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そこそこの腕前の個人投資家や個人為替ディーラーを募って集めて、社員にしてる投資会社ってあるんですか?その中の一人の投資家が多額の損失を出した場合、その投資家は、損失した額の金を会社に払わなければならないのでしょうか

A 回答 (1件)

単なる判断ミスや不、ありがちな不注意なら、会社に対する賠償義務はないでしょう。



トレーダーの判断がよくて利益が出た場合、会社はボーナスを出すにしても、すべてがその社員のものになるわけじゃありませんよね?
それなのに損失だけを社員に帰属させることはできません。
そんなことをしたら、能力のあるトレーダーはみんな独立しちゃうでしょう。
(そうでなくても、ネットで個人でも機関投資家なみの投資環境が得られるようになったので、独立する人は多いのでは?)

英国ベアリングズ社のトレーダーは逮捕されましたが、損失を隠そうとしていろんなごまかしをやっていたようです。
違法行為で会社に損害を与えたり、違法でなくても上司の命令に反する取引をして損害を与えたりした場合には、賠償義務があります。


なお、雇用契約ではなく、トレーダーに売買を委託するという契約(個々のトレーダーは事業主と見做される)の場合は、別会社への業務委託と同じですから、契約内容によっては賠償が必要でしょう。

でも、そんな損な契約で働くトレーダーはいないでしょ?
投資信託を運用する投資顧問会社も、自社が預かっているファンドの運用に失敗して損を出したとき、1円だって穴埋めしちゃくれません。
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