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電力系統の短絡電流計算にモータの寄与電流(コントリビューション)を考慮する場合がありますが、変圧器を介した系統ではコントリビューションは発生するのでしょうか?
例えば、77KV系から変圧器で6.6KVに降圧している系統で77KV系の短絡事故電流計算に6.6KVの電動機からのコントリビューションは考慮すべきなのでしょうか?あるいは無視すべきなのでしょうか?
参考文献でもご存知でしたらご教示お願いします。

A 回答 (1件)

>77KV系の短絡事故電流計算に6.6KVの電動機からのコントリビューション


は考慮すべきなのでしょうか?あるいは無視すべきなのでしょうか?

*(私は工場配電が専門なので、参考までに) 「無視して良いようです。」

 業務で、工場内6KV系の短絡計算をやりますが、低圧(400V)のモータ寄与を一応考慮して計算しますが、

私が参考書にしている「工場配電(電気学会・工場電気設備調査専門委員会編)オーム社」によりますと
高圧側の検討には低圧側の電動機は無視して良いとあります。(高圧側の遮断時間を8サイクルとして)

 また、電力会社から頂いた「工場側所内に発電機(6KV)設置での66KV系連系保護リレー整定検討書」では、
66KV母線での短絡事故計算に、6KV系の発電機は当然考慮していましたが、
場内の高圧電動機(6KV)は無視して検討しており、当方はその検討に従いリレー整定をしました。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
業務で短絡電流計算をされているとのことで大変貴重な情報ありがとうございました。8サイクル遮断の場合、寄与電流は減衰してしまっているということですね。
海外のサイトを調べてもどうもよくわかりませんでした。IEEE Standard 141-1976 にモータコントリビューションについて記載があるようですが、事故点とモータの間に変圧器があるばあいmay or may not contribute current to the fault pointとのことで明確に記載されていないようです。

お礼日時:2005/08/05 23:01

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