
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
昨日の回答で,余計に混乱させてしまったみたいでスマソ。
汚名挽回でもう一度レスします。
ステンレスなどの金属もそうですが,高温で溶かした金属を冷却して固める際に,
温度を非常にゆっくり下げると,うまく行けば結晶の核が一個だけ発生して,それが徐々に成長し,最後は1つの結晶からなる固体を得ることができます。
これが単結晶であり,この固体には粒界がありません。
一方,通常の冷却方法で固化すれば,結晶の核がたくさん発生して,小さな単結晶の集合体(ポリクリスタル)になります。
この小さな単結晶と単結晶の接合している部分が粒界(結晶粒界)と呼ばれるものです。
また,ひとつの結晶粒の内部を粒内と呼びます。
例えがあまりよくないですが,単結晶は一戸建てのお家,ポリクリスタルはマンション。粒界は,マンションの部屋と部屋の壁と考えてください。もちろん,粒内とは,建屋の中の空間を指します。
・・・またまた,下手な回答でスマソ。
この回答へのお礼
お礼日時:2005/08/23 15:11
前回に引き続き質問に答えていただいてありがとうございます。とても解りやすいですし丁寧に解説して頂いて理解しました。本当にありがとうございます。
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