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投資関連書のほとんどに、損小利大が良いと書かれていますが、なぜでしょうか?

「9勝1敗は、その1敗が全ての勝ち分を失ってしまう。3勝7敗でも利が大きい方がよい。」

ちょっと大雑把ですが、上記の例をよく見ます。私個人的には、逆に損大利小でもトータルで利があれば別にどちらでも良いのではと思います。なぜ損小利大が重要なのかが分かりません。

実際に勝ち続けている方にお聞きしたいのですが、やはり損小利大は重要ですか?それはなぜなのか教えてください。

A 回答 (7件)

「常に勝ち続けている方」では無いので恐縮ですが(笑)


ぼくも損小利大か利小損大かはどちらでもいいと考えています。
損益の発生傾向が安定していて全体に収益になる方向に傾いていればいいです。

以前に一度、自分の運用履歴を見直してみたことがありますが、勝率も損益比率も、どちらも50%を少し上回る50%台でした。そんな成績でも2年半ぐらいで資金は倍になりましたよ。
最近ちょっと必要的に始めたデイトレードだけに限定してみると、損益比率は利小損大になっています。今のやり方だとこの傾向が続くと思います。そういうやり方をしているので問題視していません。

取引のプランニングの段階で過去データで検証をしますと、勝率と損益比率というものが算出されます。個人的には勝率と損益比率がどちらも50%を少し上回るというものが好きです。
勝率が3割しかないような取引は、やっていてメゲてしまいそうで、嫌です。
損益比率はそんなに気にしないません。利幅率(平均利益幅÷(平均利益幅+平均損失幅の絶対値))が45%を切って、且つ全体収益がプラスに向かうようなトレードプランは、見つけたことがありません。利幅の比率が47%程度であっても、ぼくはそのこと自体は問題にしません。
損益の発生傾向を折れ線グラフにした損益グラフの形が問題です。
ファンド・オブ・ファンズのオペレーターだって運用者の勝率なんてものは基準にしません。コアな問題は収益発生傾向の安定性で、それがつまるところ損益グラフの形として現れたり、高いシャープレシオとして現れたりします。1回の取引結果であるか負け取引の連続であるかにかかわらず、損益グラフ上の最大損失幅という概念は重視します。瞬間最大ロスの問題はブラックマンデーのようなカタストロフなどの場合の問題としては検討されるべきだと思います。これは勝率とか利幅率とかいったことと違う問題だと思います。

ご質問の俗説は、ブローカーなどの投資家を横から観察する立場の人が言っていることではないかと感じられます。多くの投資家が“負ける”パターンは、損益幅比率が対等で勝率4勝6敗でじわじわとフェイドアウトしていくといったものではなくて、一時にドカンとやられて立ち直れなくなるといったパターンであることがほとんどです。
或いは昔の投資家の方が言っているのかもしれない。中長期のトレンドを取るやり方では、少なくとも感覚的には損小利大を追求します。
しかし繰り返しますが、利小損大であるか損小利大であるかということ自体は、儲けるという目的に対して直接的には意味がありません。勝率を下げて利幅率を上げれば確率的に儲かるなんていうことはあり得ない。現実に儲けている人が損小利大かというと、必ずしもそうではありません。

人口に膾炙している通説俗説にはおそらく何か意味があると思いますが、盲目的に従うのは投資においては最も愚かなことです。自分なりに考えて、そうだと思うなら従えばよいし、そうでないと思うなら従う必要は無い。自分なりに考えて、検証なりして結論できることが、きっと一番大事なことなのだと思います。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。やはり優位性に特段根拠はないのでしょうね。私もデイトレをするのですが、どうしても利小損大になりがちです。板を見てると、どうしてもわれ先にと利食いたくなる傾向があり、損切りは値動きが早くて間に合わず、仕方なく…という感じでしばらくやってます。しかし利幅率でいうと50%弱ぐらいで、損益グラフは徐々に右肩上がりという状態でふと疑問に思ったのです。おそらく米国市場の相場書に偏って読んでいたので、色々と矛盾があったのかもしれません。pastoriusさんのおっしゃるように、自分で検証し、独自の結論を持てるようになりたいと思いました。貴重なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2005/10/03 00:24

次のメルマガです。



「デイトレーダー日記」

「デイトレードで生計を立てるぞ!」


がんばってください。
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ヘタなのをわきまえて、ほそぼそと株をしてきたわたしでも、デイトレーダーのメルマガには驚きました。

デイトレの本質は、その日に買った株をその日に売ることよりも、薄利多売の投資姿勢にあったのですね。損小利大でいえば、損小利小の投資法です。

薄利多売なんていうと、なにか商売みたいですが、実際、株取引は商売とおなじです。仕入れ値よりたかく売るのが商売。百円で仕入れた株をその値よりもたかく売ろうとするのが投資。株式投資という名の商売です。

この商売のむずかしさは、買いよりも、売りにあり、買った株があがりだすと、できるだけ高く売りたいという欲ばった投資家心理が裏目にでて、かえって売り損ねてしまうのですが、買値より一円か二円うえになると機械的に売却してしまうデイトレ投資法では、そうした憂き目をみずにすみます。ただときに、ストップ高した銘柄の一円か二円をとっただけという無念さもあじわうのでしょうが。

デイトレ投資法の利点はほかにもあります。大きな値上がり益が期待できる銘柄は、ごく一握りなのに、一円か二円の動きなら全銘柄が該当しますから、銘柄探しに鵜の目鷹の目にならずにすむということです。

わたしのとっている二つのメルマガのデイトレーダーは、売りの腕がないということからシロウト的な投資家といえますが、それでいて着実に利益をあげているという事実は、この一円か二円狙いの、いうなれば禁欲的投資法が、株をはじめて間もないひとには、無視しえない売買法であるということを示しているようにおもえます。

PONPON7さん、損小利小も研究してみてください。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。なるほどです。損小利小ですか。ちょっと研究してみたいと思います。確かに銘柄選びは楽ですし、精神的にも都合がいいです。一円抜きってよく聞くのですが、これも勝率60%以上ないと難しいんですよね。メルマガとても気になります。もしお時間、都合よければお教えくださいませ。

お礼日時:2005/09/25 16:16

勝ち続けてはいませんが、、、。



損は小さく、利は大きくができないことが多いので、損小利大にすべきだと言われていると思います。これは、利益確定を急ぎ、損切りを先送りしてしまう心理的な問題です。

私も、勝率で考えるのはやめたほうがいいと思います。1勝9敗で利益がでていれば、それでいいのです。注目すべきは、得失点差です。損小利大も得失点差を言っていると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。確かに利益が少なく、損失が大きいのは良くないとは思います。しかし、仮に10%で起きる大きな損失より、小さい利益の数が上回りカバーできるとしたら、それはそれでありではないかと思ってしまいます。私の実践では現在、これで利が乗っているので今後とても不安です。どうも正当化しているような気がして。今のうちにスタンスを変えるべきかどうか。自分事ですいません。

お礼日時:2005/09/25 16:06

勝ちつづけている人はではありませんけど。



たしかにどちらでも良いのでしょうが、行動経済学が教えるところによれば、通常の人間は損大利少な行動をしてしまいやすいので、それを諌めるために、そう書いている本が多いだけかと。

いずれよせよ、個別の売買についての勝敗を数えていたのでは、トータルの勝ちは無理だろうなとは思います。

参考URL:http://allabout.co.jp/career/economyabc/closeup/ …
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この回答へのお礼

リンク参考になりました。人間ってそういうものなんでしょうね。しかしそれを強制し損小利大を徹底して、トータルの勝ちに優位性があるのかどうかがまだ疑問な点です。貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/25 15:56

 まず大前提として、損失をどれだけコントロール出来るかは重要です。

損失が大きくなるのを放置していては、絶対に儲けることは出来ません。その損失分を取り返していくのは用意ではありませんし、それを放置する、ということは塩漬けを作ってしまうことになるので資金効率も悪くなります。
 損大利少、ということは相当の勝率を要求されますから、現実的にはなかなか難しいものです。
 もし自分は確実に勝率80、90%は取れる、ということでしたら必ずしも損大利少でも駄目、というわけではないと思います。ただ、その際にも勝率80%とし、利益を10%とすれば、負けの方は最大40%まで、ということになります。ノーコントロールで臨めば損失40%というのはすぐに実現可能な数字です。
 また、損失が10~20%になってしまったような株を持っていても、そこから利益を出してくれるまで戻っていくことはそうありません。
 このやり方が成り立つためには、自分の持ち株はほとんどマイナスにならない、という絶対勝利の法則のような銘柄探しの技術を持っていないと難しいことになります。しかも安定して。
 勝率を70%まで落せば負けの方も23%程度と結構ちゃんとリスク管理しないと利益を出すのが難しくなってきます。

 では、利益を大きく出せば良いかというと、個人的にはそうでもない、と考えています。
 大きな利益を狙う、というのはそれだけ騰がる株を選ばねばなりませんから銘柄選びも難しいですし、売り時を捉えるのが難しく、かえって売り損なってしまう危険性も高くなります。
 ですから、ぼくの投資法では利益も大きくは狙いません。10~20%程度の上昇であれば、ほとんどの株で狙うことが可能だからです。

 で、利益を10%、損失を8%に限定すれば(これは例えです)5勝5敗で10%の利益が出ます。これまでのところ実績としては2勝1敗ペースですので利益は出てくる計算になります。それでも人間心理とは難しいもので損失の方のコントロールは完璧とはいかずちょくちょく利益を浸食してしまいます。

 御質問の通り、どういう形でも最終的に利益が出ればその人の勝ちです。株式投資は金を殖やすために行なっているのですから。
 ただ、教科書的に言うならば出来る限り実現しやすい(勝率が低くても利益が出る)やり方を推奨する、ちゃんとルールに則った(コントロールされた)売買を行なわないと、効率良く確実に利益を積み重ねていくのは困難かと思います。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。確かに9割ベースの勝率を保ち、損失をうまくコントロールするのは非常に難しいですね。私も損益率は半々で、勝率60%行ければすばらしいと思います。m-taharaさんの実績ペースでいけば確実に利益がでますね。私もがんばります。貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/25 15:51

貴方の書籍の選び方が偏ってるだけだと思います。



ただ、結論は1勝9敗でも良いと言うことです。

損小利大って言うのは、最終的な結果論であるので、それを実践するに導く方法が記載されてませんよね。
貴方の本には。

まあ、いろいろなジャンルをお読みください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。確かに書籍のジャンルは偏っています。自分に都合の良い本ばかりに目がいってしまいます。ただ個人的には勝率追求、利益追求、どちらでもトータルで利があれば良いと思ってます。しかし勝率を追求した書籍が少ないように感じてます。なのでこれからもっとたくさんのジャンルの本を読んでみようと思います。貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/25 15:45

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