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先日祖母が他界しました。ちなみに宗旨は真言宗です。
初七日法要や四十九日についてふと思ったのですが、
7や49という数字には、どういう意味があるのですか?

A 回答 (6件)

 もともとはインドの輪廻思想によるものです。

中有(ちゅうう)、あるいは中陰(ちゅういん)といい、インド語の「antara<長音>-bhava」の訳語です。死の瞬間(死有:しう)から次の生存を得る(生有:しょうう)の間までの生存をいいます。その期間は7日、49日、無限定など仏教経典や論書によって諸説有ります。また中有自体を認めない仏教学派もあります。

 葬送儀礼としては特に49日説に基づいて、7日ごとに仏事・法会を執り行い、その功徳と追善(死者に成り代わり生者が善事を行うという修行の一つ)によって、49日目(満中陰)に死者を浄土への往生や、善処への転生を祈ることが行われます。
 また中有の期間は、もっぱら香りのみを食べるとされます。“四十九日までは香や花を絶やさずお供えする”という信仰もこれに基づくものでしょう。
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はじめまして。


十三仏の信仰からでしょう・・・(真言宗の日用経典にも取り入れられているとか?)十三仏は日本独自の庶民信仰だそうです。
私は昨年、友人を亡くした際にお坊さんにお伺いしました。

十三仏とは
不動明王(初七日)
釈迦如来(二七日)
文殊菩薩(三七日)
普賢菩薩(四七日)
地蔵菩薩(五七日)
弥勒菩薩(六七日)
薬師如来(七七日)
観音菩薩(百ヵ日)
勢至菩薩(一周忌)
阿弥陀如来(三回忌)
阿しゅく如来(七回忌)
大日如来(十三回忌)
虚空蔵菩薩(三十三回忌)とされ死者の忌日の守護仏とされているそうです。

これは「十王経」にいう冥土の十王 (秦広王、初江王、宋帝王、伍官王、閻魔王、変成王、泰山王、平等王、都市王)冥界をつかさどる三王(蓮華王、祇園王、法界王)を加えて十三仏のそれぞれが冥界に姿を現した時の名とするものだとか・・・。
専門ではないので・・・自信はありませんが。

ご冥福お祈り申し上げます。

参考URL:http://www.taimadera-nakanobo.or.jp/13butu2.htm# …
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追記


葬送儀礼には仏教経典や論書に基づくものや、それにさまざまな宗教・信仰・思想が付加して形成されます。ですから「中有」や「四十九日」自体は仏教に依るものですが、現在行われる初七日や四十九日の追善法会などは、中有思想から派生して生まれた信仰です。
 その点は留意してください。
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No1です。


表現に言葉足らずがありましたので追加します。

>お釈迦様は49日かかって悟りを開かれました。

修正:
お釈迦様は、長い修業の後、菩提樹の下で悟りを開かれたわけですが、その後もさらに瞑想を続けられ49日目に悟りの内容を完全に把握されました。
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こちらが参考になると思います。



参考URL:http://5go.biz/kankon/r12.htm
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インド仏教の考え方です。

インドでは人は死んで49日後に生まれ変わると信じていました。お釈迦様は
49日かかって悟りを開かれました。

宗派により又地域によってこの古代インドの考え方を日本式に解釈しているので細かい点では説明に差があると思われます。

曹洞宗では、人は生まれかわるためにお釈迦様の弟子になって修業しなければならない。7日ごとに小さな生まれ変わりを繰り返し(現代風に言えば資格を取る?)49日で修業を終えて仏門に入ることが許可される。従って49日までは人の魂はあの世に行けずこの世でさまよっていると考えられます。仏ではなく
人の魂に過ぎないので、49日以前はお包みにもご霊前と書き、49日後始めてご仏前と書かれます。その後も年忌法要が繰り返され50年経てば神となるので
法要が不要となります。

満中陰(49日)を大事にするのは、49日が無事すぎて故人の魂がお釈迦様に救われる(試験に合格)まで遺族は最低7日ごとにお経をあげ、線香をたてて受験生(故人)を応援しなければならないと解釈しても
良いかと思います。
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