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羅生門の下人の行動や心情について自分の考えを書かなければいけないのですかわからなくて是非教えていただきたいです。おねがいします

A 回答 (1件)

芥川龍之介の作品ですよね。

この作品中の「下人」は仕事を失い餓死するか、生きるためには悪事を働く以外ないと考えている。かといって、悪事に踏み込めない。ほんの少し残されたの善の心と葛藤していたわけです。雨宿りで羅生門の上に上がると、そこにいた老婆が、死人の髪を抜き取っているところに出くわし、その行為に腹を立てます。しかし、老婆は「自分は生前悪事を働いていた女の髪を盗んだのだ」と言って、自らの悪行を認めないどころか正当化します。それを聞いていた「下人」は、それまで悪行に踏み込めなかった自分の葛藤が消え「悪人の物なら、盗んでも構わない、まして自分が餓死しないためなら、憎むべき老婆の着物を剥いでよいのだ」という気持ちになります。それは、老婆が死人の髪を盗んでいたのと同じだと、自分を納得させて、老婆の着物をと剥ぎ取り、羅生門から去っていきます。
ポイントは「下人」の心が、善悪と揺れ動くのはなぜか、悪に踏み込めなかった男が、なぜ悪事を働く勇気を得たのかということです。この「下人」の心の動きを老婆の言動と重ね合わせて、自分の視点で書くことです。そして、「下人」がこの後、「どんな気持ちでこの後の人生を送ったのか」などを、このときの「下人」の気持ちから考えて書くとよいのではないかと思います。この程度でいかがですか
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