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素人質問となり恐縮なのですが,細胞の生死を判断するにはどうしているのでしょうか?遺伝子注入(マイクロインジェクション)などで,成功の是非を決めるのに細胞死マーカーというのを使うというのを聞いたことがあるのですが,何かの色素とか蛍光体でしょうか?そして,それを使うと,死の前後で何が変わるのでしょうか?また,他に細胞の生死を判断する方法が御座いましたらご教示頂ければと思います.よろしくお願いします.

A 回答 (2件)

以外ですが、細胞の生死判定は透過型電子顕微鏡で一目瞭然です。

もうすぐ死ぬであろう具合の悪い細胞もわかります。働きの鈍くなった細胞は、ミトコンドリアのクリステの退化などからも知ることができます。
最近では、ティッシュエンジニアリングの分野でも電顕による判定は見直されています。
ただ、電顕が高価なうえに試料作製技術に熟練を要するので、研究者が日常的に使うのは難しいでしょう。
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遺伝子注入はやっていませんが、細胞のバイアビリティを評価しています。

そのとき使う色素をご紹介します。
検体中の細胞数が多く、血球計算盤で細胞の数を数える時はトリパンブルーを使います。生細胞はトリパンブルーを排出できるので、死んだ細胞のみ青~紺色に染まります。
蛍光物質ではpropidium iodide やcalcein-AM などを使います。propidium iodide は生細胞の膜を透過しないので、死細胞の核が染まります。
calcein-AM は生きている細胞の中で代謝されて蛍光物質に変化するので、生細胞の細胞質が染まります。
細胞数が多く、検体数も多い場合は、顕微鏡で数えると大変なので、細胞の代謝活性を細胞数に換算しています。この場合はMTTやalamar blueを使用します。
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この回答へのお礼

ありがとう御座います.聞き慣れない物質名で困惑しますが,勉強してみます.

お礼日時:2006/05/02 18:19

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