
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
>まず、教えてほしいのが、アーク溶接とガス溶接との違いについてです。
アーク溶接は電気を利用して、溶接材料と溶接棒との間に火花(アーク)を飛ばしてそのときの熱を利用します。
また、ガス溶接は可燃性ガス(多くはアセチレンガス、一部にLPガス)及び酸素を用いて、ガスの燃焼熱を利用し添加棒(溶接棒)を溶融し溶接します。
>ステンの場合はどちらの方が良いのか、
ステンにはアーク溶接のTIG溶接が優れていたと思います。
>それぞれのメリット、デメリットとはなにか
メリットとしてアーク溶接には熱を加えるのが局部に限定されるため熱による組織の変性を防ぐことが出来ます。
ガス溶接はボンベ2本と付属部品があればどこでも溶接できます。
デメリットとして、アーク溶接は電源が必要であり、母材の入熱量が多いため溶接条件を良く吟味しないと溶接に失敗します。ガス溶接では、溶接を仕上げるのに大変な技量を要します。また、可燃性ガス+酸素ということで爆発、火災の危険が大きくなります。
>普通の溶接は講習だけで済みそうな感じに受け取りますがよろしいでしょうか。
アーク、ガス溶接とも作業者の資格は講習で取得できます。ただし一部のガス設備を有する事業場(可燃性ガスを常時10本以上使用する現場)ではガス溶接作業主任者の免状を有するものを選任しなければならない場合があります。このガス溶接作業主任者免状はガス溶接技能講習修了者で、3年以上の実務経験がないと受験資格がありません。
>水槽の水漏れを塞いだり
消防法による防火水槽でなければ水槽には特に資格は限定されませんので、アーク溶接ならアーク溶接特別教育修了者、ガス溶接ならガス溶接技能講習修了者であれば問題ないと思われます。
>ボイラーからくる配管の蒸気漏れを塞ぐ程度です。
ボイラーから来る配管であれば普通ボイラー溶接士または
特別ボイラー溶接士でなければ出来ません。
普通ボイラー溶接士はアーク溶接特別教育受講者で1年以上の実務経験がなければ受験できません。
補足の内容からすると、ボイラー関係の付属設備と思われますので業務でされる前に
一般的には労働基準監督署
高圧ガス設備、発電設備に関わる部分については地方経済産業局
船舶に搭載されているボイラーなら地方運輸局
が窓口になりますので詳細は問い合わせてください。
ご参考までに。
早速の丁寧なご回答、まことにありがとうございます。
普段、あまり溶接は必要とはしないのですが、年に数回、厨房関係で水漏れ、水回りの穴ふさぎがありまして、そんな場合パテ埋めにて対応していたのですが、金属腐食がすごいボイラー配管の蒸気漏れではさすがにパテ、配管交換では対応できずこまっていました。
これを機会にアーク溶接の資格でもとってみようと思います。(でも、今回はどうしましょ(笑))
No.1
- 回答日時:
溶接は何に使用しますか?
またどの様な溶接方法を採られますか??
溶接方法については
アーク溶接なら労働安全衛生法(労安法)のアーク溶接特別教育の修了者でなければ出来ません。
また、ガスを使用するなら同じく労安法のガス溶接技能講習修了者か、ガス溶接作業主任者免許の取得者しか出来ません。
また、溶接の対象がボイラーや圧力容器そのものや、付属品である場合には労安法によりフランジ部分及び厚さが25mm以下なら普通ボイラー溶接士又は特別ボイラー溶接士、それ以外の部分については特別ボイラー溶接士でなければ溶接を行ってはいけません。
圧力容器等でも高圧ガス設備、発電設備等に使用される場合には労安法の適用がないため、
経済産業省による溶接係員試験の合格者でなければ行けません。
さらに、溶接の出来映えを評価する資格となるととても紹介できませんので、あしからず。
この回答への補足
まず、教えてほしいのが、アーク溶接とガス溶接との違いについてです。
どちらの方が簡単に溶接できるのか、ステンの場合はどちらの方が良いのか、それぞれのメリット、デメリットとはなにかです。
それによって取得資格をどちらにするか考えてます。上記回答をみると、普通の溶接は講習だけで済みそうな感じに受け取りますがよろしいでしょうか。
さて、溶接の対象物ですが、水槽の水漏れを塞いだり、ボイラーからくる配管の蒸気漏れを塞ぐ程度です。ボイラー、圧力容器そのものを溶接しようとは考えておりません。
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