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 このことに関してほんの少しは理解しているつもりなのですが、詳しく教えてください。
 売り残が膨らんでいるときは、短期的に下がりそうで長期的には買い圧力が増す・・・・と言う考えでいいのでいいのでしょうか?
 現在、大日本印刷をもっているのですが、資金不足なのでちょっと損切りして他に乗り換えようかと思っているのですが・・・・。
 誰か詳しい方、教えてください。

A 回答 (3件)

>売り残が膨らんでいるときは、短期的に下がりそうで長期的には買い圧力が増す・・・・と言う考えでいいのでいいのでしょうか?



株券の貸借から考えれば、売残が多く買残が少ない場合に株券を借りる人が多くなることから逆日歩になる可能性が高くなる。逆日歩になれば信用売りのコストがかさむようになるため、売り方が早晩買戻しに動き、相場が上昇方向に切り返す
と考えることが基本的な考えだと思います。
私が考えるところ、平時であればそのロジックが通用しやすいと思いますが、今は周辺環境を考えれば平時とは考え難いと思います。

基本的な考えが通用しない理由を以下に箇条書きします
1.持ち合い株解消で市場に現物株が溢れており、順番に買い方が変わっているだけで長期保有を考えている人間がいない可能性
2.持ち合い株解消をしなくとも当該株式の損失を計上しなければならない場合(最低でも50%以上マイナスだと損失計上義務がある)、これ以上の損失が許容できないのでそれを回避する為に持っている株式と同額の信用売りを行っている懸念
3.会社の収益状況が悪く、赤字欠損を埋めるために減資を行うと同時に増資を行うという対症療法が行われることが多く、信用売りによる収益性が高いことから買い方よりも売り方が心理的に有利な状況が続いる可能性

本当のところは判りませんが、上記のようなことはどの会社でも少なからずあると思っています(大日本印刷が該当するかどうかはお答えできません。その能力がないです)

>資金不足なのでちょっと損切りして他に乗り換えようかと思っているのですが

損切りに関しては、業として売買を行っている人間でもなかなか決断できないものです。私の部下でもあ~でもない、こ~でもないという理由をつけて村議利しないで良いように交渉する人間がいます。そのような場合、以下のようなことをいうようにしています。
「あなたはその株が真に上昇すると思っていること、かつ購入価格に関係なく下落すると思った時に瞬時に売却を決断できるならば保有していても構わない。しかし、私はそのようにクールな人間を見たことがない。あなたは私が見たことのない機械のような人間か?」
今まで、この言葉を聞いて損切りしなかった人間はいません。また
「上がると思って買ったが損切りラインまで来たという事実だけであなたの負けです。そのことを忘れないために一旦損切りして、それでもその銘柄があがると思うならば購入しても構わない」
という時もあります。この場合、50%の人間が損切りしてその銘柄を当分触りませんが、残り50%の人間がやっぱり買い直します。買い直した人間のうち半分以上の人間は更に損失を拡大させました。(以上、大体の比率です)

業として行っているのではありませんから、税金の問題などもあるでしょう。しかし、迷った時にそのまま行うことは得策ではありません。その銘柄を持つに相応しい確固たる理由があるならば持つべきだと思いますし、そうでないならば一旦手仕舞い、気持ちを入れ替える為に別の銘柄にすること(この場合、損切りした銘柄の価格は一切見ないことが重要)が良いと思います。

個別銘柄の判断をお求めの場合は、アナリストレポートを収集してその内容をご自身が吟味する以外に方法はないと思います。(上記は一般論)
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この回答へのお礼

とっても詳しく有難うございます。私の能力では理解しながら読むのに時間がかかってしまいました。基本的な考えが通用しない理由と言うのがとても参考になりました。
 損切りしても結局は下がったところで買い戻すことが多かったです。今まではそれで損をしていなかったので(といっても4度ばかりですが)やはり買い戻すことを考えていました。
 この銘柄は私のものではなく主人から売買を依頼されたものであり、まだこれに関して詳しく調べていません。基本的にお堅い会社はすきなのですが。(大きい金額なので迷っていたのです。)
 たくさんのアドバイスありがとうございます。

お礼日時:2002/02/28 13:30

前の回答者まともな答えなので私は超辛口で。


市場にはいろいろな考えの人がいて指標の解釈も人さまざまです。もし正しい答えがあればみんな同じように行動するはずだから売り手と買い手のバランスがとれず売買が成立しないでしょう。
投資はお金を投入する前に自分のビジョンを持っていなければドブにお金を捨てるようなものです。あなたは最初に損切りする条件を決めていなかった時点ですでに負けています。すぐに手仕舞いして自分の投資計画を立て直すべきでしょう。フラフラしているのが一番いけないと思います。
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この回答へのお礼

 私は基本的には、かたい投資をしてきました。ですが、主人は別でして、昨年から損を出しまくっています。というわけで、主人の管理してた株を任されてしまったので、まだ別に負けたと決まったわけではありません。それにわたしの所有した株で損切りラインまで下がってしまった株が今まで無かったから、悩んでいるのです。
 色々な考えの方がいらっしゃつことがよくわかりました。まあ色々な考えが聞きたくて質問しているのですが・・・。どうも有難うございました。

お礼日時:2002/02/28 09:13

 株取引はあくまでも利潤の追求が目的です。


 ですから、信用の売り立てをする人はその株の株価はもっと低いのが正しい、株価がもっと下落する、と思って行なったわけです。
 株式市場では皆が考えていることは実現しない、のが普通ですので必ずしもそうした見方が正しいかどうかは解らないながら、信用の売残が急増する場合には何らか株価の下落を予想させる材料が現れたと考えるのが妥当です。
 ですから、短期的には下がると思われる要因が存在するのは確かでしょう。
 しかし、御存知のように信用取引、特に売りには明確な期限が存在します(現在は通常6か月)ので、売り立てた人はその期限までに買い戻さなくてはなりません。そういう意味では中期(長期)的にはそれだけの買い圧力が発生することになります。
 特に売残と買残のバランスが大きく崩れ売り方に逆日歩(一日毎に発生する利息)が生じたりすると、その動きは加速される、可能性があります。
 但し、これもその6か月の間に売り方の予定通りに株価が下落してしまった場合、その下げ過程及び底値周辺で決済が進んでしまう可能性もあり、その場合には押し上げる力はなくなってしまうことになります。

 信用残は時折株価騰落の理由として説明されるなど株価に与える影響は小さくない、とは思うものの、長期間にわたって売超が続きながら一向に騰がらない株が存在したりすることも確かであり、それだけを持って必ず騰がる、下がる、と判断するのは極めて危険だと思います。
 あくまでも妥当な株価かそうでないか、を基本に考えつつ、補助的な要因として参考とするに留めた方が良いでしょう。

 個別の株式については、全く責任を持てないのでコメントは控えておきます。
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この回答へのお礼

 詳細に有難うございます。補助的要因として捕らえます。今までは決まっている3つの会社で売買していたので損は出ず、かといって大きな利益も無く売買してきました。主人が株を辞めるにあたってそれを処分するのに、色々迷ってしまいました。
 とにかくとても参考になりました。

お礼日時:2002/02/28 13:37

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