
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
「羅生門」は他の場面でも作者が登場して下人の心情について説明しています。
ちょっと説明しすぎの感があって、違和感があるかもしれませんが、読者の下人に対するイメージを、作者の思う方向に誘導する効果的な手法です。作者に思いっきり引っ張られた読者は、最後の場面で下人と一緒に突き放されてしまいます。それもまた、下人の今後のあり方を読者が自分で考えるしか無くなって、問題提起となり、効果的だといえます。No.2
- 回答日時:
> ○作者が自ら作品の中に顔を出すかたちで冒頭部分を訂正しているのはなぜですか?
ここは、作者が自分の書いたことを訂正している、というより、下人の雨やみを待ってる状況の、より詳しい注釈(理由)を述べたのだと思います。作者は…… で書き始めたのは、京都の情景描写が長々と続いた後なので、読者に、下人が今、雨やみを待っている情景を再度思い起こさせて念を押す意味で、そして、これからが本題なんだよ、ということの伏線として書いたものではないでしょうか。
"みなさん、私が、冒頭で下人が羅生門の下で雨やみを待っている、と書いたこと、覚えてる?実はあれには訳があってね………" (^^)
という気持ちがこもっているのではないでしょうか?
作者を登場させることで、情景を作者の目からナレーション的に(あるいは俯瞰的に)見せる、
なかなかうがった描写だと思います。
参考になりましたらいいのですが……
No.1
- 回答日時:
この回答への補足
ありがとうございます。まだあまり納得できないのですが、なんとなく理解できました笑
○作者が自ら作品の中に顔を出すかたちで冒頭部分を訂正しているのはなぜですか?どういう意味があるのでしょうか。これはわかりませんかね・・?
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