卵を体で育ててメスとしての役割を果たすという特殊なものもいます。

植物も雌雄同体で、雄しべ雌しべを同時に持っているものが多いですが、雌雄異体で雄株、雌株が別れるものや、成長過程で小さい時は雄花しか咲かさず、大きくなると雌花を咲かすようなものもいます。

生まれたときから、性別が決まっている生き物にもシステムの違いがあり、我々人間をはじめとした哺乳類はXY染色型で、メスがXX(ホモ)、オスがXY(ヘテロ)で発現します。

鳥類は逆で、メスがWZ(ヘテロ)、オスがZZ(ホモ)がオスになります。

カエルには6本も性染色体を持つものがいて、YXとZWの複合型になっているものもいます。


書いてきたように、オスとメスの決定は様々で、本質的な違いは、配偶子の大きさしかありません。

地球の初期にメスしかいなかったのではなく、まず無性生殖で個体が交わらずに子孫を残すのものしかいませんでした。

その後有性生殖が誕生し、まず同じ形の配偶子を交換するものが出てきたのです。

さらに配偶子に大きさの差ができ始めた時に、オスと呼ぶべきものと、メスと呼ぶべきものがようやく、同時に誕生したのです。


ですから、ある生物でメスしかいないという現象はありえません。
交配せずに一個体で生殖できるものは、無性です。


ただし、進化の過程で雌雄あったものが、オスだけ欠落してメスのみで生殖できるようになる例もたまに見られ、その際は周囲の分類群との比較上、「メスだけ」と言われることもあります(体の構造は周囲の分類群のメスと同等なので)。
    • good
    • 1

調べてみたところ



地球で初めて誕生した生物は、雄と雌の区別がない無性生殖を行う生物だったと考えられています

地球の初期には無性生殖が優勢でしたが、環境の変化に適応できず滅びる生物が続きました

一方、有性生殖を行う生物は、雄と雌が協力して子孫を残すことで、遺伝子を交換して多様性を高めることができました

このため、有性生殖を行う生物が高等生物の中で一般的になっていったと考えられています

余談ですが
地球で初めて有性生殖を行った生物は、約5億6500万年前に生息していた管状の無脊椎動物であるフニジア・ドロシアという可能性があります

この生物の化石は、2005年に南オーストラリア奥地の海底で発見されたそうです

回答になってないなら、ごめんなさい(^^;;
    • good
    • 1

聖書では神が雄を最初に作り、そのあばら骨で雌を作ったとあるね。


神を遠い高度な文明を持つ他星より来た宇宙人説有。
    • good
    • 0

単細胞は子供を産みません。

分裂することで種を増やします。
子供を産まないので雌という概念がありません。
単細胞生物に限らず、細胞は分裂により増えます。人間を始めとして多細胞生物の細胞も分裂により増えるからと言って、細胞に性別を雌としたりはしないでしょう。
    • good
    • 0

多分嘘。

聞いたことないし、そもそも科学的におかしいと思います。

単細胞生物にオスやメスの区別はありません。そいつらは無性生殖で子孫を反映していく生き物で、有性生殖、つまり精と卵子がくっついて子どもが生まれるという形態を取りません。

オスメスの区別のない単細胞生物がいて、それが進化してオスやメスの区別のある生物が生まれました、
    • good
    • 0

変異がしやすいからですね



それだけですよ
    • good
    • 0

そもそも「単細胞生物」に雌雄の区別はありませんよ。


何の記事で見たのか知りませんが、そんな明らかにデマを書いている記事を真に受けないことです。
雌雄の区別は多細胞生物、しかもある程度高度に進化した生物においてはじめて表れる特性です。
    • good
    • 1

そうかもしれないです



余談ですが、最初のいきものは、、、

花だったそうです


46億年もむかしだからわからないですが
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報