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近視とカメラについて教えてください。
近視では遠くの対象を見るとき、ピントがずれてしまいます。そして近視で一眼レフカメラを覗くと、対象のピントがずれてしまいます。実際、眼はファインダーのミラーに反射する、すぐ近くの像を見ているはずなのですが、どうしてピントがずれてしまうのでしょうか。不思議でなりません。双眼鏡でも同じことが言えるのですが、ひょっとしてこちらの理解を間違えているのでしょうか。
よろしければ、お答えください。

A 回答 (11件中11~11件)

虚像と実像…そうですよね。

結局は、これを説明できればすべてが理解できると思います。しかし、私にはその力がないので(だいたいはわかっているつもりですが、でこれはどうなの?と突っ込まれると困ってしまいます)次のURLを参照されてはいかがでしょうか?

http://shigihara.hoops.ne.jp/e_index.htm

この中に、実像と虚像の話がありますね。
今回のご質問のカメラに関しては、被写体からフィルム面までとスクリーンから目までは別々に考えなければならないという事だと思います。被写体からフィルム面までは実像で、スクリーンから目までは虚像ということです。で、今回の視力に関しては後者のみということだと思います。

http://shigihara.hoops.ne.jp/eye2_7.htm

ちなみに、「フィルム面=スクリーン」です。カメラのピント合わせの確認のために一眼レフカメラのフィルム面を直接見ることができないので鏡で反射させてスクリーンに映し、それをペンタプリズムを通して目に導いています。

フィルム面を直接見てピント合わせをするカメラもありますが...4×5インチなどの大判カメラです。写真屋さんが集合写真を撮る時などに使う暗幕をかぶるあのカメラです。ピントは後部のスクリーン(すりガラスのようなもの)であわせ、映すときはそこにフォルダごとフィルムを差し込むしくみになっています。スクリーンには上下左右逆さまに映ります。厳密にピントを合わせる時は、スクリーンにルーペを置いて確認します。

双眼鏡の方は、虚像を見ていることになります。

http://shigihara.hoops.ne.jp/eye3_2.htm

これは、カメラのスクリーンから目の事(ペンタプリズムの中)にもあてはまりますよね。スクリーンの上には片側が平面の凸レンズが乗っています。(貼り付けてあるのかも)そして、目の前の接眼レンズがあり2つの凸レンズというのに当てはまりますよね。

それから、双眼鏡の方はそのままでは上下左右逆さまに見えてしまうので、中にプリズムがあり逆さまに見えないしくみになっています。だから、双眼鏡の中ほどは折れ曲がっていますよね。

http://binoculars.tripod.co.jp/seinou7.htm

カメラのペンタプリズムの方もこの原理で逆さまに見えないようになっています。中に2つの鏡があります。ちなみに、ペンタプリズムをはずしてスクリーンを上から直接見ると上下は正しいですが左右が逆さまに見えます。

長々と書いてしまいましたが、皆さんの書かれている「鏡に反射した光」というのは、ペンタプリズムの中の鏡ではなくフィルムの前の鏡(可動式の)ことを指しているように思えたので気になってしまいました。(間違って理解していたらすみません)

実像と虚像のことは、確かに直感的には理解しがたいですね。でも、上記URLに書かれていることは正しいですし...そう理解するしかないのではないでしょうか。
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