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現代日本人の祖先は弥生人だと思います。
弥生人は南方、中国、朝鮮からやってきた外来人の混血とされています。
混血の中に縄文人も含まれているのでしょうか?
弥生人と縄文人のハーフが多くいて、我々のDNAに流れているのでしょうか?
DNA鑑定などすればわかると思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

比率はともかくとして多少は流れています。

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縄文人が土着の民族で、弥生人が渡来してきたのでは?



参考URLの「日本人の二重構造」は、身体特徴の違いが一覧になっていて見やすいです。

参考URL:http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ip …
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遺伝子人類学は最近始まったばかりなんです。

「始まった」とまともにいえるのは1995年くらいからのようです。
ですから、まだDNAによって日本人の系譜をたどろうという試みは入り口段階で、まだ研究者もサンプルも少ないのです。

しかし、ご質問の「弥生人と縄文人の混血」については疑いの余地はありません。答えは混血しているです。

あまりいいデータが見つからなかったのですが、
篠田謙一氏の研究、現代日本人mtDNAによるトレースです。
http://homepage.mac.com/azsyano/Personal10.html

ここの2枚目の図(縄文弥生ハプロタイプのところ)
青●が縄文人型、黄色○が弥生型です。

篠田謙一氏はこれらの研究で 国立科学博物館の人類研究部 室長に栄転されました。

お暇があるようでしたら、ぜひ↓の30分のネット番組をご覧くださいませ。上の図についての本人による解説もあります。(遺伝子人類学についての参考です)

また、間接的な証拠ですが、去年、国立科学博物館で開催された「縄文vs弥生」展で、記念来館者にDNA鑑定をプレゼントするというイベントをやっていました。
「あなたは縄文系?弥生系?」と鑑定してあげますというものです。混血していなかったら、こんな鑑定ありえません。

参考URL:http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_c …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
どうして混血したのか不思議です。
両者は文化も容姿も違います。
また遺跡で縄文文化と弥生文化の両方を有するものは見つかっていないと思います。
縄文時代と弥生時代との間には断絶があるように思います。
混血したとしたらこのようなことはないでしょう。
弥生時代から古墳時代への移行にみられるように
文化の連続性がみられると思います。

お礼日時:2006/07/28 14:04

 日本人(大和民族)は人種で言うと,古モンゴロイドと新モンゴロイドの混血であると言われています。


 古モンゴロイドとは東南アジア系の人種だといわれ,これが縄文人に当ります。これに対し,新モンゴロイドはご存知の通り,大陸系の人種で,これが弥生人に当ります。
 中国人は古モンゴロイドと新モンゴロイドの混血で,現在の朝鮮人は殆ど新モンゴロイドの子孫です。ですから日本人は朝鮮人よりも中国人の方が人種的に近いのです。
 古モンゴロイドは顔の掘りが深く,二重が多いのが特徴です。それに対し,新モンゴロイドは面長で,しかも寒冷適応しているため,一重が多く,唇も薄く,鼻が低いのが特徴です。
 鏡を見れば,あなたにどれだけ縄文人あるいは弥生人の血が流れているか分かるかも知れません。
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 以前何処かで読んだか聞いたと思うのですが、関東・東北には、縄文人が文化的には弥生化したと見られる遺跡があるそうです。

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#2です。



>また遺跡で縄文文化と弥生文化の両方を有するものは見つかっていないと思います。縄文時代と弥生時代との間には断絶があるように思います。

そうでしょうか?
「縄文」「弥生」という時代区分は、主に「土器」の様式によるものですよね。(あくまで主に、です)
縄文末期の土器と弥生初期の土器は類似点があります。
「縄文文化と弥生文化の両方を有するものは見つかっていない」とは言えないと思うのですが。
http://www.gunmaibun.org/guide/3/3-3-2-7.htm
http://www.gunmaibun.org/guide/3/3-3-2-8.htm

参考URL:http://www.gunmaibun.org/guide/3/3-3-2.htm
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#3です。



お礼をありがとうございます。

文化の不連続性については、もう他の方も書かれていますので(証拠は他にもありますが)以下の補足について書きます。

>どうして混血したのか不思議です。

移住から侵略までいろんな進入があると思いますが、一番過激な侵略行為であっても混血しないことは滅多にありません。女は殺されないことが多いからです。
ただし、日本の場合は日本語が日本語のまま進展しています。日本語は他のどの国のことばとも似ていません。これは、少なくともことばを破壊するほどの侵略はなかった証拠だと思います。
してみれば、むしろ混血が当たり前のような気がします。


>両者は文化も容姿も違います。

この「容姿も違う」人が現在の日本にもそのまま残っているのが一番の証拠です。
それをミトコンドリアDNAの研究でも裏付けられそうだということでしょうね。また、このmtDNAの篠田謙一氏のほかyap遺伝子という方面からの研究もあります。故宝生聡氏が中心でした。
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かつては「大陸から稲作文化を持ち込んだ弥生人が縄文人を駆逐して東に追いやった」と考えられていたこともありますが、発掘調査が進みそのようなことではなかったと考えられるようになってきました。


No6でも指摘されているように縄文文化と弥生文化は連続していると考えられていますが、文化の変化が急激であったために「まったく違う文化」のように見えるのではないかと思います。
わかりやすい例で言えば太平洋戦争前と戦後では日本人は変わっていなくてもその文化は大きく変化し、体格・容貌も大きく異なった、というようなものです。
弥生人とは「大陸からやってきた人が日本に土着した人」「大陸からやってきて人と縄文人と間に生まれた人」「弥生文化を担う人」などがありますからそもそも「弥生人」とは「人種」として区分できるかどうかは微妙なところです。むしろ「弥生民族」といった方が正しいかもしれません。
西日本では地理的な影響から渡来系の人々が多く、混血も進みましたが、東日本ではさほど混血が進みまなかったと考えられ、東日本では縄文文化の影響が残るとも考えられる弥生土器も見つかっています。
そのため最近では「渡来系弥生人」「縄文系弥生人」といった区分も用いられるようになってきています。
混血が進んだ理由は、共に暮らしていく中で自然に混血が進んだ場合や戦闘等の結果による支配などいくつかのパターンがあり一様ではありません。
外国に引っ越しをして相手国の人を好きになり結婚する、というのは不思議でも何でもないことだと思います(^^)

いずれにしろ現代日本人の中に縄文人のDNAはその割合は幅があったとしても受け継がれていることは間違いないと思います。
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