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pHメーターを使用する際、ガラス電極のゴムキャップははずしますか?
以前そう教えていただいた記憶があるのですが、説明書には載ってなくて…。
単に機種の違いによるものなのでしょうか?

あと、pH4,7,9の3点で校正するのはなぜですか?
それぞれ、測定時に使用する電極が違うのでしょうか?
そうでなかったら、一点を校正すると他の2点がずれてしまうと思うのですが?
宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

ガラス電極先端の保護キャップでしたらもちろんはずして露出しなければなりません。

それと、測定時には、電極液(KCl溶液)補充用口のキャップもあけた方がよいそうです。その方がメーターの反応がよくなるそうで。

校正は、まずpH 7で基準となる中性の位置を合わせます。pH 4とpH 9は、感度というか、pH 7からの針の振れ幅が正しくなるように補正するためのものです。ですから、少なくともpH 7とあと1点の補正はするべきです。一般的には、2点補正の場合は、酸性域の測定ならpH 4を、アルカリ性域ならpH 9を使います。

注意しなければいけないのはpH 9(外国製だとときにpH 10)の規準液は、空気中の炭酸ガスによってpHがさがってしまっていることがあることです。保存や鮮度に気をつけましょう。

そういうこともあって、私は日常的には測定域に関係なくpH 7とpH 4の2点校正でやっています。

この回答への補足

電極液(KCl溶液)補充用口のキャップは開けたらKClがこぼれてしまいませんか?そんなにめいっぱい補充しなくてもよいのでしょうか?

校正の際に2点以上で補正することはわかりましたが、調整するツマミ(?)がPH7とPH4,9の二つに分かれているのです。
なぜ、わざわざ別々にしてあるのでしょうか?

補足日時:2005/09/05 13:14
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No. 5です。



電極液補充口は横向きについているので、それを越えない程度にいれればいいです。口を開けておいたほうが、早く安定した測定値が出るらしいです(複数の取扱説明書に書いてありました)。おそらく、開放系にしたほうが、浸透圧を逃がしてイオンの挙動にたいする影響が減るためではないかと思います。

機械式の場合、広い範囲のpHに比例して針が一定の振れ幅を指すようにする物を作るのは結構難しいのだと思います。だからこそ、測定や滴定をするpHに近い標準液で校正をしたり(測定域近くで校正するために、場合によってはpH 4や9ではなく2や12を使うこともあります)、pHが高いほうの調節つまみと、低いほうの調節つまみが別になっていたりするのでしょう。

しかし、最近のデジタル式pHメーターならインテリジェントですから、たとえばpH 7と4で2点校正しておいて、pH 9の標準液を「測定」してみても、ほとんど値はぶれないです(少なくとも私がやってみた限りでは)。

この回答への補足

何度もありがとうございます。
pHメーターの使用頻度が低いため(数回/年)、しばらく放置しておいても電極液がなくならないようにめいいっぱいKClを補充していましたが、これだとゴムキャップが開けられませんね(笑)
やっぱり、こまめにメンテすることにして、ゴムキャップは開けて使用することにします。

pHの校正ですが、つまり、一つの機械の中に、小単位のレンジをいくつか組み合わせて広い範囲をカバーするような仕組みになっていると言うことでしょうか?
今、使用している機種では、pH4,9とpH7の調節ツマミがあるのですが、酸性・アルカリ性が同じツマミで調節できるということですよね?
とういことは、中性付近と酸性・アルカリ性の2種類の機械が入っていると考えていいんでしょうか?

補足日時:2005/09/06 08:58
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ゴムキャップは外しますね。



標準液校正ですが、こちらが参考になるかと思います。

http://www.m-system.co.jp/MameChishiki/99_01/000 …

参考URL:http://www.m-system.co.jp/MameChishiki/99_01/000 …
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この回答へのお礼

USL参考になりました!!
ありがとうございます!!

お礼日時:2005/09/05 13:13

ガラス電極のゴムキャップははずします。


取扱説明書に載っていなかったら、問題ですね。
較正は通常pH7とpH4の2点で行います。
pH7は普通の計器で言う0点較正と同じです。
pH4は普通の計器で言うslope調整、つまり電極の発生電位と溶液のpHをグラフにした時の傾きを調整します。
pH9の調整はアルカリを正確の測定したいとき、pH7を調整した後に行いこの場合はpH4は較正しません。
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PHメーターの機種名が不明なので断言はしませんが、通常ゴムキャップは外して測定します。


プラスティック製の保護カバーなら付けたまま測定しても構いません。
(液絡部は塞がない事)

電極にはいくつか種類がありますが、校正する標準液によって違うのではなく、用途や要求精度によって使い分けをします。

あと、校正は必ずしも3点でしなければならないわけではありません。
測定対象のPHがある程度わかっているなら、そのPHを挟む標準液で校正すれば良いです。
(測定対象のPHが5付近なら4と7で校正)
3点以上実施するのは測定対象のPHが不明な場合、標準液よりPHの低い(若しくは高い)ものを測定する場合等です。

厳密には1点を校正すると他の点は信頼できなくなりますので、校正は2順以上実施しましょう。
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ゴムキャップに関して


ガラス電極のゴムキャップははずしてください。そうしないと,水素イオン濃度に起因する電位差がでません。したがって,pHは計れません。
しかし,そのゴムキャップが,電極の先端部や先端側面の一部が露出した電極保護キャップであるのなら,はずす必要はありません。そのまま,使用してください。

校正に関して
記憶違いかもしれませんが,JISの規定では,3点校正ではなくpH4とpH9の2点校正ではなかったでしょうか?2点で水素イオン濃度の電位差カーブを合わせる事ができると思います。(JISを確かめればよいのですが手元に無いので,違っていましたら,スマソ)
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
やっぱりゴムキャップはずしますねえ。
といいながら理由がわからなかったので、自信がなかったんです。
校正も2点以上でやればまちがいないようですね。

お礼日時:2005/09/05 13:12

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