
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
本件の問題での基本事項としては、民法中の債務の履行地と履行費用の負担の問題になりそうです。
債務者:敷金を返還するという義務を持った大家側
債務履行地:民法484条では、特定物の引渡し以外の弁済場所は債権者の住所でなす、との規定があります。
履行費用:民法485条では、弁済の費用は債務者が負担する、となっています。
留意事項
上記の通り法律上では敷金返済の債権者である質問者側に有利な規定になっていますが、法律と異なる定めを入居契約時にしている場合(「敷金は費用精算後入居者へ返還する」という規定の費用がどこまで含まれるのか等)や当事者間での別の合意・慣習の存在もありますので、実際上は微妙な点が多そうです。
慣習の成立:預金口座振込みは現社会上では当事者間の現金授受の手間省略と後日受領記録が残る点でも、世間一般で受入れられた有効な支払手段と考えられますので、現金で渡さないとダメ、という事にはなり得ないでしょう。この場合でも振り込み費用については、何とも言えない気もしますので、入居契約の規定次第のところがありそうです。
現実的には、契約書に規定が無く質問者が強硬に主張し続ければ、振込み手数料数百円は仲介不動産会社が負担して、満額の振込みで決着という事になりそうです。
No.3
- 回答日時:
敷金などの返金は、せいぜい何十万単位と思われますが、難しいことを言わず振り込んでもらったらどうでしょう。
悪質なところは、なんのかんのと差し引く理由を申し立て返金もしないところが多い低レベルの人間の集まりが不動産屋。数百円で戻るのですから引いてもらって、まず返金の確保を計るのが賢明ではお探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
給料差押命令の処理について
-
陳述書の書き方
-
按分弁済についてご教授下さい
-
「前者」・「後者」について
-
約定返済
-
負担部分のない連帯債務者
-
民法375条1項の「抵当権の被担...
-
競売:前所有者の抵当権は全て...
-
民法上の留置権(民事留置権)...
-
家の一部がT字路に当たります。...
-
確認申請 小数点 四捨五入?
-
敷地面積 と 総床面積 と 延床...
-
土地面積45坪で建ぺい率60%容...
-
専用側線利用権とは何ですか?
-
隣地建物が越境している場合の...
-
建売住宅 建ぺい率オーバーは...
-
成立要件、効力要件、存続要件
-
副市長はお金をもらわなければ...
-
1万5,000坪ってどれくらいの広...
-
敷地が町名をまたいだ場合の住所
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報