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ドイツ語を勉強し始めたばかりで非常にばかばかしい質問と思われるかもしれませんが、よくわからないので質問させてください。
ドイツ語は定冠詞、不定冠詞ともに格、性によって変化して覚えるのが大変ですが、
Das Auto geho''rt () Mann. (その自動車は1人の男性のものです)
の括弧に当てはまる不定冠詞といえば、「~のもの」で所有格と考えて、einesと考えてしまいそうですが、辞書でgeho''rtを調べるとgeho''renは3格に変化すると書いてあります。ということはeinem?
 といった具合に考えているとわけがわからなくなってしまいました。
 このように、定冠詞、不定冠詞の変化を見分けるポイントは何でしょうか?
 また、もし上記の疑問で正解が後者の辞書に従うものであったならば、不定冠詞の変化はその文章の動詞を辞書で調べて何格に変化するかいちいち調べなければならないのでしょうか?
 とても基本的なことかと思われるかも知れませんが、教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

名詞の格変化は1格が「が」、2格が「の」、3格が「に」、4格が「を」、というように習いますよね。

しかし、名詞が動詞の目的語となる場合には、「動詞が格を支配する」現象が起こりますので、必ずしも「がのにを」には対応しません。

典型的な例では、“Vergiess meiner nicht”という表現があります。年代的には古い表現で「私を忘れないで」、転じて「わすれな草」のことですが、この「meiner」は2格です。「がのにを」の対応に忠実に訳せば「私の忘れないで」となってしまい、意味が取れません。なぜこれが2格になっているかというと、古くはvergessenが2格を支配しており、vergessenの目的語は2格の形となっていた(2格を取っていた、と表現することもあります)からです。

gehoerenについても同様で、辞書(三修社 現代独和辞典)を引くと「ものである(jm ある人の)」などと書かれています。“jm”は「人の3格」を示す略号です。これは、「gehoeren+人の3格」の形で、「ある人のものである」という意味になることを示しています。このようなケースを、「gehoerenは3格を支配する動詞である」と言います。
“Das Auto gehoert einem Mann.”も「がのにを」に対応させてしまえば「この自動車はある人にものである」となってしまいますよね。しかし“gehoert einem Mann”がひとかたまりで「ある人のものである」という意味なわけです。

これらの格支配については、動詞ごとに覚えていくしかないでしょう。名詞の性についてもそうですが、単語だけではなく、例文を暗唱するように覚えていくとよいのではないかと思います。
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>非常にばかばかしい質問と思われるかもしれませんが…


>とても基本的なことかと思われるかも知れませんが…

いえいえ、確かに基本ではありますが、もの凄く大事なことです。これをしっかり覚えれば、後々楽になりますよ!

ご質問に対する回答は、皆さんのおっしゃるとおりです。答えは辞書通り3格で間違いありませんし、覚えるより仕方のないことです。外国語ですから、所有=2格とは行きません。No.4さんのおっしゃるとおり、便宜上のものです。各言語間の理解がそんなに単純なら、自動翻訳機ももっといい物が出来ているはずです。
以下ちょっと話がそれますが・・・

格変化は冠詞だけでなく、名詞も一緒に変化する場合があります。例えば、Mannという男性名詞は2格では「eines (des) Mannes」という変化になりますし、中性2格も同様、複数3格(-n)さらに弱変化名詞の1格以外(-en)などなど・・・ (よって今回の穴埋め問題では、2格はありえませんね。)

ドイツ語は覚えることがホントに多くて大変です。でも、覚えてしまえば長文読解などの時には、これが役に立ちます。一つの動詞が3格と4格のどちらを取るかで意味が異なることがよくありますが、目的語の格を判別できれば、辞書の中でも見るべき項目が絞られます。
英語だと、ある程度文脈を見ないと分からないこと多いですよね。その意味で、文法をしっかり覚えれば、「なにが文"法"だよ、無法地帯ばっかじゃん」という思いをすることはそれほどありません。文法通りに解けることが、英語等に比べて非常に多いです。

あと、今後習うと思いますが、指示代名詞(+関係代名詞)なども定冠詞と殆ど同じ変化をします。代名詞の内容は、その形(性・数)を見れば分かるし、副詞句の中での役割も格変化(動詞の支配・格)をみれば分かります。

ドイツ語は本当に最初が大変、辞書を引くのも一苦労ですが、覚えて・慣れてしまえば楽になります。今は大変でしょうが、頑張ってくださいね!
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1格、2格、3格、4格を、日本語の「が」、「の」、「に」、「を」に対応すると考えるのは、便宜上悪くありません。

しかしこの対応を絶対的なものとしないことも大切です。ご指摘のgehoerenの場合は3格を伴うことを銘記するために、「~のものである」という訳語ではなく、「~に属している」という訳語で覚えておくといいでしょう。もちろん、ドイツ語と日本語をその都度対応させずに、gehoerenのドイツ語例文を暗記してしまうのが一番ですが、なかなかそうもいきませんし。
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英語の分類と混乱があるようです。



英語の所有格 と ドイツ語の2格は 別物です。
ドイツ語の格変化では

1>Ich 2>meiner 3>mir 4>mich ですね。

1は 英語の主格に相当しますが 2~3はすべて目的格にあたります。 

ドイツ語では、動詞ごとに 目的語で要求する格があるということです。

 gehoeren は 目的語を 3格で要求します。

英語で 所有格に相当するのは、 ドイツ語では不定冠詞の,meinです。

比較整理すると

英語 I     ドイツ語 ich
英語 my(代名詞) ドイツ語 mein(冠詞)
英語 me   ドイツ語 meiner mir mich

参考になれば幸いです。
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言語は理屈ではありませんから覚えるより仕方ありません。


3格支配の前置詞: aus, bei. mit, nach, seit, von, zu
4格支配の前置詞: duerch, fuer, gegen, ohne, um, wider, bis
なんて、何十年経っても出てきます。さすがに、分離前綴と非分離前綴は出てきませんが。
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