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大学院のマスターのことを博士前期課程というところと修士課程というところがありますが、全く同じ意味ということはわかりますが、なぜ2種類あるんですか?
もし、使い分けがあれば教えてください。

A 回答 (3件)

文科系の博士課程修了者です。



私の大学では、もともと「博士前期課程」・「博士後期課程」という言葉は無く、「修士課程」・「博士課程」とされていました。学者になりたい人は、まず修士課程に入って修士になり、博士課程にほぼ自動的に進学(形式的に試験はする)する感じでした。

大学院重点化によって、「専修コース」・「社会人コース」など修士で終わって、社会に出る人たち(学者志望ではない)用の課程ができまして、これらがみんな修士課程に編入されたのです。これに伴って、学者志望者の修士課程は、「博士前期課程」となり、博士課程は「博士後期課程」となりました。ただし、これは書類上のことで、今でも慣例で、「修士課程」・「博士課程」と呼んでいます。

けっこう大学によってバラバラで、筑波大学なんかは、昔から「博士前期課程」・「博士後期課程」という言葉を使っていたと思います。ただ、今は全部この言葉に統一されているはずです。
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理系博士課程修了者です。



たぶんですが、修士課程という呼び方をするところは、博士課程が無い大学で、博士前期・後期課程という呼び方をする場合は、博士課程もあり、なおかつ研究者養成一貫教育を行っているということだと思います。

文科省の都合か何かで、博士前期・後期課程という呼び方をした方が都合が良かったという理由もあったかもしれません。
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これは2種類あるというわけではなく、ほとんどの場合、その大学院がいわゆる博士課程を開設しているかどうか、ということによるようです。


つまり、修士課程だけを解説している場合に「修士課程」と呼び、博士課程を解説している場合に、いわゆる修士課程を「博士前期過程」、いわゆる博士課程を「博士後期課程」と呼ぶわけです。
もちろん、全大学院がこの呼称を採用しているわけではなく、「修士課程」「博士課程」と呼び分けている大学院も少なくはありません。
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