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ノルアドレナリンの働きなどが関係しているのでしょうか?

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A 回答 (3件)

こんにちは。


#2です。回答をお読み頂きありがとうございます。

>人間が不安を感じた時、大脳辺縁系から脳や身体に送られる信号の伝達物質が、ノルアドレナリン、という理解でよろしいのでしょうか?

ごめんなさい、それはちょっと違います。
私の方の説明不足でたいへん申し訳ありません。

まず、神経伝達物質の「脳内分泌」に就きまして話を整理させて頂きますが、NA(ノルアドレナリン)、あるいは5-HT(セロトニン)、DA(ドーパミン)といったものは「修飾系伝達物質」と言われておりまして、これらは主に「一箇所の神経核」から「脳内広域」に渡って一挙に投射されるものでありまして、神経細胞同士が「特定の情報をやり取りするために使われるものではありません」。これが最も重要なポイントです。
詳しく調べてはいませんが、大脳辺縁系に発生した情動信号を視床下部に伝達しているのはNAではなく、恐らく「グルタミン酸」や「GABA」といった興奮性及び抑制性伝達物質ではないかと思います。それより先の自律神経終末では、この他に「Ach(アセチルコリン)」なども使われます。

このように、我々の身体の神経系で実際の情報伝達に使われますのはグルタミン酸やGABA、Ach(アセチルコリン)などといった「興奮性伝達物質」及び「抑制性伝達物質」です。これに対しまして、NA(ノルアドレナリン)、5-HT(セロトニン)、DA(ドーパミン)といった「修飾系伝達物質」は、脳内で特定の信号をやり取りするものではなく、投射された神経細胞の働きを「修飾」するものでありまして、代表的働きとしては「促通効果」というものが挙げられます。

情報をやり取りする神経細胞には、複数の経路から複数の伝達物質が投射されています。このうち、「興奮性のグルタミン酸」を受け取るならばその細胞は活性化されますので次の細胞に信号を伝達しやすくなり、「抑制性のGABA」であった場合は信号が伝達されにくくなります。神経細胞といいますのは、このようにして特定の情報をやり取りしています。
ではここに、別な経路からNAなどの修飾系伝達物質が投射されますと、それまでは伝わらなかった信号が伝わりやすくなってしまったり、伝わる信号がより強くなったりします。このように、その神経細胞を横から「修飾」し、信号伝達を活性化させたり促したりするのが「修飾系伝達物による促通効果」です。ですから、大脳辺縁系の情動反応によってNAなどの修飾系伝達物質が脳内広域に投射されるならば、神経細胞同士の情報伝達が一挙に活性化され、我々の脳は「注意力」や「記憶力」が高まって危険や不安に対処することができるようになるということです。
従いまして、NAの分泌といいますのは、大脳辺縁系の信号を視床下部に伝達するものではなく、情動反応に従って脳内広域に無差別に投射されることによって中枢系全体の「覚醒レベル」を亢進させるものであるとご理解下さい。つまり、脳全体を覚醒させて注意力を高めるのが「青班核NA(ノルアドレナリン)の広域投射」ということなんです。

>ちなみに、不安=ストレスでもあると思いますが、という事は、不安を感じた時は、コルチゾールも体内で分泌されているのではないでしょうか?

その通りだと思います。
「コルチゾール」といいますのは身体の状態や免疫作用を整えるために分泌されるものです。これも、大脳辺縁系の情動反応が自律神経系を司る視床下部を介して身体に出力されることによって起動する「情動性自律反応」であり、身体を保護するための「ストレス反応」のひとつです。但し、「コルチゾール」といいますのは「神経伝達物質」ではなく、「内分泌ホルモン」ですよね。
我々の身体には必要に応じて他にも様々な内分泌ホルモンが分泌されますが、それが「情動性」であるものは必ず「大脳辺縁系―視床下部―自律神経―標的臓器(分泌線)」の経路で行われます。ですから、それはみな全てが「情動性自律反応」に分類さると考えて良いと思います。ただ、コルチゾールの分泌が心拍にどのような変化をもたらすのかは、私にはちょっと分かりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。<(_ _)>

少し難しかったですが、大まかには、理解できたのではないか、と思います。とても勉強になったと思います。

有り難うございました。<(_ _)>

お礼日時:2006/07/01 05:46

こんにちは。


「不安」といいますのは「大脳辺縁系」の「情動反応」です。不安や危険といったものに対して大脳辺縁系にこのような反応が発生しますと、その信号は直ちに脳や身体に送られます。そして、与えられた情況に対処するために、身体各部の活動状態が速やかに活性化されます。
「ストレス対処物質」と言いまして、「NA(ノルアドレナリン)」といいますのはそのために分泌されるものです。そして、ご質問のような自律神経の働きによって起こる心拍や血圧、呼吸数、発汗などの変化を「情動性自律反応」といいます。

大脳辺縁系に発生した情動反応は、視床下部を通って身体に出力されます。「視床下部」といいますのは身体全体の自律神経系の働きを司る中枢でありまして、これにより、身体の活動状態が活性化されます。
ですから、心拍の上昇といいますのは、大脳辺縁系の情動反応が視床下部を介して自律神経系に出力され、心臓の動きを調節している交感神経が興奮することによって起こります。
このように、不安による心拍の上昇といいますのは、自律神経系の働きを司る視床下部の命令による「情動性自律反応」でありまして、NA(ノルアドレナリン)の分泌は「直接は関係していません」。

NA(ノルアドレナリン)といいますのは、大脳辺縁系の情動反応に従って中枢神経系の覚醒状態を亢進させたり、身体全体の自律神経系の働きを活発にするために分泌されます。ですから、脳内に分泌されるものと身体に分泌されるものの二種類の経路があります。
脳内に分泌されるNAは「青班核」というところで作られます。大脳辺縁系からこの青班核に信号が送られますと、複数の経路を通って脳内広域にNAが投射されますので、中枢神経系全体の覚醒状態が亢進されます。これによって、我々の脳は不安や危険などに速やかに対処することができるようになります。

身体に分泌されるものは「副腎髄質」で作られます。大脳辺縁系の情動反応が視床下部を介して自律神経系に出力されますと、それだけで心臓などの動きは活発になるのですが、自律神経の働きが活発になることによって副腎髄質からもNA(ノルアドレナリン)、そしてAD(アドレナリン)、5-HT(セロトニン)といったものがホルモンのように身体全体に分泌されるようになります。「カテコールアミン」と言いまして、通常はこちらの方をひっくるめて「ストレス対処物質」と呼んでいます。
このように、身体に表出される情動反応といいますのは、視床下部から自律神経系に直接伝えられるものと、神経伝達物質の体内分泌によるものの二段構えになっています。この経路でNAが分泌されることによって、身体末端の自律神経系の働きは更に亢進されます。ですから、結果的には心臓の動きもより活発になります。

このような身体の変化を「ストレス反応」と言いまして、不安や危険といった非常事態に対処するために自然に発生するものです。
脳や身体の働きを活性化してストレスに対処するためには、NA(ノルアドレナリン)は必ず分泌されなければなりません。そして、これを分泌させているのが、大脳辺縁系に発生した「不安」という情動反応であるということになるわけですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。<(_ _)>

少し難しかったので、良く分からなかった部分もありますが、
勉強になったと思います。ありがとうございます。<(_ _)>


人間が不安を感じた時、大脳辺縁系から脳や身体に送られる信号の伝達物質が、ノルアドレナリン、という理解でよろしいのでしょうか?


ちなみに、不安=ストレスでもあると思いますが、という事は、不安を感じた時は、コルチゾールも体内で分泌されているのではないでしょうか?

お礼日時:2006/06/30 18:43

ストレス反応です。


心拍数の向上、発汗、筋肉の収縮などが起きます。場合によっては立毛、排尿、下痢による脱糞などが起きます。

これらはすべてストレスの元に対して体が戦闘準備を行っているのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。<(_ _)>

不安で、動悸が強すぎて、緊張が強すぎると、かえって戦闘に適さない場合もあるのでは?などと思ってしまったりします。

また、現代人は、必ずしも、不安=戦闘が必要な状況という訳でもないと思いますが、
「不安=戦闘の必要性のある状況と体が認識する事」が原始時代のなごり、という訳なのでしょうか?

お礼日時:2006/06/30 18:49

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