dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

5月19日の毎日新聞に

2020年ごろにオゾンホールの回復傾向が認められるようになり、21世紀半ば頃にはオゾンホールは解消される」という結果を得たと発表した

という記事がありました。オゾンホールが拡大して温暖化問題につながるという話は聞いたことがありましたがなぜ穴がふさがるのか理由がわかりません。温暖化問題はなにもしないでもそのうちに解決するというこたなんですか?
ご存知の方いらっしゃいましたらお願いします

A 回答 (7件)

化学で回答していたのですが、あちらが削除されてしまったので、こちらにペーストします。


No.6のご意見とほぼ同じになると思います。
なお、フロン自体は空気よりも密度が大きいので、上空に上がると言うよりも、地上で発生したものが上空に拡散すると理解するべきです。


*以下、「化学」からコピー&ペースト
オゾンホールと温暖化は原因が異なると理解しています。
オゾンホールの原因は、フロンであると言われますが、厳密にはフロン中の塩素原子のようです。炭素-塩素結合が紫外線で切断され、発生する原子状の塩素が
オゾンを破壊するということです。その破壊が連鎖的に進むために、少量の塩素原子が多量のオゾンを破壊します。
上述のように、問題はオゾンではなく、炭素-塩素結合を有する物質と言うことになりますので、フロンのみならず、四塩化炭素などもオゾン層を破壊するとされています。逆に言えば塩素を含まないフロンはオゾン層を破壊しないということになります。

ただし、オゾン層は塩素原子によって破壊されると同時に、空気中の酸素から作られてもいます。結局は両者のバランスの問題です。フロンなどの濃度が減少すれば、オゾン層の破壊の速度も遅くなり、あらたに発生するオゾンの量がそれに追い付くと言うことでしょう。


http://www.matse.fukui-u.ac.jp/~sakan/ozone.html

http://www.eic.or.jp/library/ecolife/knowledge/e …
    • good
    • 0

なんか回答が混乱してますね。



(1)オゾンホールの拡大は地球温暖化と直接の因果関係を持ちません。#1、#2参照

(2)オゾン層は自然に形成されます。
オゾンの化学式はO3で、酸素原子3つの分子です。
大気の約2割が酸素分子(02)ですが、
この分子は硬い紫外線や雷などによりエネルギーを与えられると解離し、
場合によっては酸素原子のうち一つが他の酸素分子と化合してO3になります。
オゾン層のオゾンの主たる供給源は太陽からの紫外線によるO2分解とO3生成と考えられています。

(3)フロンがオゾン層に到達するとオゾン濃度が低下します
オゾン層では常にオゾンの生成と分解が起こっており、
生成速度と分解速度の釣り合う濃度で均衡します。
フロンは紫外線によって分解して塩素を放出し、
この塩素が触媒となってオゾンの分解速度を速めます。
この結果、フロンがオゾン層に到達するとオゾン濃度が下がります。

(4)フロンの排出を止めるとオゾン濃度は回復すると考えられています
オゾン層からオゾンを分解する触媒が拡散して濃度が下がると、オゾン濃度は上昇します。
塩素などハロゲン(17族)は非常に反応性が高く、基本的には地上で反応して固定されます(海水中には億トンとか兆トンという単位の塩化物イオンが溶けています)。
フロンは非常に安定しており、塩素を含む気体としてはオゾン層まで分解せず到達する数少ない物質の一つです。
新聞に掲載された試算は「オゾン層への触媒の供給はフロンおよび代替フロンのみである」と仮定し、
フロン等排出量とオゾン濃度の変化をデータとし、触媒拡散速度などを推測した上での推定と思われます。

オゾンホールは地球温暖化などに比べて遥かに機序が明確に分かっているので、
この予測はまあまあの精度ではないかと個人的には評価します。
    • good
    • 1

オゾンホールの原因物質について!


空気と同等か軽い有機性のガス類が主な原因物質です。フロンガスに限らず揮発性有機溶剤(VOC類)も同じです。只、前者と後者では大きな違いがあります。それは、ハロゲン物質を含むガスか含まないかです。ハロゲン物質とはダイオキシン類のベースとなる元素で5種類あります。代表的な物質としては塩素、フッ素、臭素です。フロンガスの場合塩素、フッ素の2種の化合物です。通常の有機性ガスはオゾン層で発生するオゾンで水と二酸化炭素に分解し無害化します。しかし、ハロゲン物質は単体のガスでは存在できないので他の物質と化合しようとします。この為、残ったハロゲンガスがオゾンを分解し続けます。これがオゾンホール発生の主原因です。オゾンホール修復にはオゾン層中のハロゲンガスの回収か、時間と共に濃度が低下するのを待つ方法しかありません。よって、ハロゲン物質使用を全廃すれば記事どうりになると思います。しかし、ハロゲンを含む製品は多く、塩素は塩化ビニルや水道水、フッ素はテフロン(フライパン)やパッキン、臭素はABS樹脂や難燃素材など様々な製品に使用されています。果たして記事の予測は当るのでしょうか?
    • good
    • 0

オゾンホールに関する考え方にはいろいろあり、まだどれが本当かはよくわかっていません。


オゾンホールの回復の理由として考えられているものとしては冷蔵庫のリサイクルなどが進む、または大開フロンにより大気中にフロンが放出されることが少なくなった、雷(オゾンは高圧の電気で精製される)などによりオゾンが増えたなどが考えられます。
    • good
    • 0

おっと質問に答えるのを忘れていました。



>なぜ穴がふさがるのか理由がわかりません。
オゾンホールの原因物質であるフロンの、大気中への放出が努力によって減少しているから、です。
1987年に「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」の採択というのがありまして、先進各国の努力のたまものです。

http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/05/ …
    • good
    • 0

オゾンホールの拡大が主に引き起こす問題は皮膚がんの増加など、紫外線の増大による生物への影響です。


温暖化問題に関係するとは聞いたことがありません。

温暖化の主原因は二酸化炭素やメタンなど温室効果ガスの増加、人間の経済活動による熱の放出などです。
オゾンホールと温暖化はあまり関係ないはずです。
    • good
    • 0

オゾンホールの原因はエアコンの冷媒として使われているフロンです。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BE% …

地球温暖化のメインは化石燃料の消費により二酸化炭素濃度が上がる温室効果です。フロンも少し関係してますが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%AE%A4% …
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!