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今海外でマクロ経済の教科書を読んでいるのですが、

長期契約においては、インフレを含めた金額で契約する。
もしインフレ率が予想より低かったら、資源市場に比べて物・サービスの値段が下がる。
企業は利益マージンが少なくなり、生産を下げる。

とありました(私の解釈が正しければ・・・)
でも、これがどうもよく分かりません。
インフレ率が予想より低かったら、その分企業は得をするのではないでしょうか。

出来るだけ簡単に答えていただけると助かります。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

>1年後に100万円で売れるものを作りました。


>内訳は原価60万、製造費30万、利益マージン10万とします(勝手に例を作ってすみません)。
>もし入れて考えたら、インフレ率が2万円(想定済み)になり、実質利益マージンが8万円になると思うのですが、この解釈はあっているでしょうか?

いや、2%インフレで1年後に100万円で売れるいう仮定なら、それは100万円ですよ。いったん仮定を設定したらその仮定はいじってはだめです。よって現在その製品が手元にあるとすると、100/1.02=98万くらい。

よって、現在98万くらいの製品は、インフレ率0%では1年後、98万でしか売れません。よって2万の損。原価、製造費は、動かしようがない(?不確か、、、原価について融資を受けているとすると、そこにもインフレの利点が利いてくる)ので利益マージンにしわ寄せが来るということだと思いますよ。

もちろん、2万得したとしても、インフレ率0%と2%を比較するのなら、2万の得は実質は2/1.02万ということです。実際には利益マージンの比率はもっとずっと大きいと思うので、それだけ企業には重大なことになります。
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この回答へのお礼

度々のご解答本当にありがとうございました。
やっと理解ができました(笑)。
これから試験なので頑張ってきます!

お礼日時:2015/09/27 23:00

こういうたとえならどうでしょう?



100万円(=原価+製造費+利益マージン)くらいで一年後売れるだろうというものを作ったとします。

1年後インフレ率2%だったら102万で堂々と売れますよね。ほかのものが平均2%上がっているのですから。、、、このときの付加的利益は2万円x(1-0.02)
1年後インフレ率0%だったら100万。このときの付加的利益は0万円。

よって、インフレ率が予想より低かったら、その分企業は損をします。
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。
本当に助かっています。

すごくよい例なので、もし差し支えなかったらもう1度確認させてください。

1年後に100万円で売れるものを作りました。
内訳は原価60万、製造費30万、利益マージン10万とします(勝手に例を作ってすみません)。
企業はこの利益マージンの10万の中に、普通インフレ率の2%を入れるものだと思うのですが、
もし入れて考えたら、インフレ率が2万円(想定済み)になり、実質利益マージンが8万円になると思うのですが、この解釈はあっているでしょうか?

でももし1年後のインフレ率が0%だったら、10万円まるごとが企業の実質利益マージンということになりませんか?

理解が悪くて本当にすみません(号泣)。
今はGA111さんだけが頼りです(涙)。

お礼日時:2015/09/24 23:29

ああ、そうですね。

インフレ率が低くなると、想定価格より低い価格でしかモノが売れなくなります。ちょっと前のデフレの日本の状態で、値上げがタブーの状態です。企業は、仕方なく原価プラス利益マージンから、利益マージンを減らして安売りをしなければならなくなるということだと思います。

これなどは参考になりますか?
http://blogos.com/article/103689/
 この「利益は悪」とする思想とは、言葉を変えれば「利益を奪う」思想であり、他人の利益を奪うことを当然とする卑しい人々を量産していくことになる。
 例えば、ある生産者が100の価値を生み出したとしても、消費者としてキチンと100の対価を支払おうとせずに、まるでマージンを奪うかのように一部の利益(価値)を頂戴することを当然とする人々が跋扈するようになる。
 その挙げ句、他人の利益を奪うという行為が、巡り巡って己の収入を減らすことに繋がるという経済的な真理(因果応報)を理解できない経済音痴が大手を振って街中を闊歩するようになる。

本来、デフレ経済下では、「1円でも高く売ろう」というスローガンを掲げなければいけないのだが、現実としては「1円でも安くしよう」となってしまう。それは、1円でも安くしなければ消費者にそっぽを向かれるという後ろめたい心情が有るせいだが、この思考の行き着く先は、ゼロ金利ならぬゼロ利益であり、行き過ぎたデフレ思考は最終的に「利益は悪」とする歪んだ思想を生み出すことになる。
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この回答へのお礼

リンク先読ませて頂きました。目からうろこです。
全く持ってその通りだと思います。

お礼日時:2015/09/24 23:20

たとえば、その企業が1000万借りたとして、10年で2%インフレですと、1000X(1-0.02)^10


=980万(実質)を10年後に返せばいいことになります。実際の返却金額は1000万なのですが、この設定では、お金の価値が実質落ちているので、企業側はその分だけ得をすることになるのです。

国債でも同じことがおき、借りている側の国は、2%インフレなどで、債務が同じように軽減されます。
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この回答へのお礼

書き込みありがとうございました。
980万の件はすごくよくわかりました。

ただ、まだちょっと分からないところがあります(涙)。

教科書だと、

「予想よりインフレ率が少なかったら、価格水準においては、
価格と減額をしたのと同等の事になる。
これは企業の損を意味し、企業は生産を減らす」

と書いてありましたが、ここがイマイチよく分かりません。

例えば企業が@100円のものを売っていたとして、
2%のインフレだったら収入は98円になり、
5%のインフレだったら収入は95円になるということですよね。
これだったら低いインフレ率、もしくはインフレが無い方が得をすることになりませんか。

インフレが関わるといきなり私の理解範囲を超えます(号泣)。

お礼日時:2015/09/24 04:44

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