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 知人に数年前にHCV抗体が陽性だった人が先日の検査では陰性だったということを聞きました。それまでC型肝炎の治療などは受けていないということです。検査結果のデータも見せてもらいました。
 仮に受けていて肝炎が治癒したとしても抗体はそのまま残る、と考えていましたが、間違っているのでしょうか。

A 回答 (1件)

本当に過去にHCVに感染していたのであればあなたの言うように抗体は低値でも持続すると思います。


HCV抗体には以前より「擬陽性」という問題がありました。
すなわち実際には感染していないのに抗体陽性に出てしまうというものです。
第1世代、第2世代、第3世代と感度の高い抗体が利用できるにつれて
擬陽性の率は低下しておりますが、
第2世代では数%で擬陽性が出ておりました。
ですから知人の方は以前第2世代で調べて擬陽性、
今回は第3世代で陰性と出た、という可能性があると思います。
もちろん擬陽性と判断するには抗体値が低値であること、
RT-PCRでHCVウイルスが検出されないことが必要です。
知人の方が数年前にHCV肝炎としての治療を受けていたのであれば
擬陽性ではないと思います。
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