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こんにちは。
中国人をはじめとした「苗字+名前」の習慣について教えてください。

日本や朝鮮半島のように歴史的にずっと、苗字+名前の順番だった国は、他にありますか?
ベトナムも苗字+名前の順ですか?

これは中国の影響であると考えてよいのですか?

A 回答 (3件)

ベトナムは姓+名だそうです。



朝鮮は知りませんが、日本は「歴史的にずっと、苗字+名前の順番」ではありません。
卑弥呼の例でも分かる通り、太古は苗字がありません。
今でも天皇には苗字がありませんね。

奈良時代でも、今の苗字にあたるものはありません。
姓(カバネ)はありますが苗字ではない。
当時、中国は姓+名ができあがっていますから、
微妙に影響は受けていても、完全にではないんです。

あるサイトでは(リンクを貼ったら回答できませんでした)、
日本語、韓国語、中国語(北京、香港)、タイ語、タガログ語、インドネシア語、セイロン語
これに加えて、ハンガリー、ロシア、ベラルーシ、ウクライナも
姓+名型だと書いています。

日中韓越(ハンガリーも入るか?)だけなら
中国文化の影響と言い切れる可能性もありますが、
インドネシアやタガログもそうだとなると、
言語的な側面や氏族社会の歴史といった面も関係があると考える方が自然だと思います。

日本の場合、江戸末期まで、今の苗字にあたるものではなく、
所在地や所属+名前という形で人別帳は作られています。
また、武家であっても、例えば徳川家康の徳川は
苗字ではなく、氏族名。

これは前の回答者さんの分析の通りです
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

天皇陛下、やっぱり苗字をお持ちではなかったのですね。
中国には字(あざな)という物もありますよね?
諸葛孔明(字)とか諸葛亮という姓名とか。字が呼び名になるのでしょうか。。

安易に中国の影響と考えきれないということですね。大変詳しいご回答、どうもありがとうございました!
とても興味深く拝読いたしました!! 

お礼日時:2006/06/18 10:06

ヨーロッパではハンガリーが苗字+名前です。

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この回答へのお礼

ハンガリーはアジア系と言われますけど、苗字と名前の順番も、東洋風なのですね!
ご回答ありがとうございました!!

お礼日時:2006/06/18 09:56

中国の影響と言うより日本の今の戸籍制度が採用された事が影響しているのではないでしょうか、日本人の総てに苗字と名前が与えられたのは明治維新後、武士の苗字帯刀の特権が廃止されてからだそうです、それからすべての人が姓を名のることができるようになり全国で各家ごとに戸籍がつくられ家族の姓名が記録されるようになってもまだこの時まだ姓をもたない人々がいた、そう言う人は町や村の物知り家にいってつけてもらったり村中で同じ姓をつけたりしたと言う説、文字がまだ読み書きできる人自体が少ない時代でしたから。


明治政府はは国民からもれなく税金を取る、男子徴兵のために完全な戸籍制度を作りかったと言う説もあるとか。
結婚は本人同士がするのにいまだに○×家と×△家のご両家、また葬式でも○△家・・、と個人より家が優先されてます。
他の国の事は調べていないので回答できません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

士農工商の中、名字帯刀を許された一部の人を除いては、公家や武士などの身分しか
姓名を名乗ることはなかったようですが、それでも欧米のように「名前+苗字」の順では
なかった為、これは漢字や思想、食文化その他と同様、中国の影響だと思います。

確かに冠婚葬祭では、○○家、ですね!
あまり考えていなかったのですけど、その通りだと思います。
ご回答ありがとうございました!!

お礼日時:2006/06/18 09:48

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