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遠心力がかかると、自動的に反対側に車体が傾く「振り子型電車」が有ります。

JR西日本が福知山線にこの電車を採用していれば尼崎のカーブで遠心力がかかっても電車がひっくりかえるような事故にはならなかったのではないでしょうか?

A 回答 (3件)

振り子型車輌の場合、非振り子よりも脱線しやすいことが知られています。


カーブの内側に傾くのは、遠心力により低い位置にある重心がカーブの外側に振れるためです。カーブをより早く安定にまがるためには重心は内側による必要があります。自転車など二輪車でカーブを曲がる時を考えればよく分かります。

ではなぜ、振り子車輌は非振り子よりカーブを早く曲がれるか、という疑問が出てくるでしょう。
答えは非常に簡単です。

カーブの制限速度は「安全性」ではなく「乗り心地」を基準にして決められているためです。
制限速度は、大体次のような関係です。
非振り子乗り心地制限<振り子乗り心地制限<<振り子安全制限<非振り子安全制限


あの事故は私は運転士個人の資質の問題だと考えています。もちろんそう言う人を登用した企業の責任も問われてしかるべきです。
しかし、定刻にこだわることは「安全」の面から考えても本来は推奨されるべきなのです。あらかじめ立てられた予定どおりの運行が行われることが安全への第一歩です。ただ、それを無理に取り返そうとすると事故の元。バックアップ体制がどうとられるかです。その点では、駅間の所要時間はそのままで駅の停車時間を延ばした判断は◎です。駅間で遅れても停車駅で取り戻せるのですから。
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この回答へのお礼

振り子型車両の方が脱線しやすいとは知りませんでした。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/11 13:10

 振り子型電車でもオーバースピードで突っ込めば脱線転倒しますから、結果は一緒です。



 夜中まで起きてて寝不足で運転してて、それでラインオーバーして怒られるというのを繰り返していて、また怒られるのが嫌だからと辻褄合わせでスピードを上げて走ったら曲がれなかったというのが原因ですから。

 スピードが出ないように車両を変えるとかしない限りは、またいつか同じような事故はおきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/11 13:12

根本的にあの事故は人為的なものだともいます。


脱線しにくい電車を導入しても、それを扱う人が間違えれば事故は起こります。
ですから、抜本的な対策は「教育」なのです。
あの時、運転士が定刻を守ることに固執せず、減速してれば少なくとも事故はなかったのではないでしょうか?
安全あっての鉄道輸送です。鉄道会社はあの事故を教訓にもっと安全に輸送するにはどうするかを考えてもらいたいです。
その上で定刻を守るとか、安全設備を増強するとか、高性能な車両導入とかの話になると思います。

何事も人の行いからなんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/11 13:11

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