【お題】NEW演歌

火山灰でできた地層の色が黄色っぽいのはどうしてなのですか?

私の住んでいる地域は、火山のはたらきで出来た地層です。
普段 火山灰というと灰色だと思うのですが
崖などを見ると 黄色っぽい土の色をしています。

火山の働きで出来たのに 灰色ではなく黄色っぽくなるのはどうしてなのですか?

火山が大爆発する時は 普通の灰色の灰ではなく
黄色っぽい灰がふるのでしょうか?
それとも 長いじかんがたつと、灰に
何らかの化学変化がおきて 灰色から黄色に
かわるのでしょうか。

図鑑などで土のことについてしらべましたが
このことに関してこたえがわかりませんでした。
どなたか教えてください。

A 回答 (5件)

No.1の方がかなり重要な点を回答されてます。



火山灰の主成分は、もともと火山ガラスです。それに白色~黒色の鉱物が含まれます。火山ガラスには鉄が含まれていますが、二価鉄が多いです。火山ガラスは組成により白色~灰色~黒色になります。
結局、火山灰の色は、噴火時には白~黒の間の色が普通なのです。

これが堆積後に時間が経って風化すると、火山ガラスそのものが変化して粘土鉱物になります。
風化した火山灰中には、黄褐色のスメクタイト鉱物、褐色の水酸化鉄鉱物、白色のカオリン鉱物などができます。火山ガラスのままで鉱物に変化しない場合でも、鉄が三価に変化することがあり、この場合は赤褐色になります。風化した火山灰は、全体としてそれらが混じった色になります。
ですから、黄色っぽい色の火山灰というのは、風化により生成したものです。黄砂の影響とは無関係に変色します。
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この回答へのお礼

そこです!(*゜∀゜*)
私が 欲しかった答えにピンポイントです!

>これが堆積後に時間が経って風化すると、火山ガラスそのものが変化して粘土鉱物になります。

そうだったのですね!!!
それなら 降ってくる灰の色とがけの土の色が違うのが とても納得ができます!
専門家とのこと、ご回答いただけて本当にうれしいです!
また何か疑問などあるときは是非おしえてください!
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/25 21:50

こんばんわ。

#5です。

なぜ火山灰の色(灰色)と元々の地表の色(白色)が違うのか?

毎日降ってくる桜島の火山灰は、桜島にある岩石が砕けた小さなものとイメージしてください。

そしてその灰は、大気を舞っている間にいろんなモノ(不純物、大気中のチリなどなど)が混ざった状態で家の屋根など地上に降ってくるとイメージしてください。


色の白さは 桜島の岩石 > 火山灰  ってイメージはできないでしょうか??

元々の岩石よりも、色んなものが混じったものが火山灰ですから、色が白→灰色(→「黒ゴマ混じりの塩」みたいな・・・)になる過程がイメージできると思います。


実は私の母親が志布志の出身なので、桜島の火山灰は実際に経験しております。(私は他県に住んでいますが。)
外に洗濯物が干せなかったり、朝起きたらあたり一面に火山灰が積もっていたりと火山地域に住んでいない人には信じられないコトばっかりですよね・・・。
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この回答へのお礼

そうなんです。><
灰がふってきて 机の上がザラザラします。

二度もご回答くださって
ありがとうございました!!

お礼日時:2005/09/25 21:53

こんばんわ。



土壌に硫黄成分が含まれているんだと思います。

その硫黄が黄色がかった色彩を出しているのだと思いますよ。

鹿児島のどこにお住みなのかは知りませんが、霧島に登れば分かると思うのですが、あたり一面黄色がかっていますね。硫黄臭も充満していますが。

黄砂の影響は否定し切れませんが、硫黄の可能性も考えられるかな?と思い書き込みいたしました。
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この回答へのお礼

きょうは その櫻島に行って来て 土や岩をみてきました。
確かにイオウのようなににおいがしました。
でも降ってくる灰は灰色なので 地表は
灰色になっていました。
でも 地表ではない地面には白っぽいような部分もありました。

土の色と降ってくる灰の色がちがうのです。
なぜ 色がちがうのか 知りたいのです><
灰は つちがこげたから 灰色なのでしょうか。。

お礼日時:2005/09/24 21:03

火山灰の成分に鉄分が多い場合は赤茶色にになります。



参考URL:http://www.sisia.or.jp/homepage-contest/hpc2004/ …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
(*^-^)
リンク先拝見させていただきました。
参考にさせていただきます!

お礼日時:2005/09/25 21:51

こんばんは。



鉱物学は全く専門ではないのですが、
まだどなたもご回答をされていないようですので、
僭越ながら私見を少し述べさせていただきます。

火山灰でできた黄色っぽい地層ですが、
たいてい「ローム層の赤土」と言われているやつですよね。
最近のものでは、1万年以前の氷期に堆積した地層が
赤茶色を示すようです。
1万年前以後の完新世の地層は黒っぽく見えますが、
これは活発な植物の活動による有機物の色と言われているようです。

とすれば、植物の活動が無ければ、基本的に地層は赤茶色になるはずで、それはなぜかというと、
主に鉄イオンの酸化による色(いわゆるサビ)とか、
化学的な変化(風化)によってできた粘土鉱物の色とか言われているようです。

また、今まで「火山灰の堆積」とされていた地層(ローム層)は、
現在では、主に中国からの黄砂などの砂ぼこりが堆積したものがほとんどだと考えられるようになっているようです。

もともとが砂漠の黄色い砂ですから、
その地層が黄色っぽいのも、まあ当然かと。

本当にテキトウにアドバイスさせていただきましたので、
自信はほとんどありません。
ぜひ、
「ローム層 風化」
「粘土鉱物 火山灰」
「レス 黄砂」
などのキーワードで検索してみて下さい。

では。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私は 鹿児島に住んでいて、桜島の噴火により
灰色の灰がふってきます。
普段ふってくるのは灰色なのに どうして地層だけ
黄色なのか疑問だったのです。

中国からとんできた黄砂の影響なのでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/23 21:55

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