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造船がなんで、日米の交渉カードになるんですか?

A 回答 (11件中1~10件)

アメリカの造船能力がものすごく低くなってしまったからです。



いま世界でもっとも造船能力があるのは中国で、だから軍艦などもバンバン建造しています。もちろん修理能力もアメリカは落ちています。

ちなみに造船建造数の世界シェアは中国が46.6%とトップ、韓国が29.2%、日本が17.3%で、アメリカは0.1%しかありません。


なので「中国と対抗するには、アメリカの同盟国の中で造船能力がある国と協力する」のが最も早道で、すでに日本は横須賀港で米軍艦船の修理や整備の実績があります。

アメリカの関税政策は「中国に対抗するため」という理由が割と大きいので、日本はアメリカに対して交渉カードにできるのです。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2025/06/12 16:54

No.7です。



軍艦の舷側に取り付けるアーマー(装甲板)は、ハッドフィールド鋼という衝撃で硬くなり磁性の無い高マンガン鋼をベースとして、さらに性能を向上した素材です。

戦艦大和のアーマーは厚さ40cm以上、現在は同等の性能でもっと薄くできます。しかし、それを双曲面に加工しなければなりません。

日本にはアーマーの素材や複雑な曲面加工技術があるのです。今後の新しい空母打撃群の構築ために、日本の技術が必要なのです。
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1つは、造船能力の問題。


もう1つは、軍艦の製造能力だったと思います。(機密保持も含めて)
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No.7です。



USスチールだってそうです。

粗鋼では中国が安いに決まっています。
日本は高張力鋼板や特殊鋼で競争力を維持しています。

トランプさんも、周りにレクチャーされて気づいたんじゃないですかね。日本の技術を入れないとダメだって。
軍艦は鉄のかたまりですからね。
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No.7です。



かつて東芝機械のスクリューを研削する設備がソ連に輸出されたときは、国際的な政治問題に発展しましたね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E8%8A%9D …

これって、潜水艦の静粛性にかかわるキー技術なんです。
こういうキー技術が日本にはたくさんあるのです。

彼らが喉から手が出るほど欲しいのは、船そのものではなく、素材や加工技術なんですよ。
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商船であれば、韓国の方が安価。



日本の造船技術が交渉カードになるとしたら、日本の潜水艦の静粛性です。

日米英の合同海洋訓練で日本が敵国役を演じたとき、日本の潜水艦が発見されなかったことから、彼らは相当脅威に感じているハズ。

かといって、日本に自国の潜水艦を作らせたくない(機密のオンパレードだから)。

だから、技術供与が交渉カードとなります。
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三菱重工の株は買っておいた方が良いですか?

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世界貿易の9割を占める海運貿易において、日本の商船建造技術が世界トップレベルで、大きなシェアを占めているからです。



アメリカは大陸であるため国内の陸路輸送が重視され、造船は軍事目的に特化されており、商船建造技術・シェアともにアメリカは世界的にとても低い位置づけにあるからです。
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アメリカの意図として、沿岸警備隊や海軍で使う船の発注先を探しているのでは無いですか。


 その点で、高性能な護衛艦や潜水艦を建造している技術と経験のある日本が発注先の候補になる。

 コスト面で言うと、中国や韓国に発注するメリットがあるけど、両国とも機密にしたい内部情報が漏れる危険性が高すぎる。

 と言うことで、発注先はどうしても日本一択になってしまうんじゃ無いですか。
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日本も造船業は斜陽産業ですが、アメリカではもう完全壊滅の過去の産業です。


敗者同士で傷を舐めあい、過去の栄光にすがって圧倒的1位の中国に対抗しようという話なんです。
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