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ニュースで、白菜が豊作過ぎて、価格が大暴落、産地では出荷せずに処分しているといったニュースを見ました。
白菜好きに身としては、いっぱい食べて、白菜消費に貢献しようと思いスーパーに行きました。
私の近所(東京都)のスーパーでは白菜1/2切が138円でした。
暴落ってほど安くなってる気がしなかったのですが・・

・1/2切れで138円というのは例年よりは安いのでしょうか?
・産地の出荷値段が暴落してもスーパーの値段はそんなに下がらなかったりしますか?

A 回答 (9件)

今年は野菜が豊作で生産者は安値で苦労しています。

白菜、大根、キャベツどれも生産経費も出ない価格です、白菜1箱4個入りで300円~400円です。それでも一時より回復しました。最安値は1箱で100円でした。これでは完全に赤字です。ちなみに白菜の箱は120円します。それに運賃がおよそ100円かかります。市場に出すだけでそれだけかかるのです。
生産者が野菜を出荷するルートには大きく分けて個人で市場に出す人
個選といいます、と農協を通す人、系統販売といいます。個人で市場に出す人は経営規模も大きく栽培している人です。農協を通せば手数料がかかるためです。農協の手数料は約2~3,5パーセントです。これに市場の販売手数料が8,5パーセントでどこの市場でも同じです。市場の販売手数料は生産者が負担します。
野菜の価格が暴落すると 野菜価格安定事業という制度から補填金が支払われます生産者と行政、が基金積み立て価格を安定させる事業です。しかし財政難で保証される価格も下がってきています。この制度を使うのには農協を通す必要があります。しかし受け取る保証金が少なくなっているため年々加入者が少なくなっています。逆に高値の時は生産者が基金を積みましします
今年のような価格では売れば売るほど赤字が増えるので潰してしまった方が経費はかかりません。生産者としては丹精こめて作った作物を潰すことはやりきれない気持ちです。
価格が高いときは大騒ぎをして報道しますが安値で潰しているときはあまり報道されません。
流通経費はほとんど変わりませんから野菜の値段はほとんど変わりません。今年の野菜の小売価格ではほとんどが流通マージンです。1個100円にしても4分の1では25円です。こんな価格ではどうにもなりません。こんな価格では農家は生活できませんし後継者が育つわけが有りません。
大手のスーパーなどは市場外で契約栽培をしているところも有りますが価格は市場価格が基準になります。そのため多少手取りは増える程度です。
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この回答へのお礼

なぜ、スーパーの値段が下がらないのかわかりました。
大変参考になりました。

とりあえず白菜買ってきます。

お礼日時:2006/12/09 03:04

不作の時は消費者は高い買い物をさせられるわけですが豊作の時は農家が潰してしまい高いときに買っていた分と相殺されるってことは殆どありません。



農家がって書きましたが出荷する時に全国での市場の取引の前日の金額が分かるので取引金額の高い市場には割り振りを増やし低い市場には割り振りを減らすようです。

市場でも金額が低くならないように自分で競り落としたりと農協の裁量が左右する部分も大きくあるかと思います。
農協を通すとよりよい農作物を生産したひとと形だけ整えてきたひとの作物で受け取る金額に差があまり出ないようになっていたり直接販売出来ないことや農薬の使用量が割り当てられるなど弊害が目立ちます。
農家も仲間の誰かが農協の長を持ち回りでする事になっていてある意味人質を取られているようなもので農協という過去のシステムから逃れられない仕組みになっているようです。

市場も東京なら都の外郭団体が運営して通過するさいの手数料が消費者のコストになっています。
市場を通さない流通もあるようですが決まっていた行き先が都合で他に割り当てなければならなくなった時に市場にそっぽむかれる事を回避するために通さない分も手数料を払っているという噂もあります。

ここでの手数料や運賃や梱包料でマイナスになると農家は出荷すればするほど赤字になってしまうようです。
運賃に関しては都内で宅配で途方に荷物を送るより高い金額が設定されていて農協の利権なのか運送業者との癒着なのか分りませんが高額の運送料金に甘んじているようです。

この経路を通過して農家では安くてやっていけないと頭を悩まし始めた頃消費者の我々は豊作でやすくなっている事など全く知らず、スーパーが値段も下げずに儲けてしまうんだと思います。
しばらくたって豊作を知った時はすでに出荷量を調整しているのと、儲けを意識して値段を下げなかったスーパーの在庫で若干値段は下がったが痛んでいるなどの理由で消費意欲もなえてしまうというのが私の感想です。

農協のしがらみが無ければ豊作の時に農家から直接買えたりすると思います。オークションなどに出せばさばけてしまうでしょう。
嵐による果実の落下被害の時もなぜそうやってさばいてしまわないのかと何時も思います。

農協のしがらみの排除とやはりこういう時には箱でかってお新香などをバケツに大量に作るなど農家の方の応援をするという気持ちも消費者に必要なんだと思います。
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>1/2切れで138円というのは例年よりは安いのでしょうか?



ちょっと安いです。

例年、この時期の大手スーパー平均価格は、(特売でなく定番価格)
おおよそ2L玉サイズ1/2カット¥158~¥198で設定しています。
相場高のときは¥248~¥298になります。

大手は価格よりも品揃えと物量優先です。
・品切れ=苦情、細かい商品まで全部をそろえようとするとコスト高になる。
・大手のスケールメリット≠価格、スケールメリット=品揃えの豊富さと安定供給

地方小スーパーのほうが価格弾力性がありますので、
相場安のときは小さいお店で買うのが良いでしょう。
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私の家の近所の比較的高い八百屋さんで、1個150円 2個250円で売っています。


安いところだと大玉で150円、中くらいのが120円くらいでした
どちらも昨日見ています。
東京(城南方面)です。
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私の家の近所(豊島区)では2分の1が78円でした。


ちょっと前までは100円をこえていたように思いますので、安くなっているように私自身は感じました。

ただ、スーパーにもよりますね。大手のスーパーはある程度しっかりした流通経路で商品を入荷しているせいか、基本的には格安!!というほどまでにはならないようです。都内にある高級スーパーならなおさら。ブランド代が上乗せされている印象があります。

逆に、わりと規模が小さい(そんなに店舗数のないスーパーや地元密着型のスーパー)は結構安くなります。

気になるようでしたら、ちょっと違うスーパーをのぞいてみるといいのではないでしょうか?
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1/2切れで138円というのは例年と同じ程度だと思います。



長野県に住んでいます。
白菜は、1玉 約90円、1/2玉で約50円、1/4玉で約30円程度でメチャ安いです。
スーパーなどの価格と直売所の価格がほぼ同じです。
今暴落している白菜は、長野県など高地のものが多いかもしれません。
白菜は大きいので、輸送費がかさみ東京では例年価格になっているかもしれません。

白菜の出荷時期
http://www.hakusai.co.jp/sh/shimohuri2.htm
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あなたの近所、地方では値段は下がりません、下げれば売れません、そうです値段を上げると売れます、これ見よがしに私このような高額の品を買えるのと値札つきの品を身につけたり持ったりされています、安い品は売れません売ってはいけません、安いものにはてをださない、そういう土地柄です。

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出るところが下がるだけで、市場以降は下がりません。

(下げられません)
大量生産すると単価が下がり、出荷(市場の手数料や輸送費など)の人件費で赤字になります。
赤字になってでも値下げしよう(出荷)と言うところは何処もありません。
市場に出回る数量を少なくすれば価格は上がります。
その為に農家が出荷する前に処分して調整します。
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うちの近所では 1玉¥90でしたよ 安い!と思いました。


その直後にニュースで大暴落の話題をみましたけど…
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