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全くの素人の質問ですが、知り合いの子供(中高生)から税金の話をしている時、「国や公的機関が赤字なら国が紙幣を新しく印刷してまかなったらどうなの?」「造幣局は大蔵省の管轄だから出来るでしょう?」と聞かれ、答えに困ってしまいました。

本当にこんな事をするとその国の経済はどうなるのでしょう。
素人の頭では何となく超インフレを招くような気がするくらいしかわかりません。
どなたか教えて下さい。

A 回答 (3件)

ハイパーインフレ発生メカニズム


1.紙幣の発行量を増やす
2.増やしたお金で公的な借金を全額完済
3.世の中のお金の量が大幅に増える
4.お金が増えたことにより、物を買う人が増える
5.物を買う人が増えると安売りの所から売れていき、欲しい場合は値段の高い所で買わなければならなくなる
6.値段が高くとも生活の為に仕方なく買う人は多いと考えられる
7.この為、物価が上昇する(インフレ)
8.(物の量が変らないとして)物価の上昇はお金が増えた量に比例する。お金の量が5倍になれば、物価も5倍など
9.物価が上昇してくるともっと上がるのではと考え、物があっても売り渋る商人も増える(江戸時代の米騒動の時の米屋)
10.このことが更に物価を上昇させる
11.気がついたら物価が極端に上昇(100倍とか)し、昔は車が買えていた預金で車のプラモデルしか買えなくなるということが発生。

以上の流れからお金を単に印刷して増やすことは、結果的に『預金者からお金を取り上げて国の借金の返済に充てた』ということになります。このことは、増税して国の借金返済に充てることと何ら変らないことだと言えます。もっともらしい理屈を付けて国民を騙すという点においてはより質の悪いやり方と言えます。
最も、このようなことがない様に、日銀は資産の裏付けのない通貨発行はできないことになっています。物の量に応じて通貨の量は増えていくという大前提で金融政策を行っています(最も最近は物の増加量をわずかに上回る通貨の量の増加となっています)。

ちなみに、アルゼンチンがデフレ時にインフレ政策を取り、コントロール不能からハイパーインフレに陥っています。
・国債の債務不履行
・国民の預金の全面封鎖
・米ドル建の国の債務を自国通貨建てに変更
等の政策を経緯して、国内の情勢がむちゃくちゃになっています。IMFも融資してくれません。借金の踏み倒しなので世界から相手にされなくなっています。

恐らく、わかったようなわからないような話として受け止められると思いますが、10年後には理解されていると思います。少なからずインフレに陥ることがあると思うからです(目の前でそのような事態が発生しないとなかなか理解できないものなので難しいですね)。
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この回答へのお礼

yohsshiさん、ありがとうございました

>目の前でそのような事態が発生しないとなかなか理解できないものなので難しいですね。

確かにその通りです。
「百聞は一見に如かず」の通りだと思います。
具体的な説明本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/04/12 20:58

お近くに、大正生まれくらいのご老人はいらっしゃらないでしょうか?


そういう方に、太平洋戦争末期から戦後数年間の日本の経済状況を(特に「物価」について)語っていただくというのが、どんな理論よりも良い、「インフレ」を感覚的にわかってもらえる方法だと思います。

当時の日本は、戦中は戦費調達のため、戦後は復興のために、
通貨(不換紙幣)の増発→インフレの悪化
という状況にありました。

また、過去問に、似たようなものがありましたので参考にしてください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=235188

なお蛇足ながら、日本の紙幣(日本銀行券)を印刷するのは財務省の造幣局ではなく「印刷局」ですが、その紙幣を市中に流す権限を持っているのは「日本銀行」です。
そして、日本銀行には法律で、一定の独立した権限が与えられていますので、財務省の指示によって、紙幣の発行量を増加させることは制度上、困難です。
これは、政府が紙幣を増発することによって赤字を賄い、その結果としてのインフレで国民が苦しんだという歴史が、第一次大戦後のドイツを始めとして世界に何度となくあったことの教訓から、政府が簡単には紙幣の増発ができないようにしているもので、現在では大抵の先進国が、そのような仕組みをとっています。
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この回答へのお礼

illustriousさん、ありがとうございました。
日銀が通貨の発行量を決める独立権限を持っているとは恥ずかしながら知りませんでした。
過去にも同じ事を考え実行した国や時代があったんですね。

お礼日時:2002/04/11 21:58

通貨供給を増大させると何が起こるか。


(1)¥(円)は、暴落するでしょう。
(2)資産家は資産を暴落する円ではなく外貨や金にする。
(3)円安は、輸入において不利に働く。
 急激な円安は石油や輸入食料の暴騰。
 生活は混乱します。
(4)輸出企業にとっては対外競争力が付きそうですが
 日本の輸出品目は明らかに工業製品が多く、
 原材料を輸入して言います。よって輸入での
 不利が働きます。
 また、昨今では、国内では生産しておらず、
 工場を海外に持つ企業が多いです。
(5)生活混乱における社会不安。
 それから発生することは恐ろしいのでは?

一般的に急激なインフレは、借金者には有利に働き
資産家には不利に働きます。
同時に社会的混乱を招く可能性があるというところです。
ただし、国際社会にある日本では国内だけの問題では
収まらないという事実もあります。
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この回答へのお礼

aus Japanさん、ありがとうございました。
経済的に又、社会的に混乱を招くということは間違いないでしょうね。

ただ、その場にいた中高生にすれば本当に素直な疑問なのでしょう。
それに対してごく簡単にわかりやすく説明するとすれば・・・・。
なかなか難しいですかね。
私の無知というのも原因の一つでしょうが・・・・。
お礼を書き込みながら補足見たいになってしまい恐縮でした。

お礼日時:2002/04/11 13:13

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