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化学を専門として公務員になるとどのような仕事をするのですか。県と市では仕事が違うのですか。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 まず給与ですが、公務員の給与は、給料表により決まっています。


 電車の運賃表みたいなものです。

 通常、これにいろんな種類があって、行政職給料表(これもいくつかに分かれている)、
技術系職の給料表(これも医者用から、研究職、普通の職業など、様々)など、10を超
える給料表があります(手元に資料がなく、正確に調べてはないですが)。

 経験年数と、年齢で、どこに当たるかは決まります。基本的に、一年で一つ位が上がり
ます。(たまにそれよりも短い期間で上がる場合もあります。)
 公務員は同じ採用年数でも年齢がそれぞれ。他の職業に就いていた年数も、一定の比率
で経験年数に加算されます。


 で、本論。
 技術職で入ったからといって、技術職の給料が適用されるとは限りません。行政職の給
料表が適用されることもあります。これは、職場によって変わります。(本庁などでは、
行政職が適用されるようです)

 で、給与の違いですが、技術職の方が、幾分か高いです。
 意外に思われるかも知れませんね。専門職として、考慮されるのでしょう。
 実際、専門的(出先)機関 にいた人が転勤して、本庁勤務になったら、給料は減ります。

 しかし、行政職の給料表には、「上の範囲」が広いのです。
 昇進し、給料表が上がっていく余地が広いのです。

 ごめんなさい、これ以上詳しく正確には説明できません。もう既に嘘付いてるかも知れ
ません。私もよくわかってないので。(そのへん技術職)

 「若年層では、技術職の方が給料が高い場合が多いとおもわれます。しかし、年齢や立
場が上になると、行政職(の給料表)のほうが良い」 ということは言えるでしょう。


 次に、昇進ですが、技術職の方が遅いというのは、間違ってはいません。が、正しくも
ないです(と思います)。

 基本的に、昇進は、年齢や経験年数でほぼ決まります。
 事務職で出世コース(総務、財務など)でバリバリやってる人は、やはり少し早いです。
 その分、仕事も大変でしょうが。
 が、技術職でも、自ら昇進を望まない仕事の仕方をしない限り、普通に昇進します。

 ただ、部局の長(県や大きな市で「部長(局長)」と言ったら、実はめちゃくちゃ出世
した人)になれるのは、事務職のみ、だったりします。
 半数以上を技術職が占めている部局でも、そのトップは事務職なのです。
 そして、その上、県で言えば副知事や出納長、市で言えば助役などになるのも、ほぼ間
違いなく事務職です。
 さらに、それに伴ってとも言えますが、それ以外(以下)のポストでみても、「事務職
の席」が多いってのはあるかも。

 そういうことを考えると、「出世がしにくい・遅れる」というのは確かでしょうね。
 ただ、かなり高度な出世を考えなければ、出世はできます。(課長職、部長相当職など)


 ま、仕事してるうちにも色々あって、少数ですが、行政職に変わっていく人(変わるた
めの試験があったりする)、国(××省とか)や、市町村へ移っていく人もいます。
(私もよく知らないが、出向とかで「行きっぱなし」なこともある)


 だらだら書きすぎたかも。
 わかりにくかったら言って下さい。
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この回答へのお礼

いろいろ教えてくださってありがとうございました。進路について参考になりました。教授に来年は就職が今年より非常に厳しいと脅されてどうしようかなと考えています。難しいですが公務員試験を受けようと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2001/10/31 17:08

 県職員の場合です。



【環境部局(大気関係、水質関係、地盤沈下関係、廃棄物関係、自然保護関係、アセス
 メント関係、環境政策関係、ISO管理関係など)】

  実際の業務は、工場への立入などの規制業務、大気、水質、地盤沈下等の監視業務、
 基準・規制値制定などの業務、啓発・環境教育などの業務、苦情処理などなど。
  いわゆる出先機関(県事務所や、保健所など)に配属になった場合は、立入など、
 「現場」の仕事をします。
  本庁勤務の場合は、議会対応、予算関係、その他もろもろの事務的仕事をします。
 この場合、事務職採用と仕事の内容が全然変わらない場合も多いです。

  あと、検査関係もあります。
  工場からの排ガス、排水などを採取して、検査したり、一般環境(環境基準点など)
 の大気、河川や海の水、地下水、を調べます。
  環境研究所とか、保健所などにある検査室で、分析を行います。内容は、ルーティ
 ンから、本格的なものまで様々。

  研究関係も少しはありますが、県レベルでは、大したことができません。業務の合
 間に、興味のあることを研究するって程度が多いかな。

  ちなみに、騒音、振動、悪臭などのいわゆる感覚公害は、市町村が行うことが多い
 ようです。

 意外と、いろんな人(子どもから、その筋の方まで)を相手にすることが多いです。
 (特に、現場)



 【その他研究関係】

  地場産業の活性化などを目的に、技術研究所のようなものが設置されており、そこ
 で、研究者として勤務します。
  主に地元中小企業向けで、素材の研究、品質検査、その他「実験・研究」に近いこ
 とを行います。
  ただ、一般企業の研究所を想像しない方がいいと思いますが。

  こちらの場合も、その関係する本庁の部署に勤務し、事務職の人とあまり変わらな
 仕事ををする場合があります。




  化学以外もそうですが、技術職で入った人は、現場、もしくは実際に手を動かす仕
 事を好む傾向がありますが、やはり役所は、本庁で、事務的仕事をする方が、価値が
 高い(言い過ぎならばステイタスである)となされる傾向が強いので、それもあって、
 事務的仕事を好んでする人(出世を望む人)も多いです。

  あ、現場や、検査の業務をしてる人も、出世はします。それなりには。ただ、技術
 職で採用される人は、最初から限度があるので、そういう意味では、どちらでもそん
 なに大きくは変わらないですが・・・。


  あと、市では、政令指定都市・中核市 以外では、「化学職」の採用はほとんど無い
 でしょう。要は、それらの都市は、上記の仕事を自前でやってるわけです。


  思いつくままに書きましたが、何か疑問があったら、俺にわかることはまた書きま
 すよ。

この回答への補足

回答ありがとうございます。短刀直入な質問ですみませんが、どこかのホームページに技術職は行政職より出世が遅れ給与が少なくなると書いてありましたがどの程度なのでしょうか。企業に就職した同級生とくらべて公務員をどのように感じますか。お願いします。

補足日時:2001/10/30 00:12
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私自身は事務職の公務員ですが、同僚に化学技師がおりますのでそれを前提に回答します。



私の職場は地方中核都市の市役所です。

化学技師の配置場所としては
 市民病院・・・薬剤師
 水道・・・・・水質検査
 下水道・・・・水質検査
 環境関連部署・水質・大気・環境検査

以上ですが(もしかしたら外にもあるかもしれませんが)参考になるでしょうか?
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/31 17:09

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