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現在、第二種電気工事士筆記試験の合格発表待ちです。
(一応、合格ラインといわれる点数は超えていましたが...)

 試験とは関係ないのですが、ふと疑問に思ったことですが、
電流減少係数で「管内に入れる電線の本数が...」という
問題が良く出ますが、露出で1.6mm3芯のケーブルを
使用したような場合にも、この電流減少係数は当てはまるのでしょうか?

A 回答 (2件)

>その3芯のケーブル1本を管内に納めた場合には、3本挿入時の減少係数で考えればいいのでしょうか?



*同じ考え方でよろしいです。

 但し、ケーブルと電線では、基準になる許容電流が違いますので、
 あくまでもケーブルの許容電流で考慮する必要があります。
 
 (VVですと、IVよりは大分小さいでしょう)

 計算式の形は同じですが、「導体基準温度(絶縁体の種類で異なる)」が違っています。

 私は、ケーブルや盤内配線の許容電流の算定に、参考にしているのは、
 日立電線が編集(発行)の「電線・ケーブルハンドブック(山海堂 出版」や「電線・ケーブル総合ガイドブック(日立電線 発行)」です。

 詳しいことを勉強するのであれば、総合ガイドブックを入手されるとよろしいと思います。
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この回答へのお礼

再度のレスありがとうございました。
勉強になりましたm(__)m

お礼日時:2006/06/13 21:03

>電流減少係数で「管内に入れる電線の本数が...」という問題が良く出ますが、


  露出で1.6mm3芯のケーブルを
使用したような場合にも、この電流減少係数は当てはまるのでしょうか?

*ケーブルの許容電流は「空中・暗渠」配線を基本として定められています。

 「空中・暗渠」とは、「放熱用(冷却用)空気の対流が十分に行われ、
 かつ直射日光が当たらない」場所ということで、
 室内で密閉されておらず、且つ敷設状態が「重ねていない」「他の配線と十分に離れている」、
 周囲温度40度C以下の環境との意味です。

 質問の例が「露出・空中・暗渠」で、上記の状態が保たれている環境では、このケーブルの電流減少係数は考える必要がないです。
 (実際には、40度C以下での過負荷使用を考慮する場合には、減少係数を「1以上」でする
  場合があります・・・計算し、温度を測りながら使う場合があります)

  実務としては、壁の間の狭い空間やケーブルを重ねて敷設したりする場合が多いでしょうから、
 電流減少係数を考慮してサイズを選定するべきです。

  私どもの社内内規では、幹線ケーブル(ダクト・ラック・電線管敷設)では一律「0.7以下」の減少係数を使うように
 設計条件としています。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

普通のVVF1.6 3Cとかを壁にステーブル止めする
時などは空中ではないので、許容電流は少なくなると
いうことですね。

 また、コードが3本で1本のケーブルになっていても
空中・暗渠の場合には、電流減少係数は関係ないと
いうことでよろしいでしょうか?
 さらに、その3芯のケーブル1本を管内に納めた場合には、
3本挿入時の減少係数で考えればいいのでしょうか?
(実務上の余裕を見た減少係数は別として)

お礼日時:2006/06/12 12:45

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