
こんばんは、派遣で実験補助の仕事をしている者です。
実験で使う真空蒸着機の汚れ(有機化合物)を洗い落とすのに、毎日少量ですがジクロロメタンとアセトンを使用しています。会社の安全教育を受けた際に、ジクロロメタンが人に対して発ガン性があると知りました。MSDSには保護具として「有機ガス用防毒マスク着用」などが書かれていますが、うちでは使い捨ての簡素な防塵マスクを使っています(しかもマスク着用は私だけ!)。正社員の人は、「これは薬液を一度にもっと大量に扱う工場レベルの安全基準で見ているから大げさなだけで、うちみたいに少量しか使わない実験室レベルなら問題はない。」と言っていますが・・他にも身体に悪い物質を扱っているし、昨今のアスベスト問題のせいもあって非常に心配です。本当に大丈夫かどうか、どなたか教えてください!

No.4ベストアンサー
- 回答日時:
かなりお気楽な回答もありますが、管理者の立場から一言。
ジクロルメタンの安全性は年を追うにつれ限りなく「赤」に近づいていますね。昔はインスタントコーヒーの製造に使われていたって言うのに。^^当事業所では「ジクロルメタン」も「アセトン」も「除害装置」(ドラフトの事ね)以外での使用には、「完全閉鎖系で、排気パイプを付けること」(窒素を流してダクトまで引っ張る)にしました、10年前に。
アセトンが引火物質として消防法の規制の対象になっていることはご存知だと思います。
運が悪ければ即営業停止!うちなんか事業所1つで日量100L以上使ってるから(研究だけだよ)怖くって。営業停止になったら、研究者、ポスドク、学生さん、契約社員、総勢300人以上一体どうやって暮らせと言うのか。
ジクロルメタンもちゃんと除害装置のあるところで使わないと、生命保険払って貰えなくても知らないよ。
日本は大学も緩いけど、米国では学生さんが先に嫌がって実験しなくなるもんね。
もちろん防塵マスクなんか何の役にも立たないから、せいぜい外気を取り入れること。なお「神奈川基準」の環境安全基準が適用されると、排ガス中の有機物質量も規制の範囲にはいるから、我が事業所がこれまでに除害装置だけで投入した資金は12億以上、図体でかいと目立つから。^^
酢酸エチルなんかは人により吸い込んだだけで「胃痛」を起こす「生体応答」が大きいし。
先々大変ですねー。^^
No.6
- 回答日時:
袋に詰めてすうようなことがなければ普通の人なら別にリットル単位で扱ったところでジクロロメタンやアセトンが原因でがんになることはないと思います。
ジクロロメタンより危険なトルエン、ベンゼン(ようはシンナー)を袋に詰めてすってる人ですら全員が病気になってるわけではありませんし、はっきりいってタバコの煙のほうがはるかに強い発がん性を持っています。しかし自分の薬物耐性が普通かどうかは分かりません、弱い人はほんとに蒸気を吸うだけでもアレルギー反応が出ることもあります。使用者の千人に一人、一万人に一人でもそのような人がいればその試薬は十分危険な試薬です、自分がその一人でない保証はないのでまわりが無事だからという理由で安全と信じるのはよくないと思います。防塵マスクでも活性炭が挟み込まれているようなものもありますし、ないよりはましと思いますよ。ちなみに洗浄用溶媒は機械内に残らないように揮発性の高い溶媒を使うものですので、沸点も値段も高いアルコールや酢酸エチルは論外です、というか酢酸エチルは劇物指定です。
No.5
- 回答日時:
『本当に大丈夫なのか?』という問いに対しては『大丈夫でない』という回答が適切でしょう。
工業的に扱うものに関して健康に害がないものは、あるわけがないと言っても過言ではないと思います。
もちろん少量なら問題ないという人もいますが、『少量』とはどれだけか、本当に害がないかは主観と予想が多分に混じっています。
もしあなたが『大丈夫なのか?』と心配ならマスクは装着した方がいいでしょう。ちなみに僕の主観で言わせてもらえば、簡素なもので問題はないと思います。
特にジクロロメタンはハロゲンを含んでいるので健康によくないのは間違いないでしょうね。

No.3
- 回答日時:
確かに、ジクロロメタンで病気になったという話は聞いたことがありません。
ただ、最近では、ジクロロメタンの使用を避けようとする傾向があるように思いますので、用心に越したことはないと思います。それと、少量というのが曖昧で、数ml程度なら問題ないでしょうが、100ml以上のものを洗浄に使用しているならば問題です。
マスクも防塵マスクと書いてありますが、有機ガス用でなければ効果は期待できないでしょう。
もう一つ、単なる洗浄操作に、ジクロロメタンは必須なのでしょうか。エタノールや酢酸エチルなど、比較的、毒性の低い溶媒への切り替えも検討されてはいかがでしょうか。
多い日では2・3リットル使います。先日、今回の件を上司に相談して、ジクロロメタンに関しては「ドラフトのある場所でのみ使用可」となったので少し安心しました。ちなみにエタノールでは落ちない頑固な汚れです。酢酸エチルですか、また聞いてみますね。どうもありがとうございました!
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