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こんにちは。
ウェイトトレーニングなどしていますので
健康や食事には注意しているので気になっている
ことがあります。

日本人は、アメリカ人より腸が長いと聞きます。
このことのメリット、デメリット。活用法。
など教えてください。

栄養吸収率が高いので米や豆を食べたほうがいいとか・・
野菜からの栄養吸収率がいいとか・・
免疫力が強くなりやすい?とか

足が短い?などのデメリットを良く聞くので
せっかくなので、メリットを生かしたいと思っています。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

残念ながら、腸の長さにおける違いの研究は、研究途上と推察します。

なぜかというと、欧米人の方が、体格が過去は良かったので、肉食系の食体系が、ベストと言う誤解が、永く日本人の研究者を支配したからのようです。しかし、腸は、東洋人に取って、長い方が、現在はベターと考えられています。それは、未検証な話で、恐縮ですが、栄養分が、分解、吸収されると言う単一システムではなく、大きな蛋白質や脂肪酸類は、その大きなものが、腸壁に接すると脳が、腸内血管中に同じものを合成する指令を与えているかもしれないと言うことが、解かってきました。また、以前は、食物繊維は、栄養分が無いとして、意味の無いものと理解されていましたが、現在は、食物繊維が、腸壁に当たると、腸のぜん動運動が活発になること。いわゆる悪玉菌と呼ばれる生菌類や大腸菌などを食物繊維が取り込んで、排泄してくれることも解かってきたようです。下痢の場合は、善玉、悪玉問わず全部排泄してしまうのに、食物繊維が、長く滞在することにより、人体に不要なものだけ、選択的に排泄することなどが解かりました。
また、人種ごとに、腸内良性菌が存在して、発酵消化と言う作用が、主に大腸周辺で確認されています。今まで、盲腸、大腸、結腸、直腸の違いがはっきりしていなかったのが、水分コントロールの大腸、発酵消化の結腸、排泄準備の直腸など、ビフィズス菌生菌群類(100種類以上あるそうですが)
の活動とその餌になる人間に吸収されない糖分(オリゴ糖類、これも数10種類あるようです)脂肪酸の水素の位置(シス型、トランス型)など、健康維持に重要な作用を、長い腸が行っていることが、解かってきました。つまり、長寿の源と言っても良いと思われます。腸が、長いと言うことは、発酵消化に向いているということで、食物からたんぱく質を直接接種できるということです。日本人は、納豆菌、みそこうじ菌など、良い菌を持ち、ヨーグルト菌のように、動物由来菌でなく、植物由来乳酸菌ということが、解かっています。韓国人のキムチ乳酸菌や日本人の漬け物乳酸菌も有名です。結局、世界的に、玄米ご飯に、味噌汁、たくあん、あら塩にクロゴマと言う生活が、牛肉パワーにひけを取らない理由が、最近、科学的にわかってきたようです。

ヤクルトのホームページに、腸の作用について、映像で詳しくわかるところがあります。すでに、ヤクルト菌以外に、各社、菌を培養していて、現在は、発酵生化学は、すごい研究がされているようです。

また、納豆菌は、脳のセロトニンを増やすことも、解かってきています。日本人が、知的に緻密なのは、その辺に理由があるのかもしれません。

体格向上には、肉類の良質な蛋白質は、有効で、日本人の体格は改善されました。あとは、ビフィズス菌と脳内神経伝達物質などその体格を脳の指令どおり敏速に的確にコントロールする力をどう付けるかでしょうか?
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2006/12/03 03:00

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