アメリカにはなぜ共産主義者などの団体がいないのでしょうか？

アメリカにはなぜ共産主義者などの団体がいないのでしょうか？言論の自由 などの最も進んだ国などとよく評価されているように思うのですが、ちょっと不自然にも感じたのですが、ご存じの事などありましたら書き込みよろしくお願いします。

No.6 ベストアンサー 回答者： eulenspiegel 回答日時： 2005/12/25 23:35

アメリカにも一応共産党はありますよ。

ただ、規模はものすごく小さいですが。

１９００年初頭からニューディールにかけて貧富の格差の拡大化、都市問題、などが出てきたとき社会党だったか共産党は出てきましたよ。

連邦議会で２０議席くらい確保したことがあるはず。有名な指導者としてユージン・デブスという人がいます。作家ジャックロンドンなんかも共産主義の考えに賛同していたと思う。

共産党がそれから支持を伸ばすことが出来なかったのは結局市民の賛成を得られなかったことだと思います。

その原因としていくつかのものがあげられると思いますが、アメリカの２大政党制が挙げられると思います。

フランクリン・ルーズベルトが行ったニューディールは共産主義的な政策で、国家の主導の下積極的な経済政策を行いました。労働基本法などの社会福祉関連の法律も連邦レベルでは初めて制定されました。

ルーズベルトの下で民主党が貧困層を助けたから民主党が支持を得て、共産党は小規模になったということが言われます。

他にはアメリカの官僚制の特徴を挙げることもできます。アメリカでは大統領が変わるごとに一定レベル以上の行政官は全員入れ替わります。どこまで入れ替わるか分かりませんが、その辺の郵便局の局長なんかでももしかしたら入れ替わるかもしれません。
そのような環境の中で官僚は継続的に政策を遂行することができませんし、また、アメリカでは官僚よりも議会が有能な人材を抱えている面がありますので能力の面でも官僚は優位に立っていません。
アメリカでは共産主義のような国家による積極的な指導は構造上あまり予定されていないのです。

No.5 回答者： 301007 回答日時： 2005/12/21 20:34

goo2408さん、はじめまして！

私もよくわからないので、「アメリカ・共産主義」で検索すると、共産党があるようです。http://www.cpusa.org/

また、アメリカ共産党のあまりの教条主義、官僚主義にあいそをつかした人々が分裂して作った組織「連絡委員会」の非公式ホームページ
Committees of Correspondence(CoC)　もあるようです。。

アメリカ大陸としてみた時に、共産主義はゲリラにくっついて出てきますよね。。今まで無関心でしたが、ここのところＯＫがらみでチョコチョコ出てくるので、調べてみました。

１）アメリカでの保守主義は、かつては白人・アングロサクソン至上主義であったが、現在は圧倒的な軍事力をバックにしてる「新保守主義」と変ってきている。具体的にはブッシュ政権にからむa《ネオコン》（イラク強硬派＝国防長官、次官、パール委員長等等）。b《ＰＮＡＣ》という組織など。bは非営利『教育』組織だそうです！アメリカの国際指導力促進が目的で強力な軍事力、米国の価値観向上を海外に広める方針。その為に(1)国防予算の大幅増額、(2)中東・中央アジアでの米軍基地建設、(3)上記地域での反米政権の打倒、(4)米国の利益と両立しないときは国際条約でも破棄する、(5)世界のエネルギー資源の支配(6)宇宙の軍事利用(7)サイバースペースの支配(8)核兵器の実践使用など具体案件に盛り込まれてる。会員は現『ブッシュ政権』を支える『共和党』の政界実力者(2005年5月）　彼らの思想は政治理論では新保守主義に立脚し、経済はネオコン政策を推進する。

そもそも、、『ネオコン』は旧左翼を起源とする保守派と言われるが、（Ａ）現在ではアメリカ至上主義イデオロギーに移りつつある。彼らのうち、ＰＮＡＣ会員がアメリカのタカ派外交、軍事・国防の決断をし、クリントン前大統領政策批判。

イラク問題決着後は、ＰＮＡＣの地祇の目標はイラン、北朝鮮に間違いないといわれている。

アメリカでは共産主義思想は根付きにくいのかもしれませんね？
人種の坩堝ですから。。「共同体」「仲間」というアイデンティティが無いのでしょうか？

日本人の文化には、「共同体」が縄文人からあると言われてますよね！
大陸から来た弥生文化をもたらした人々とも迫害せずにお互いの文化を尊重し合って近接して生活していたと聞いた覚えがあります。。

アメリカのように歴史的に人為的に他民族が一緒に暮らすようになって、矛盾を可決するのに『合理性』『利害』まで押し下げて、協調する以外にはなかった国とは違いますよね！

それに！アメリカでは中国マフィア（黒社会）がシチリヤを制し、ナンバー１になり、日本でも勢力を広げて未解決事件、風俗店など、思い当たる。。（抜粋：「タブーの世界地図帳」よりhttp://www.nihonbungeisha.co.jp/）

今のブッシュ政権に媚びてるような小泉政権や安倍さんの最近のタカ派的発言には、とんでもない保守主義社会に踏み込みつつあるのを心配します。
最近の株高も、アメリカ経済からのイラク派兵への小泉さんへのご褒美ではないかと、、（あな、恐ろしや、クワバラ、クワバラ・・）

No.4 回答者： ucok 回答日時： 2005/12/19 18:14

団体が存在するのは既に回答されている通りです。

ところでアメリカは、言論の自由 などの最も進んだ国などと「よく評価されている」のでしょうか？　私はあまりそういうイメージを持っていないのですが。

「あちこちで自由な議論が繰り広げられている」という意味なら、当たっているかもしれません。そして、９.１１直後などは、少しでも反戦やイラク擁護を訴える人々が「自由に」罵倒される姿を、日本にいる私もテレビでよく目にしました。反戦を訴えただけで警察や裁判所のお世話になった人も何人もいます。反戦そのものが違法だったわけではなく、反戦運動によって騒動を巻き起こし、社会の規律を乱したからです。

特に、ニューヨークやカリフォルニアならリベラルな人も大勢いますが、いわゆる「バイブル・ベルト」と言われる、保守的（で広大）な地域で共産主義を訴えたら生きてはいけないかもしれませんね。

言論の自由があるところでは、自由に罵倒する人も多く、ゆえに時として、危険でもあるのです。

No.3 回答者： ipa222 回答日時： 2005/12/19 13:44

戦後、赤狩りもありましたし、共産主義者は国家転覆のテロリストというイメージがありますから。

米ソの長い対立があったからというのがシンプルな回答ですね。

言論の自由に、共産主義もテロも含まれていません。
あるライン以上のものを自由とするというのが一般的な認識です。
殺人は自由ではありませんから。

No.2 回答者： tojyo 回答日時： 2005/12/19 10:47

団体はいくらでもいるでしょう。

その団体を支持する人がどれだけいるかということが問題であって、発言は自由のはずです。

ネオナチの信奉者もいますし・・・。

No.1 回答者： k99 回答日時： 2005/12/19 04:09

います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1% …

ただ、支持を得ておらず、政治勢力としてはマイナーなのでニュースとしてこちらまで届かないだけです。