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"CuSO4aq"+"NH3aq or NaOHaq"で青白色沈殿が生じ,青白色沈殿の原因は"Cu2+"+"2OH-"→"Cu(OH)2"↓で生じる"Cu(OH)2"だと習ったのですが、そうすると生成する沈殿は同じものと思うのですが、同じmol比で実験しても、資料集を見てもアンモニア水を入れたときは少し緑がかり、水酸化ナトリウムを入れたときよりもかなり白っぽいのですが、この原因は入れた溶液の塩基性の違いのためなのでしょうか?それとも、水酸化銅以外に生成したもののせいなのでしょうか?それともその他の原因のせいですか?
教えてください。

A 回答 (1件)

生じた水酸化銅の色を比べたとき、アンモニア水で生じさせたものの方が白く見えるのは、


そちらの方が水酸化銅の粒子が細かいためです。
(粒子が細かいと、光の拡散によって色が白く見えます)
水酸化ナトリウムのように強アルカリで沈澱を生じさせると、局所的に高pHになりやすいため、
塊状に析出して粒子が大きくなります。
(但し、結晶として大きいわけではなく、不定形粒子として大きくなります)
アンモニアが飛ばないようにして保存しておくと、粒子が若干固まって、生成させたときよりも
色が濃くなって見えます。

水酸化ナトリウムで生じさせた場合に緑がかる理由についてはわかりませんが、
或いはosero0360さんも推測された通り、塩基性の違いにより銅の一部が錯イオン
(たとえば[Cu(H2O)4(OH)]^+のような)を形成しているのかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2005/11/22 00:59

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