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医療従事者です。私の病院の眼科の先生はその方の基礎疾患などは考慮せず、白内障の術後に全例、フルマリンを点滴していますが、耐性菌、院内感染のことを考えると妥当ではないように思います(フルマリンという抗菌薬の選択も緑膿菌や腸球菌に無効のため妥当ではないと思いますが・・・)。術前に点眼や眼軟膏の抗菌薬をしっかり用い、術後、急性術後眼内炎が起こっていないかを観察し、起こったと考えられれば、その時点で有効な抗菌薬を用いるのが筋ではないかと考えていますがいかがでしょうか?
眼科専門医の方の御意見をお待ちしております。

A 回答 (3件)

私も、医療従事者です。


今勤めている病院では、術前1週間からタリビット点眼液をしてもらい、術後1週間はタリビット点眼液を使用してます。術前に血管確保のためのルートキープはしますが、抗生剤の使用はありません。術後も、特に症状がなければ、輸液を早目に落として、抗生剤を使わずルートを外します。その処置で、特に眼内炎が起こった症例は、見たことありません。
フルマリンの点滴ですが、1日だけなのでしょうか?それとも何日かされるのでしょうか?
ルーチンでされる処置は、不要なこともありますが、業務改善などで全体的に変えないと、無理なんですよね・・・
筋としては、K-noさんの方が通ってると思います。
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この回答へのお礼

御返事ありがとうございました。フルマリンの投与は片眼に対して術後3日間行うようです。両眼を続けて行う場合は1週間以上、フルマリンを投与している場合があります。
先日、フルマリンを術後に1週間以上投与している眼科医師の受け持ち患者が、術直後にはみられていませんでしたが、1週間フルマリンを入れた時点で発熱しました。フルマリンによる薬剤性肺炎であったようです(MRSAなどは大丈夫でした)。幸いにしてステロイドにて改善しましたが、この眼科医師は発熱時にどう対応したらいいかわからず、「発熱なので内科転科」とされていました。担当医は抗菌薬投与という医療行為を行う以上、それに付随する合併症などにも責任を持つべきであり、かつフルマリン自体、投与する意味があったのかと疑問を感じた次第です。

お礼日時:2006/12/20 09:12

>ちなみに点滴のパンスポリンも必要なのでしょうか



専門家ではないですが、結果として必要なかったということはあるかもしれませんが、仮になにかあったときは面倒なことになりますし、確実に血中濃度を維持できる点滴は、それはそれであったほうがいいように思います。(所詮素人の考えですけど、診察してくれたお医者さんは眼内炎が怖い(注意しないといけない)というようなことをおっしゃっていたように思います。)
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この回答へのお礼

早速の御返事ありがとうございます。おっしゃるとおり、何かあった場合が面倒であるというのは、今の訴訟社会では実際問題重要でしょう。医療というのは決して完璧なものでなく、また例外も多々ある世界ですから。ただし、近年、様々な治療ガイドラインが示されていますが、つまりこれは、どこまでやるべきか、言い換えれば、めったに起こりえないことまで「防衛医療」を行っていては日本の医療制度が崩壊してしまうために、目安を示すということがなされているものと思います。私は白内障の患者の術後に抗菌薬を全く投与すべきでないとまでは言っておりません。点眼薬や場合によっては内服までなら許容範囲でしょう。ただ、フルマリンという広域の抗菌薬は行き過ぎと感じています。パンスポリンもフルマリンほどではありませんが、やはり行き過ぎの感が否めません。

お礼日時:2006/12/18 18:06

眼科専門医ではなく患者の立場での回答になりますが、通常は点眼薬などで予防がおこなわれるのではないかと思います。

(クラビット点眼とかタリビッド眼軟膏など)
もしそういった点眼薬の、術前から術後にかけての使用がないのであればちょっと考えてしまいますがどうなのでしょうか?

ちなみに私の場合はクラビット点眼液を使っていました。また点滴はパンスポリンで、内服はフロモックスでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。たいへん参考になりました。ちなみに点滴のパンスポリンも必要なのでしょうか?耐性菌のことも考慮すれば、急性眼内炎の徴候もなくルーチーンで投与されていたとすれば無意味な抗菌薬投与のように思いますが・・・

お礼日時:2006/12/18 16:05

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