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世の中には、その道に精通している人がいます。
(また、その様に自負しておられる人もいます)

その人達が使う「難解な言葉」「専門用語」は、通常生活している限りにおいては使われることが少なく、意味を理解するだけで大変なものが多いと思います。

例えば、何かの勉強をしたいと思い立ち、書店・図書館で、それに関連した書物・資料などを探します。

その場合、まずは「入門書」のような簡単な内容のものを探すことが多いと思いますが、「入門書」とは名ばかりの、難解な言葉・専門用語が並び、初心者には到底理解できない書物も多いように感じています。

一方で、身近な例などを交えながら、何とかして初心者に理解してもらおうと、努力されていることが見えてくる書物も見受けられます。

今までの私ですと、難解な言葉が使われている書物は無視して、できるだけ砕けた言葉で書かれている書物を選択していました。

でも最近、「どちらの書物を読むほうが自分にとってプラスになるのか?」という疑問を抱くようになってしまいました。
(わかりにくい表現だと思います。申し訳ありません)

つまり、
「難しい言葉が使われている書物を読むことで、深い知識を得る」 事と
「簡単な言葉が使われている書物を読む事で、浅い知識を得る」
事では、どちらが自分にとって有用な知識を身につける事ができるのかが分からないのです。

もちろん「入門書」と書かれている書物を読む訳ですから、その作者なりに易しく書かれている事が前提なのですが・・・。

もうひとつ関連した事で、逆に普段、「難解な言葉」「専門用語」を使われている方は、どのような考えを持って、それらの言葉を使われているのかもお聞きしたいです。

どうぞよろしくお願い致します。
(自分なりに考えをまとめて書いたつもりですが、わかりにくい表現などがありましたら補足させて頂きますので、ご指摘下さい)

A 回答 (12件中1~10件)

他の人もおっしゃってますが、わざと難しく書こうと思って書いている専門家はほとんどいないと思います。


ただわかりやすいように、と思って書いている人は少ないかもしれませんが。

さらに既出ですが、専門用語などであれば、簡単な言葉で書ければいいのですが、どうしてもニュアンスが異なってきます。
自分も時々頼まれて書くことがあるのですが、その場合は読者対象として予想される人に合わせて書いていますが。

ただ●●入門などという場合は、その道に足を踏み入れようとする人が読むものですので、ある程度の専門用語には慣れておくべきでは。
それ用の辞書類なども出ているでしょうし。
逆に誰でも読めるような体裁の本は、一般の人が教養として、または好奇心から手に取るようなタイプの本になるので、どうしても内容が浅くなるでしょうし、表現も正確性に欠ける場合があります。

そのどちらも一長一短がありますので、どのような知識を求めているのか、それにより選ぶ必要があるでしょうね。
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この回答へのお礼

>わざと難しく書こうと思って書いている専門家はほとんどいないと思います

これは、段々皆様の回答を読ませて頂く中で、分かってきました。
全ての専門用語が、理解しにくくする為に書かれているものでは無いという事も分かってきました。

>そのどちらも一長一短がありますので、どのような知識を求めているのか、それにより選ぶ必要があるでしょうね。

そうかもしれませんね。
やはり、「その道に精通したい」と思っているのであれば、いずれは「専門用語」に触れることになるわけですから、それが早いか遅いか、だけの違いなのかもしれませんね。

ただ、今はどんなに専門的な分野で活躍しておられる方でも、やはり最初は、その分野については分からないことだらけであったと思われますよね。

その中には、1冊の書物との出会いにより、「よし、この道に進んでいこう」と決断される方もいらっしゃるのだと思われます。

でも、そのような書物に出会える確率が、かなり低いように感じているのは、私だけなのでしょうか?
(できるだけ「図」や「絵」などを用いて、わかりやすそうな書物を選んでいるつもりなのですが・・・)

やはり私の努力が足りないのでしょうか。

回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 16:07

最近はかなり少なくなりましたが、やたらにカタカナ語を使う方がおられます。

この解答欄だけでも、バンダー、難解なキャンディーズ、人生はニュートラル等々。何のことかわかりません。
これぐらいのことは解るだろう、解ってくれるだろうという慢心からくるのだろうと思います。
英語の外来語にしても、英語をまともに勉強した者には大部分理解できます。しかし100%の人が理解できるとは言えません。何年も英語を見たこともない人もいるし、はじめから知らない人もいて、それは千差万別です。
やたらにカタカナ語を使う方にはあきらかに、どなたかが書かれているように、専門家ぶっているなと思われる人もいます。
解りにくいことばを使う人は頭の悪い人だと酷評している人に出くわしたことがあります。自分の主張を押し付けるために、わざと難解な言葉を使う人もいらっしゃいます。いくらでもいます。
少なくとも、初心者むきの本を書く人は読者は何も知らないのだという意識のもとで本を書いてもらいたいですね。自分だけわかっていれば良いという態度の人がいかに多いことでしょう。

この回答への補足

皆様、沢山の有用な回答を頂きまして有難うございました。感謝致します。

さて、私なりに「こうではないかな?」という結論が出てきていることは確かですが、人それぞれ、いろんな角度から見ることができる問題でしょうし、それぞれの方の立場から、又違った意見をお持ちの方もおられるであろうと思います。

ですので、もうしばらくは、このまま締め切らないようにしようと思っておりますので、どしどしと書き込んでください。
(お礼が少し遅れるかもしれませんが、必ず書かせて頂きます。)

補足日時:2005/06/19 15:42
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この回答へのお礼

>最近はかなり少なくなりましたが、やたらにカタカナ語を使う方がおられます。
>これぐらいのことは解るだろう、解ってくれるだろうという慢心からくるのだろうと思います。

ANo.11様のご意見と同感です。
私も、そんなに言葉を知っているほうでは無いので、ニュースなどで報道されたり、新聞などに書かれている言葉で理解できない言葉も多いです。

ただ、確かに「著者の慢心」から、あえて難解な言葉を使っている人がいらっしゃる事も事実だとは思いますが、なかには「その言葉を使わなければ、違う意味でとらえられてしまう」ことを恐れて、専門用語を使っているケースもあるという事が、皆様の回答を見たことによってわかってきました。

でも、「著者の慢心」によって書かれている書物があることは確かだとは思いますので、何とか初心者の立場に立って、書くという努力をして欲しいものですよね。

>難解なキャンディーズ

実は私は、この言葉を見て、不覚にも大笑いしてしまいました。(申し訳ありません)

ANo.6様が使われているこの「難解なキャンディーズ」と言いますのは、今、関西を中心に活躍している、吉本興業所属の若手漫才師コンビ「南海キャンディーズ」にかけたシャレであると解釈しています。
(参考URLをご覧下さいね)↓
http://www.asahi.com/kansai/syun/OSK200505110023 …

私と同じ考えの方がいらっしゃると分かり、とても心強いです。回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 14:34

専門用語の多用について考えてみました。



最近読んだ2冊の本
『デモクラシーの冒険』(姜尚中、テッサ・モーリス・スズキ共著 集英社)
『「ことば」の課外授業』(西江雅之著 洋泉社)

この2冊は対談集、講義集なので、どちらも話し言葉で構成されています。前者は「専門用語はなるべく使わない。使う場合は解説する」という決まりを作って話しています。後者は特に明記されていませんが、身近でないカタカナ語が出てくる場合は語の説明を加え、「なぜその専門用語(カタカナ語)を使わなければならないか」という説明もしています。

専門用語で特に理解しづらいのは外国語の単語をそのままカタカナ表記にしたものだろうと思います。『「ことば」の課外授業』では、たとえば「ダイグロッシア」という言葉について「ある社会で見られる、話題による言語の切り替え」と説明し、この言葉をそのまま使う理由として、「ダイグロッシア」には「二言語併用」「二言語兼用」などの訳語があるが、その中には「ダイグロッシア」以外の意味を持つものがあって混乱を招くため、と説明しています。

専門家が専門用語を多用する理由の一つには
「専門用語を一般用語に説明しなおすのは面倒である」ということ、もう一つは
「専門用語は一般用語に置き換えられない」
ということがあるからではないかと思います。
「面倒」なのでやらない、という専門家は論外としても、先ほど例を挙げたように「言葉の意味」と「その言葉を使わなければならない理由」をいちいち説明しながら文章を進めていくのはなかなか大変です。
「置き換えられない」という懸念は、専門家であればどうしても気になるところなのだと思います。違う言葉では正確に定義できないため、本の中で便宜上でも訳語を使う気になれない、と考える人も少なくないかもしれません。

上記の2冊は、話し言葉形式なので専門用語を解説しながら論を進めていくということが可能ですが、普通の書式では、注を入れる形になることが多いでしょう。注があまりに長く、分量も多いと、注ばかり読んでしまって本文のことはよく分からない、ということもあります。これは、私にその本を読むだけの力がないということかもしれませんが、それでも、「読みやすい本文と注の割合」というものはあるように思います。読みやすさを優先して言葉の説明を少なめにしているものもあるのではないでしょうか。

私の経験では、易しい入門書のあと、次の段階の本が難しいと感じる場合は、「易しい入門書」レベルものを同じ内容であっても何冊か読むことが有効であるように思います。次の段階が難しいというのは、入門書レベルの専門知識が身についていないからです。1冊だけでは、なかなか身につくものではありません。
「難しいことを難しく説明する」ことしかできない著者もたくさんいますが、内容が専門的になるにつれて専門用語が増えていくことは、やむをえない面がある気がします。

「難解な言葉」に関しては、専門用語よりは不要である場合が多いと思います。
難解な言葉を多用すること=内容が高度であること
と錯覚している著者・読者がいますが、それは違うと思います。
しかし「難解な言葉を読む」ことを楽しむ読者も存在していますから、世の中いろいろですね…。
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この回答へのお礼

丁寧に、実際に読まれた本を例に分かり易くご説明頂き、感謝致しております。

>専門家が専門用語を多用する理由の一つには
>「専門用語を一般用語に説明しなおすのは面倒である」ということ、もう一つは
>「専門用語は一般用語に置き換えられない」
>ということがあるからではないかと思います。

こちらに関しては、皆様のご意見、ANo.10様の回答内容を読む事によって、かなりわかってきています。

「著者としては、できるだけ読者に自分の考えを理解して欲しい」
「でも、あまりにも一般用語に置き換えていると、本来のその言葉の意味からかけ離れたものになる可能性がある」

この二つの想いの間で、著者自身も苦悩している実情が、よくわかってきました。

理解できない書物について、著者にばかり責任を押し付けるのではなく、読者自身も、歩み寄る姿勢が大事なのではないか、と考えるようになってきました。

>注があまりに長く、分量も多いと、注ばかり読んでしまって本文のことはよく分からない、ということもあります。

確かに、いちいち文面に「注釈」が入っていることによって、文章全体のリズムが途切れ途切れになってしまい、「注釈」ばかりに気を取られてしまい、著者が本当に伝えたい事柄は、置き去りにされてしまう可能性がありますね。このバランスは難しいですね。

>「難解な言葉」に関しては、専門用語よりは不要である場合が多いと思います。

今まで私は、「難解な言葉」と「専門用語」を同じ意味で使っていましたが、
 
 難解な言葉 → 著者の自己満足(努力不足)
 専門用語  → 著者が、読者の為にやむを得ず使用している
(注)上記の例は、あくまでも一例ですので、全ての事柄に当てはまるものではありません。

と、少し意味合いが違っているのかもしれませんね。

>しかし「難解な言葉を読む」ことを楽しむ読者も存在していますから、世の中いろいろですね…。

たとえが悪いと思いますが、「小説」などは、一般用語を使うよりも、ある意味「難解な言葉」を多く使用するほうが、その作品独特の世界が創られていくことになるので、一概に否定できませんものね。
ANo.2様のおっしゃるように「ケースバイケース」なのかもしれませんね。

沢山の有用な回答を頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 15:31

 今でもパソコンやインターネットをやらない人はたくさんいます。

そういう人たちにとっては、「マウス」「モデム」「ハードディスク」「モニタ」などは“難解な言葉・専門用語”です。これを踏まえて……

 あなたが回りの人に「パソコン教えて」といわれたとき、これらの用語を使わずに説明できますか?
私にはできません。というか、それら用語を無理に言い換えて(モニタ→表示装置/テレビなど)なんとなくわかってもらったとしても、彼らはその後サポートに電話することすらできない(電話しても話が通じない)でしょう。

 少なくともこのケースでは、“難解な言葉・専門用語”をあえて使うことが、「長い目でみれば本人のためになる」と思います。
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この回答へのお礼

>あなたが回りの人に「パソコン教えて」といわれたとき、これらの用語を使わずに説明できますか?

ドキッとしました。
確かに、これらの普段何気なく使っている「ハードディスク」「モニタ」も、いざ、パソコンのことを全く知らない人に、分かり易く説明しろと言われても、
 
 モニタ → テレビみたいなもの
 ハードディスク → ビデオテープの中のテープを円盤みたいな形にしたもの

・・・何のことやらサッパリ分かりませんね。

確かに、人に物事を教えると言う事は、自分の中で、ただ漠然と理解していることを、まず「専門用語」に置き換えて、その後で、さらにその言葉を「一般用語」に置き換えるという作業をおこなう必要がありますね。

しかも、「一般用語」にうまく置き換えることができたとしても、実際の社会では使えない用語であることが多く、ANo.9様の例のように、サポートセンターに連絡しても「はいっ?」と言われてしまうことが考えられますよね。

>少なくともこのケースでは、“難解な言葉・専門用語”をあえて使うことが、「長い目でみれば本人のためになる」と思います。

「著者の傲慢・怠慢」によって、いたずらに難解な用語を使用しているケースもあることは事実でしょうが、「読者にわかってもらおう」と努力されている方が書かれた書物で使われている「専門用語」については、読者側としても、少しずつでも理解していく努力をしていく事で「長い目でみれば自分のためになる」可能性は高いと言えるかもしれませんね。

回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 15:09

>「入門書」とは名ばかりの、難解な言葉・専門用語が並び、初心者には到底理解できない書物


などは目的にかなわないので読む必要がありません。

>難解な言葉が使われている書物は無視して、できるだけ砕けた言葉で書かれている書物を選択
まさに大正解の選択です。

>「難しい言葉が使われている書物を読むことで、深い知識を得る」事と「簡単な言葉が使われている書物を読む事で、浅い知識を得る」事では、どちらが自分にとって有用な知識を身につける事ができるのかが分からない
まず、難しい言葉が使われている書物=レヴェルが高い、簡単な言葉が使われている書物=レヴェルが低い、というお考えはこの際お捨てください。

専門性の高い分野ほど、専門家にとっては専門用語をそのまま使えたらどんなに楽でしょうか。初心者や門外漢に専門的な内容を判りやすく説明するためには、内容についてのより一段深い理解と社会的な視野の広さが必要になります。つまるところ著者が「どんなに高度な内容も理解してもらえなければ意味がない」と、どれほど思っているかどうかが。

ですから専門家が初心者向けに書いた入門書を読むと、その人のおおよその総合的な力量が判ります。


著者に限りませんが、よくいわれているように大きく分けて
(a) 難しいことを判りやすく説明する人
(b) 難しいことを難しく説明する人
(c) 易しいことも難しく説明する人
の三種類の人がいます。

(c)は論外としても(b)はよくみられます。(a)のような著者は意外と少ないのが現状でしょう。入門書は文字どおりはじめの一歩。何を選ぶかによってその後の理解が大きく変わることにもなるので慎重に選んでください。。どの本がよいか、信頼できる人に訊いてみるのもひとつの方法でしょう。
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この回答へのお礼

専門家の方からのご意見、専門家の方の苦悩がよく分かりました。感謝致します。

>まず、難しい言葉が使われている書物=レヴェルが高い、簡単な言葉が使われている書物=レヴェルが低い、というお考えはこの際お捨てください。

はい。この事に関しては、皆様のご意見を拝見させて頂くなかで、段々と事情がわかってきています。

「著者の方も、読者に自分の考えを理解して欲しいと願っている」
「でも、言葉を置き換えることにより、本来の意味とは違う捉えられ方を、読者にされる恐れがある」

という苦悩を抱えながら、それでも何とか読者に分かりやすい言葉を使うように努力されている方がいらっしゃる事が、わかってきました。

「専門性の高い分野ほど、専門家にとっては専門用語をそのまま使えたらどんなに楽でしょうか」という言葉の中に、ANo.8様の強い想いを感じ取ることができました。

>何を選ぶかによってその後の理解が大きく変わることにもなるので慎重に選んでください。。どの本がよいか、信頼できる人に訊いてみるのもひとつの方法でしょう。

肝に銘じておきます。回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 14:50

専門用語は必要があるからでてきたものであり、No.2さんの仰っているように、簡単な言葉で言い換えようとすると微妙に意味が違ってきてしまう、ということもあると思います。



外国語の学習で、例えば最初はbeautiful:美しいという風に習っても、実は英語の‘beautiful 'と日本語の「美しい」は決して一対一対応ではなく、一部重なるところもあれば、異なる部分もあるとだんだん分かってきますね。その語感をぴったりと感じるのはその言葉を含む文章をたくさん読んで会得する必要があると思います。

専門用語も似たようなところがあるんじゃないでしょうか?
その言葉が使われる膨大な背景があって、専門家の人たちはそれも含めて理解している。これを一般的な言葉で言い換えると「ちょっと違うなあ」ということがでてきてしまう。説明する人、説明する相手によっては、その違うところをエイヤっと思い切って切り落として、とりあえずの分かり易さを優先するかもしれませんし、別の場面では、最初に簡単に説明をした上で、運用の中でその言葉の正確なニュアンスや位置を理解してもらおう、というやり方をとるかもしれません。

昔の人は「読書百遍意自ずから通ず」といったようです。
最近は忙しくなって、なかなかそうもいきませんが、最初は易しい入門書で大体の意味をつかんでおいて、同じ内容を専門用語を使って語っている文章を読めば、だんだんその「専門用語」の意味することが掴めてくるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

>専門用語は必要があるからでてきたものであり、No.2さんの仰っているように、簡単な言葉で言い換えようとすると微妙に意味が違ってきてしまう、ということもあると思います。

これはわかるような気がしています。
確かに、ANo.7様が例として挙げられている「英語」は、世界でこれだけ沢山の人が使用している言語である反面、一つの言葉(単語)に対して、複数の意味が含まれているものが多いように感じています。(私は英語は全くできませんが・・・)

ですから、専門用語を「使っている」というよりは、その意味から考えて「使わざるを得ない」ような状況なのかもしれませんね。

>最初は易しい入門書で大体の意味をつかんでおいて、同じ内容を専門用語を使って語っている文章を読めば、だんだんその「専門用語」の意味することが掴めてくるかもしれませんね。

なるほど・・・。「入門書」をひと通り読んだ後で、すぐに「専門書」に進むのではなく、また違った視点で書かれている、別の「入門書」を読むことによって、「専門用語」の意味することが掴めるようになる可能性はありますね。
その意味では、少々難解な言葉や、専門用語を使って書かれている「入門書」も、役に立ってくるかもしれませんね。

回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 14:17

「衒学的」なんて言葉自体が、難解キャンディーズなのかも知れませんが、そういう人もいるでしょうね、言葉があるぐらいですから。

つまり、「自分は知識や学があるのを見せびらかせるような」といったことです。

私もどちらかというと、難解な語を使う方の人間だと思うのですが、自然に出てくることもそうなんですが、そういった語を用いることに喜びを見出しているのも事実です。

私論ですが、用いる言葉というのは、思想の体系です。逆説的には、言葉を知らないということは、思想がないということです。なぜなら、概念を定義するのが言葉ですから、その言葉を知らないとしたら、その中身の概念もないということになる。例示するなら、「悲しい」という体験は「悲しい」という言葉があるから存在するわけで、実際、アメリカには「悔しい」に相当する語がなく、彼らは「悔しい」に限りなく近い体験はしても「悔しい」思いはできないのです。

ですから、言葉は知ってて御の字ですし、必要とばかりに次々作られますから、興味があるのなら、どんどん吸収していくといいと思います。言葉を知らないということは、アホですが、でも、言葉を知らないから、アホだから、人間としての価値が低いなんてことは、絶対にない。言葉を知らなかったらアホやと思われます、が、人生はニュートラルですから、悲観する必要もないし、人をバカにする必要もない。それは、人それぞれ、嗜好です。
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この回答へのお礼

>「自分は知識や学があるのを見せびらかせるような」
>自然に出てくることもそうなんですが、そういった語を用いることに喜びを見出しているのも事実です。

正直なご意見、感謝致します。
確かにこれは「専門家」に限った事ではなく、私でも、自分よりその事柄について知らない人に説明する時には、少し得意気になって話しているのは事実ですからね。

>概念を定義するのが言葉ですから、その言葉を知らないとしたら、その中身の概念もないということになる

なるほど・・・自分の頭の中で何となくモヤモヤーッと浮かんでくる事柄を、自分以外の第三者に伝えようとした場合、「少々難解な言葉」という形で概念を定義してしまったほうが、沢山の人に伝わる事が考えられますね。

ですから、その言葉を知らないという事は、ある意味「無知」と言えるのかもしれませんが、時代に合った言葉が次々に生み出され続けているのも事実ですし、その言葉を無駄に追いかけて、本来の目的地とは違う方向に向かっていったのでは本末転倒になってしまいますね。

回答頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 14:05

4ですが、ちょっと補足します。



他の方の解答を拝見しましたが、本の内容は著者だけに責任があると考えておられる方が多いように思いました。しかし、実際は出版社側にも連帯責任があります。

本が売れなければ、著者だけでなく、出版社側も経済的損失を受けます。もし名誉棄損事件や猥褻事件などで有罪になれば、著者だけでなく、出版社側にも責任が及びます。

出版社は著者と読者を結びつけるという、重要で責任のある仕事をしています。著者から受け取った原稿を印刷所に入れるだけなら、アルバイトにもできます。

大体、専門家という人たちは、素人が何を難解と思うかがわかっていないものです。だから、ターゲットとする読者にとって難解だと思う箇所があれば、編集者は著者に書き直しをお願いします。難解な箇所を残したまま出版してしまったら、本が売れないからです。

しかし、ターゲットとする読者像というものは歴然とあるわけです。どういう人向けに出すのかによって、装丁からページ数、部数、宣伝の仕方まで、すべて変わってきます。

だから、もし難解と感じたなら、その本がターゲットとする読者像と自分の間に大きなずれがあるということです。
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この回答へのお礼

再度の投稿感謝致します。

>もし難解と感じたなら、その本がターゲットとする読者像と自分の間に大きなずれがあるということです。

なるほど・・・本を出版するに当たっては、著者だけではなく、その発売元の出版社側の意向も含まれているわけですね。

確かに、いざ本を出版してみても、全然売上が上がらなかったとしたら、出版社の経営にも影響が出てくることも考えられますものね。ですから、出版社としても、できるだけ売れる本になるように努力をしているはずですよね。(一般読者にも買ってもらえるように)

・・・ということは、やはりある程度の深い知識を得ようとするならば、その書物のレベルに自分自身を近づける努力をしないといけないのでしょうか?

このあたりの判断は、難しいところですね・・・。

有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 03:33

わざと難解な言葉を使って煙に巻こうなどという専門家は、実際はほとんどいないと思います。

難解な言葉という自覚がなくて使っている人が大部分でしょう。それが日常ですから。

入門書には、一般の出版社が出している一般人向けの入門書と、専門の出版社が出している専門家になろうとしている人向けの入門書があります。

専門家になろうとしている人向けの入門書は、実際は教科書ですから、一定の知識を持っている読者しか想定していません。そういう本を難解だと批判してもしょうがないです。

一般人向けの入門書にも、難解な言葉がひょいと出てくることがありますが、これは出版社側のチェック漏れか、その本の想定する読者のレベルが自分と合っていなかったかのどちらかでしょう。

しかし、そういう場合のために事典があるわけですから、事典を引けばすむことです。

事典に乗っていないような高度な専門用語が、注も説明もなしに、一般人向けの入門書に使われていたとしたら、出版社側の怠慢と言うしかないですが。
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この回答へのお礼

>わざと難解な言葉を使って煙に巻こうなどという専門家は、実際はほとんどいないと思います。

なるほど、本人は難解な言葉を使っているつもりは無いのに、日常的に使っている言葉が、つい出てしまうという事ですね。それも考えられますよね。

>専門家になろうとしている人向けの入門書は、実際は教科書ですから、一定の知識を持っている読者しか想定していません。そういう本を難解だと批判してもしょうがないです。

確かにそうですね。雑誌でも「一般向け」と「専門者向け」のものがある位ですし、私自身、それら「専門者向け」の書物を見て、難解だと感じているのかもしれません。

ただ、その「専門者向け」書物の数がかなり多い事は恐らく事実でしょうし、「初心者向け」書物を、なぜもっと多く出版しないのかな?という素朴な疑問を持ってしまいますよね。

私個人の場合は、少し法律に興味を持っているのですが、最初のほうのページを見ただけで「権利能力」「意思能力」「行為能力」など、一見しただけではわからない言葉が多く使われている書物があり、本当に苦労しています。

でも、それらの言葉を少しずつでも辞書を引きながら理解していったほうが、その分野についての深い知識を得ることができるというのであれば、仕方の無い事なのかもしれませんけれどもね。そのあたりの見極めが難しいです。

ご意見頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 03:23

>「難しい言葉が使われている書物を読むことで、深い知識を得る」 事と


「簡単な言葉が使われている書物を読む事で、浅い知識を得る

 これ、正確には違う気がします。簡単な言葉が使われているからって決してレベルが低いとは思いません。
 知識を詰め込んでも理解できないし、知らない人に説明できないのでは意味がないと私は思うんです。
 どんな形であれ内容を理解し、それを知らない人が理解できるように教えることが出来るというのはすばらしいと思います。

 私は歯科関連の専門家ですが、ここで回答するときは出来るだけ噛み砕いて説明しているつもりです。意味を分かってくれないと回答している意味が無いですし。

 昔(小学生の頃)、子供用の絵本で、「ミイラの作り方」と言う本と「たまごのできるまで」と言う本にはまりました。もちろん子供用なので分かり易い言葉とイラストで説明されています。
 が、内容ははっきり言って大人でも知らない、知っていても上手く説明できないようなことが書かれています。きっと大人の人が読んでもいい勉強になったろうと思います。

 この経験から、噛み砕いた説明の本のほうが変に専門用語を使う本より身につき覚え易いのでプラスになり、良いと思います。

 専門用語を無駄に並べて説明するのは本人の自己満足に過ぎないと思います。
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この回答へのお礼

>これ、正確には違う気がします。簡単な言葉が使われているからって決してレベルが低いとは思いません。
>噛み砕いた説明の本のほうが変に専門用語を使う本より身につき覚え易いのでプラスになり、良いと思います。

専門家の方の目から見たご意見、参考になります。私としては、
 
 専門用語を一般用語に直している本→スペースの都合で、1つの事について浅い知識しか書けない

というイメージを持っていたのですが、本当に「良い入門書」というものは、決して本自体のレベルを落とすことなく、それでいて本質が身につきやすく工夫されている、という事ですね。

少し違うとは思いますが、「鶏が先か卵が先か」という話がありますよね。

テーマは簡単なのですが、いざ理由を説明しようと思っても、簡単にできる事ではない・・・。
このテーマを、もし簡潔に、しかも本質を突いて説明できる人がいるとすれば、その人は本当の意味で、その道の「専門家」と言えるかもしれませんね。
(かなり例えは悪いと思いますが)

貴重なご意見を頂き、有難うございました。

お礼日時:2005/06/19 03:05

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