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 交通違反者に対してボランティア活動に従事することで、免許停止の期間が短縮されるという制度についてどう思いますか。実際に実施している市町村や国はありますか?その長所と短所を教えて下さい。

A 回答 (3件)

「違反者講習」のことでしょうか?この制度はPicninManiaさんのおっしゃる通り、道路交通法に規定され全国で行われているものです。


 対象者は過去3年間に前歴がない人で3点以内の軽微な違反を繰り返して累積点数がちょうど6点になった人のみです。本来30日の短期免許停止期間に入るべき人ですが、教育により改善が期待できるとして、「違反者講習」を受講した人に限り免許停止処分は課されない、という制度です。そして、この講習の中身が「事前体験コース」とか「実車体験コース」などの選択制になっていて、ボランティアもその中の選択肢の1つになっているわけです。
 行政処分の緩和制度のひとつであり、違反者にとって不利益ではないわけですから、マイナスではないでしょう。ボランティアもあくまでも選択性で任意ですから、本人が希望していく以上いいと思います。(ただし、ボランティアコースの方が実車コースより講習受講料が若干安くなっています。)もちろん、受けたくなければそのまま30日の免許停止処分に入ればいいわけですし。。。
 「悪いことをしたんだぞ」と言う内容の講義をずっと聴いているよりかえって効果があると言うことも聞いたことがあります。ボランティア活動から得られることは案外たくさんあります。普段の自分の視点からは見えなかったものが見えてきたりします。その意味で私はいいのではないかな、と思っていますが。参加した人を多数見ていますが、結構すっきりした顔で皆さん帰ってきていらっしゃいます。
 ちなみに、実際の免許停止についても30日・60日停止については1日、90日・120日停止については2日間、それぞれ短縮講習を受けると30日→1日、その他は最大半分に短縮されます。この内容にもしボランティア活動が含まれているなら、「違反者講習」のほうと同様の効果が期待できるのではないでしょうか?ただ、受講しさえすれば簡単に免許停止期間が短くなる、というので反省は形だけ、という人がいれば、これは短所ですよね。
 
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はじめまして、はずかしながら経験者です。


現行の道路交通法で、全国的に採用されているのだと思いますよ。

ちなみに、私は福岡県在住ですが一昨年、軽微な違反の積み重ねで違反点数が6点になってしまい、短期免許停止処分30日になりました。
その際、通常は交通安全講習を1日受けるところを、選択制だったと思いますが社会奉仕活動を3時間程度行なう事により、免許停止期間の短縮29日を受けることが出来ました。内容はマイクロバスで県営の公園に移動し、ゴミ拾いを行なうというものでした。
感想としては、通常の交通安全講習が少し屈辱的な状況に追い込まれることで反省を促すものであったのに対し、社会奉仕活動の方は、ボランティアでもあり、屋外を散策しながらゴミを拾い集めるのは結構楽しかったです。また、引率を行なう指導員の対応が、「違反者」としてではなく、「ボランティア」として対応してくれたので、屈辱的な雰囲気が全くなかったのが良かったです。
交通違反を行なってしまったとはいえ、犯罪者ではないし、罰金も払っているので従来の違反者講習の屈辱的な雰囲気は、とても嫌なものでした。内容的には道路交通法の細則を教えられるものですが、結果として違反は違反だから、見つかる見つからないに関わらず、違反しないようにしよう、と思う様になりましたが、今回の社会奉仕活動制度は、違反を個人的な不運とは考えずに、自分の違反行動は社会の一員としてあるべき姿から逸脱していたことだとに気付かされました。
つまり、以前の講習の時には違反を個人的な問題と捉えたのに対し、社会奉仕活動に参加することで、違反を社会的な面から捉えることが出きるようになったと思います。そうゆう意識をもたらすことが、この制度の長所だと思いました。
短所無いように思います。
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この回答へのお礼

私も免許を持っていますが、現行の道路交通法で、
全国的に採用されているということを知りませんでした。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/04 18:54

こんばんは。


私の知る範囲ではそのような制度はないと思います。
ただ、交通違反で裁判沙汰となった人がボランティア活動をして
酌量されて判決が有利なものとなる、というのは聞いたことがあります。
本心からボランティアをして少しでも社会の為に尽くしたい、と考える
方もいらっしゃるでしょうが大抵の場合はそうではないようなのが
実情ではないでしょうか?
この場合と仮定して…
長所:本心から自分の罪を悔いている人に対しては早期の社会復帰を促す
   ことができる。
短所:本心から悔いているいないにかかわらず、被害者や遺族の立場から
   考えると到底納得のできないことが多いのも事実でしょう。
   本心からボランティアしていない人に対しての見極めが難しくて
   その結果、そういった人たちも早期に社会復帰できる可能性がある。
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この回答へのお礼

始めての質問で解答がくるのか不安でしたが、早くに返事が来たので嬉しかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/04 18:48

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