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太陽光発電なんかで、商用へ戻す(売電する)時にインバータの出口側に
連係保護装置というものを接続するらしいですが、そもそも系統連携って
どういう意味なんでしょうか。それから、連係保護とは何を何から保護す
るのでしょうか。

A 回答 (3件)

専門家ではありませんが系統連携とは、例えば発電機が有ったとしてその発電機の発生した電力を何かのモータとか電気器具単独で発電機の電力を消費する場合は関係ないのですが、電力会社からの電力配線と一緒にしてしまう場合のことです。

但し系統連携する場合は電力会社の電気と発電機の電気が一緒になるので厳しい規制があります。
また連携保護とは、万一発電機側のトラブルが発生した場合、電力会社側に影響させないよう遮断装置を付ける事。
要するに万一発電機側にトラブルがあると電力会社側に影響あり、その地域全体に大変な迷惑をかけるので、安全のための装置とお考え下さい。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
商用に接続された発電機がトラブルのために、地域全体が停電してしまう可能性があるということですか。これは確かに大変な迷惑がかかりますね。そのために発電機を切り離す必要があるということになるんですね。

お礼日時:2000/12/20 17:11

コンセントの電気は交流の100Vというのはご存知だと思います。


交流というのはプラスとマイナスが、東日本の場合だと1秒間に100回(50Hz)、西日本だと120回(60Hz)入れ替わります。
乾電池を並列に繋いだ場合、(+)極同士、(-)極同士に繋ぐので2倍の電流が取り出せます。
ところが繋ぎ方を間違えて(+)と(-)を繋いでしまったとすると電池同士で電気を消費して(ようするにショート)危険です。
そこで、売電の場合。
もしも何も考えずに太陽電池側のインバーターと電力会社側を繋いでしまった場合、電力会社側が(+)の時にインバーター出力が(-)のタイミングになってしまう可能性もあります。
これを(+)同士、(-)同士に合わせる(これを位相が揃うといいます)ための仕組みと、もし万が一位相が狂った時に事故を防止するための仕掛けです。
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 他の方の回答であってると思います、その他の保護装置としては、接地した時や短絡した時、周波数が高くなったり、低くなったりするとかなり電力会社は困ります。


 電気の供給が止まると周波数は落ちてしまいます。その分、他の火力発電所のタービンがいっぱい回転してくれてその周波数の下がった分を補ってくれます。
 他にも電力会社の系統に電気を送る際に周波数を合わせるために「同期」と言うものとり、60Hzならその周波数にあってないと、電気を送れないシステムもあります。
(360度の円で0度の±10度以内でないと駄目です)
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この回答へのお礼

発電機側の故障、位相・周波数の問題等いろいろと考慮しなければならないことがあるんですね。売電用装置が高価になる理由が何となく分かったような気がします。
回答を頂いた皆様、ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/21 18:33

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