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和歌で使われる「われならなくに」という語は「私のせいではないのに」と訳されていますが、われ=私、ということ以外には、なぜこういう訳になるのかわかりません。

A 回答 (2件)

正解を出します。



われ(名詞)

なら(断定の助動詞「なり」の未然形)

な(打消の助動詞「ず」の、主に奈良時代に使われた古い未然形)

く(接尾語、一説に準体助詞、活用語の未然形に付いて全体を名詞化する)

に(格助詞説、接続助詞説など諸説あり)

直訳すれば、「わたし で ない こと なのに」といった訳になりますが、実際の訳では前後の文脈・状況に応じて言葉を補ったりすることもあるでしょう。

詳細は上記の説明に該当する「なく(に)」を古語辞典でご確認ください。必ずきちんとした説明があるはずです。また高校で使う文法のテキストをお持ちでしたら、助動詞「ず」をご覧ください。

ちなみに、この接尾語「く」にかかわる文法事項を「ク語法」といいます。
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この回答へのお礼

みちのくのしのぶもぢずりたれゆえにみだれそめにしわれならなくに。という歌が気になっていたのですが
おかげで、理解がふかまりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/30 16:28

「われならなくに」を単語に分解すると、


「われなり」+「なし」+「に」となります。
「われなり」=私です
「なし」=ありません
「に」=のに
ということで=「わたしではないのに」となります。
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この回答へのお礼

われなり、が隠れていたとは意外でした。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/29 13:02

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