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動物や植物は、なぜ他の種より優位にたって繁殖しようとするのでしょうか?
人間であれば様々な欲求を満たすことにより快楽や喜びを感じるでしょうし、苦しみや恐怖から逃れるために死を避けるでしょう。
(もっとも、これらの感覚も繁殖目的を達成するためのものであるような気がしますが・・・。)
しかし、感情の無い植物、しいては細菌などであっても生存競争を勝ち抜こうとしています。

これはなぜですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (38件中21~30件)

たぶん質問者さんの疑問は、少し動物行動学について勉強してみれば、答えを探しやすくなると思います。

とりあえずリチャード・ドーキンスの著書「利己的な遺伝子」と「盲目の時計職人」がわかりやすいので読んでみてはいかがでしょうか。
「盲目の時計職人」とは進化の担い手で、無意識的、自動的、盲目的でありながら無作為ではない自然淘汰の象徴です。

昔は「種を保存する本能」というのが存在すると信じられていたわけです。ところが生物の振る舞いをよくよく観察すると、これに矛盾するような出来事が次々と発見されていきました。
代表的な例がライオンの子殺しです。ライオンの群れでリーダーが交代すると、新しいリーダーが群れにいる授乳中の子供を全て殺してしまうという現象です。
滅亡を避け、繁栄を目指す流れがあるのなら、同じ種の子供を殺すことが普遍的に起こるのはおかしいのではないでしょうか?

この回答への補足

最後の部分を訂正します。すいません。

店主を生物をコーヒー
   ↓
生物をコーヒー

補足日時:2007/01/24 00:11
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
教えていただきた書籍は、読む機会があったら是非読んでみたいと思います。

他の方へのコメントと重複して恐縮ですが、
「なぜ、多くの種に繁殖して自らの種を繁栄させようという流れがあるの?」
「なぜ、それが本能やら遺伝子やらにプログラムされているの?」
これらの私の疑問については、「理由は解明されていない」のではなく「理由は存在しない」ということでしょうか?
つまり、「多くの種に見受けられる繁殖して自らの種を繁栄させようという流れ」や「それが本能やら遺伝子やらにプログラムされている」のは”必然”ではなく”偶然”ということでしょうか?
そのような性質を偶然備えた生物だけが、自然淘汰されずに済んだということなのでしょうか?

No16お礼欄で言うところの、「現在、このお店にあるコーヒーには全部砂糖が入っているけど、それはなぜ?」という店主に対する疑問に対しては、「砂糖は理由があって入れたのではなく、一部のコーヒーに偶然入ってしまっただけ。もちろん、お客さんに買ってもらうために砂糖を入れたわけではない。そして、砂糖が入っていなかったコーヒーは甘くないので、お客さんに売れず自然淘汰された。その結果、砂糖が入っていたコーヒーだけが売れ続け現在に至っている。」と言うことでしょうか?
(例えが下手ですいません。店主を生物をコーヒー、環境適合性を砂糖、地球をお客、創造主(←便宜上)を店主に置き換えてみました。)

ただ、ライオンの例で言えば、ライオンが授乳できる子供の数に限りがあるとすれば、より(種の保存につながる)環境適合性の強い自分の子供をメスに育てさせるために、現存している子供を殺すと言うことは考えられませんか?
この例の詳細を知らないので、見当違いかもしれませんが・・・。

お礼日時:2007/01/23 23:47

生物は、人間を除いて「自分の子孫を増やそう」などと思うことはありません。

誕生の時からして、偶然出来た有機物の中に、自分の複製を作るような性質を持ったものが、偶然できてしまった、にすぎません。ただ、そいいう性質を持つ化合物が一度できてしまえば、必然にそういう化合物は数を増やします。複製の時のエラーがこれに加わって、偶然に自分の複製をする性質が強くなっていれば、必然にそういう物質は数を増やします。複製をつくる性質が弱くなれば、数を減らし消滅します。複製の意思とかは皆無で、単なる偶然と確率の結果にすぎません。その結果これも全く偶然の結果人間ができてしまい、自分たちを客観的に見つめるという摩訶不思議な能力を獲得し、あなたのような疑問を感じています。でも、これは生物としては極めて例外中の例外です。

この回答への補足

最後の部分を訂正します。すいません。

店主を生物をコーヒー
   ↓
生物をコーヒー

補足日時:2007/01/24 00:06
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

「なぜ、多くの種に繁殖して自らの種を繁栄させようという流れがあるの?」
「なぜ、それが本能やら遺伝子やらにプログラムされているの?」
これらの私の疑問については、「理由は解明されていない」のではなく「理由は存在しない」ということでしょうか?
つまり、「多くの種に見受けられる繁殖して自らの種を繁栄させようという流れ」や「それが本能やら遺伝子やらにプログラムされている」のは”必然”ではなく”偶然”ということでしょうか?
そのような性質を偶然備えた生物だけが、自然淘汰されずに済んだということなのでしょうか?

No16お礼欄で言うところの、「現在、このお店にあるコーヒーには全部砂糖が入っているけど、それはなぜ?」という店主に対する疑問に対しては、「砂糖は理由があって入れたのではなく、一部のコーヒーに偶然入ってしまっただけ。もちろん、お客さんに買ってもらうために砂糖を入れたわけではない。そして、砂糖が入っていなかったコーヒーは甘くないので、お客さんに売れず自然淘汰された。その結果、砂糖が入っていたコーヒーだけが売れ続け現在に至っている。」と言うことでしょうか?
(例えが下手ですいません。店主を生物をコーヒー、環境適合性を砂糖、地球をお客、創造主(←便宜上)を店主に置き換えてみました。)

お礼日時:2007/01/23 23:37

#2さん、私の答えが分からないように、もしくは分かろうとしていないように感じられます。

これは、「視点をかなりずらさないと」分かりづらいかもしれません。必ずしも未解明ということではない感じもします。慎重に時間をかけて考えてください。

>この先にある「種にとって消滅は避けたいことなのか?」
イエス。

>「もしそうであれば、それはなぜ?」という部分です。
そうでなければ、残らなかっただろうから。残るように強く鍛え抜かれているから。これは部分的に、ダーウィンの自然選択説で(証明は時間がかかりすぎるのでされていませんが、部分的には証拠もあり)広く受け入れられています。#2さんと同じ答え。(#15さんとは矛盾)

>でもそれだと、日光をさえぎることによって、同じ樹木であっても従前と違う動きをすることの説明がつかない気がします。

たとえば、草でも日光をさえぎることによって、ひょろ高くなり日光を受けやすくなります。これはそういうプログラムが生存競争を勝つために草に備わっていると考えます。

>多くの生物は環境変化が起きるとそれに適合しようとする動きを示すことからも、事実として間違った認識ではないと思うのですが、違うのでしょうか?

正しい認識。

>滅亡してはいけないのであればその理由が疑問ですし、滅亡しても良いのであればなぜ有利になろうとして進化するのかが疑問です。

現存している生物は、残るように強く鍛え抜かれてきていています。(=滅亡してはいけないという本能がそなわっています。)その理由は、そうでなければ、残らなかっただろうから。それだけなんですが。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>>滅亡してはいけないのであればその理由が疑問です
>現存している生物は、残るように強く鍛え抜かれてきていています。
>(=滅亡してはいけないという本能がそなわっています。)
>その理由は、そうでなければ、残らなかっただろうから。

これでは循環論法になってしまいませんか?
理由として「そうでなければ、残らなかっただろうから」とありますが、であれば、残ることに意味・意義・目的・必要性など何かの理由があるということになりますよね?
それは何なのでしょうか?(結局、滅亡してはいけない理由に戻ってしまいます・・・。)

例えば、「このコーヒーには”なぜ”砂糖が入っているの?」という疑問に対し、「もし砂糖が入っていなければコーヒーが甘くならないから」と言われているのと同じ気がします。(例えが下手ですいません)

お礼日時:2007/01/23 22:13

>「なぜ種の遺伝子は繁栄するようにプログラムされているのですか?」


まず、「種の遺伝子が繁栄するようなプログラム」は現在のところ全く確認されていません。あるのは「自分という個体の遺伝子を増やすプログラム」です。「個体」だけです。もっと言うと「遺伝子」だけです。「種」として全体を統合するプログラムは見つかっていません。

>「ある「種」がこの世に存在した場合、その「種」が享受するメリットはなにか?」というのは、既に指摘のあるとおり哲学になってしまいます。
「ここに石ころがあるが、この石ころはここにあることによって何のメリットがあるのだろう?」と考えるのと同じです。

>例えば森の中の木は周りの木よりも高く伸びて太陽の光を争奪しようとしますよね?
単に高く伸びた方が有利になるので高い木に進化したということです。環境が変わり、高く伸びることが不利な気候になれば、同じ種の中で高く伸びない品種が出現すればその種は生き残るでしょう。そうでなければ衰退し、あるいは絶滅するでしょう。それだけの話です。

これまで地球上に出現した種の、どう少なく見積もっても95%以上が既に絶滅しました。今自然界にいる生き物も、多くが繁殖出来ずに死んでいき、子孫を残せるのはごく一部です。つまり、いま生きている生物だけを見て自然界を考えるのは、氷山の一角を見てそれを全体だと思い込むのと同じ間違いになるのです。ということなので、

>なぜ生存競争に勝ち残る必要があるのか
答えは「勝ち残る必要はない。現にほとんどの「個体」は勝ち残れずに死ぬし、ほとんどの「種」は既に絶滅した」となります。

これもよく言われる話ですが、仮に絶対死なず、老化もしない生物がいたとすれば、そいつらは生殖や繁殖活動をしないでしょう。する必要がないからです。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
私はこの分野に詳しくないこともあって、種なのか個体なのか、遺伝子なのかプログラムなのか本能なのか、などの違いについては明確に理解はできません。

ただ全体的に見れば、滅亡を避け、繁栄を目指す流れがあるように見受けられます。
多くの生物は環境変化が起きるとそれに適合しようとする動きを示すことからも、事実として間違った認識ではないと思うのですが、違うのでしょうか?

環境条件に変化があっても石ころには何も起きませんが、木は日光が遮られれば別の動きを示します。
なぜ有利になろうとして進化するのでしょうか?
不利になり、そのまま滅亡してはいけないのでしょうか?
滅亡してはいけないのであればその理由が疑問ですし、滅亡しても良いのであればなぜ有利になろうとして進化するのかが疑問です。

お礼日時:2007/01/23 18:50

>三番目の「ある「種」がこの世に存在した場合、その「種」が享受するメリットはなにか?」が私の知りたいことです。



メリットはその種の遺伝子セットが保存されること。「細菌などであっても生存競争を勝ち抜こうとしています。」イエス。結局、これはネズミでもヒトでも同じです。

よって、ヒト、細菌、かぜのウイルスでも遺伝子を残し、繁殖することに盲目的な面があるといえます。

>「なぜ種の遺伝子は繁栄するようにプログラムされているのですか?」、、、例えば森の中の木は周りの木よりも高く伸びて太陽の光を争奪しようとしますよね?、、、なぜ生存競争に勝ち残る必要があるのかが疑問です。

プログラムされていなければ、生存競争に勝てずにその種が消滅したから。(すでに、指摘あり。)ダーウィンの進化論に関連しますね。なぜ繁殖することに盲目的なのか?ということに関しても、盲目的なほど積極的でなければ、その種が消滅したからだろうということです。

>「なぜこの世に生物というものが存在しているのか?」

原始生命がなぜできたのか?(またどのようにできたのか?)これが解ければ、あとは連鎖反応的に、細菌のような原始生命同士の生存競争、進化ですべてが説明できます。答えは、未解明です。

遺伝暗号が細菌から、ヒトまでほぼ同じことから、おそらくわれわれは共通の原始生命に由来していると考えられます。

ほとんどの科学者の態度は、原始生命がなぜできたのか?にたいして直接答えを与える仕事をしていません。生存競争に勝てるようになっているメカニズムは何か?(なぜ、がんや病気にひとがならないようシステムがあるか?も同類)ということに答えようとする仕事がほとんどです。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
どうやら自分の疑問部分は、今現在解明されていない部分にあるようですね。

>遺伝子を残し、繁殖することに盲目的な面がある
>なぜ繁殖することに盲目的なのか?
>盲目的なほど積極的でなければ、その種が消滅したから

私の疑問部分を別な表現で言うのであれば、この先にある「種にとって消滅は避けたいことなのか?」「もしそうであれば、それはなぜ?」という部分です。

お礼日時:2007/01/23 18:33

わたしも度々失礼しますw



質問者さんが聞きたいことと今までの回答された方の間に大きなギャップがあるようですね。

おそらく質問者さんが聞きたいことはもう少し根源的なものだと思います。

「なぜ多くの種は繁殖して自らの種を繁栄させようという流れがあるのでしょう?」
とか
「それが本能やら遺伝子やらにプログラムされているのはどうしてなのでしょう?」
ようするに
「地球上に生物が存在する意義はなんでしょう?」
のようなことを聞きたいのですよね?

残念ながら生物学的に答えは出ていません。
生物の起源の仕組みは解明されてませんが
なにかのきっかけで「物質」から「生物」に変わった瞬間があるわけです。
その後、さまざまな進化や繁栄、絶滅があって今のような多種多様な種の生物がいるわけです。
その一連の流れは何なのか? 何らかの意図があるのか?
それはわかりません。

空気はなぜ地球に存在しているのか?水は何を思って地球を巡回しているのか、なぜ宇宙は生まれたのか? と生物にたいしてのそれは同じ意味だと思います。
仕組みや流れは科学で分かるかもしれないですが、その仕組みや流れはどうしてあるのか? 
これは「生物学に収まらない」質問だと思います。
哲学や宗教的な部分もかかわってくると思います。
完全に科学で解明できれば哲学や宗教に頼らなくて済むと思いますが
おそらく人類には無理でしょう。

この質問は「なぜこの世は存在するのか?」と大差ない質問です。

この回答への補足

追記です。

>「なぜ多くの種は繁殖して自らの種を繁栄させようという流れがあるのでしょう?」
>とか
>「それが本能やら遺伝子やらにプログラムされているのはどうしてなのでしょう?」
>ようするに
>「地球上に生物が存在する意義はなんでしょう?」

はい、その通りです。
「生物が滅亡してはいけないのか?」と言うことでもあります。
存在する意義がわかれば、それを満足させようとして進化や変化をすることにも納得が出来ます。

補足日時:2007/01/23 19:09
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。

私はこの分野に詳しくないこともあって、種なのか個体なのか、遺伝子なのか本能なのか、などの違いについては明確には理解できません。
ただ全体的に見れば、滅亡を避け、繁栄を目指す流れがあるように見受けられます。
これは、多くの生物は環境変化が起きるとそれに適合しようとする動きを示すことからも、事実として間違った認識ではないと思うのですが、違うのでしょうか?
たまたま変化した環境に適合していた個体が、結果的に生き残ったと言うだけなのでしょうか?
例えば樹木で言えば、日当たりの良いところにあった樹木だけがたまたま枯れずに済んだということでしょうか?
でもそれだと、日光をさえぎることによって、同じ樹木であっても従前と違う動きをすることの説明がつかない気がします。

お礼日時:2007/01/23 18:16

#5です。

度々投稿すみません。

まず、僕への返答に寄せられた質問への回答ですが、そこが僕の限界ですね(汗)そこから先は答えられそうもないです。なんとなくでしか答えられないです。
なんとなくの答としては、たくさんいた方が例えばある1種が絶滅した時の他の種へ与える影響は少ないのではないのかなぁ?って事と、色々食物連鎖とか水の循環とか様々な作用が流動した方が環境としては生き易いんじゃないのかなぁ?って事しか僕には分からないです。



で、僕が支持するのはやはり#2さんの回答なんですよね。単にそういう結果があるだけなんだ、っていう考え方です。

細菌が抗生物質に対する耐性を持つって例を挙げられてますが、あれも別に細菌がそういうのに対処したわけでもそういう風にプログラムされてるわけでもなんでもなくて、例えば耐性菌なんて元の菌からすれば何百世代も何千世代も後の子孫なわけなんですよね。元の菌は抵抗もしないでバシバシ死んでるわけで。
たまたま抗生物質が周りにある環境で転写がいつも通りに上手く行かなかったかなんかで構成が変わった個体がいっぱいいて、その中でたまたま抗生物質が充満してる環境で生きていける個体が幾つかいたと。それが耐性菌の個体。あとはその個体が転写を繰り返し個体数を増やせば、僕らにも”耐性菌”だと認識されるだけで。ライフサイクルが短い細菌ならではですよね。
あれは別に”そういう意志を持って進化した”とか抵抗したわけではないんです。単に”そういう個体が生き残った”という話で。
これが細菌の進化の仕組みだと仮定できると思います。

んで、高等生物になると生存への欲求も湧く場合があるとは思います。(まあ、僕らにしたって死にたくないですからね)それは”種”として頑張ってるわけじゃなくて”個体”として頑張ってるだけなんだと思いますよ。喉が渇けば水を飲む。お腹が減れば食べ物を食べる。これが進化に直結してるわけではなく、そういう好き勝手な営みの中でたまたま生き残った奴が後に繋がるってだけの話・・・とか?(う~ん。でも植物が何故太陽に向かうのかの答えにはなってなかったですね。申し訳ない。僕には分からないです)
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。

どうやら、自分の疑問箇所についての答えは今現在解明されていないように思えてきました。
変化した環境に適合していた個体が結果的に生き残ったと言うだけなのでしょうか?
例えば樹木で言えば、日当たりの良いところにあった樹木だけがたまたま枯れずに済んだということでしょうか?
でもそれだと、日光をさえぎることによって同じ樹木であっても従前と違う動きをすると思いますが、そのことの説明がつかない気がします。

お礼日時:2007/01/23 17:57

>「種が繁栄すると、その種にとってメリットがあるのか?」


因果関係が逆です。その種に有利なことがあると繁栄します。群れで行動する種であれば、種に属する「個体」にはメリットがあるでしょう。

>「ある生物がこの世に存在した場合、その生物が享受するメリットはなにか?」
この質問は「個体」のことであるのか、「種」のことなのか判然としません。
「ある「種」がこの世に存在した場合、それに属する「個体」が享受するメリットはなにか?」
「ある「個体」がこの世に存在した場合、その「種」が享受するメリットはなにか?」
「ある「種」がこの世に存在した場合、その「種」が享受するメリットはなにか?」
「ある「個体」がこの世に存在した場合、その「個体」が享受するメリットはなにか?」
たぶん四番目は違うと思いますが、いずれの場合を指しているのでしょうか?

>「なぜ生物は繁殖や生殖をおこすよう本能にプログラムされているのか?」
これも「個体」と「種」を混同しています。「本能」は「個体」に属するので、
「なぜ「種」は繁殖や生殖をおこすよう本能にプログラムされているのか?」
という質問は成立しません。また、
「なぜ「個体」は繁殖や生殖をおこすよう本能にプログラムされているのか?」
となると前提が不正確です。「繁殖や生殖をおこすよう本能にプログラム」されていない「個体」のいる「種」は確認されていますし、プログラムされていても繁殖しない、あるいは出来ない「個体」は普通にいます。周りを見ても子供を作らない人は普通にいるでしょう?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

前半部分については、ご回答いただいたケースの中で言えば、三番目の「ある「種」がこの世に存在した場合、その「種」が享受するメリットはなにか?」が私の知りたいことです。

後半部分については、質問の仕方が悪かったのかもしれません。
「なぜ種の遺伝子は繁栄するようにプログラムされているのですか?」「なぜ種の遺伝子は繁殖や生殖するようにプログラムされているのですか?」であればよかったでしょうか?
例えば森の中の木は周りの木よりも高く伸びて太陽の光を争奪しようとしますよね?
また、MRSAのように、細菌は抗生物質を用いられるとそれに耐えられる耐性菌に変化(?)し、その細菌の種が滅びないように抵抗しますよね?
これは、生存競争に勝ち残るようにその種の遺伝子がプログラムされているからではないでしょうか?
であれば、なぜ生存競争に勝ち残る必要があるのかが疑問です。

お礼日時:2007/01/23 12:20

#5です。

返答ありがとうございます。

で、素人なりに色々考えてみたんですけど、ある程度の高等な動物の”個体”の視点からすると繁殖する事にはなんのメリットもないのですよ。むしろデメリットの方が大きく余りあります。
その筆頭が”死”のリスクですね。子供を産むって事はそれだけ個体の命を危険にさらす事に繋がると思います。子育ての間に天敵に狙われるかもしれない。わざわざ子供の為にエサを与える必要が生じる。どれもこれも自然界では致命的です。
メリットが一つあるとすれば、捕食者はより弱い個体を狙うであろうから身代わりに出来るかもしれない、というただそれだけです。でもそれなら初めから産まないで、体力気力ともに万全の状態で普通に逃げ回った方がどれだけ効率が良いか。
それに動物の世界では介護などないですからね。子供を産むメリットなんてこれっぽっちもないんです。”個”にとっては。

では一体誰のためのメリットなのか?いや、どういう存在の為のメリットなのか?”種の保存”という観点からすれば間違いなくメリットですよね。
なら”種の保存”とはどの存在の為のものなのか?それは”生物”全体から見てのメリットと言えそうです。沢山色んな種類の生物がいた方がそれだけ上手くまわるっていう仮説もあります。(例えば、人間の腸内。善玉菌だけがいれば良いわけでなく、もちろん悪玉菌だけがいれば良いわけでもない。色んな細菌類が体内で戦ったり助け合ったり共存してこそ、人間は生きていける。つまり体内にすむ細菌の種は存える。それと同じような事なのかもしれません)
ただ・・・そういう概念に意志があれば”メリット”とも言えそうですが、概念に意志などあるわけもなく。生物全体の集合意識体としての”ガイア”幻想がありますが、誰もその存在を実感したわけでもなく眉唾物です。(でも、もしかしたらそういうのがあるのかも知れませんね。細菌から見た人間のような存在が人間やその他の生物から見てもいるのかもしれません。)


長々書いて、僕自身何を言いたいのか分からなくなってきました(汗)。
結論からすると、繁殖には個体としてのメリットは何もないと思います。それこそ本能だと思います。別にそこまでの意志はないのだろう、という事です。で、その利益がどこに帰するのか?それは多分、誰も知らないと思います。もしかしたら利益など何もないのかもしれない。まあ、利益ってのは主観的なものですからね。他の事で利益を見出せるかも知れないし。
こんな所ですかね(汗)



あと、”自身の複製を作ろうとするプログラム”っていえば確かにプログラムなんですよ。う~ん。でもミクロで見ればただの化学反応なんですけどね。
零下を下回った純水に氷の結晶を一粒入れればそこから凍り始める。生命ってのはそれなのかもしれません。複製する、転写する、増殖する、繁殖する・・・。それ自体は自然の事で、そうやってある一定数の個体が集まり系の複雑さがあるレベルに達した時に、複雑さの発露として意識が発生したり自我が芽生えたりするのかもしれない。むしろ意識や精神はオマケなのかも知れないですね。
たしかそのような実験もあったと思います。P-LIFE(ソフト上の生命)ですが、段々とポリゴンを足していく事によって進化の様子を再現してみるって実験があったような。
ほんとに最初はただの結晶なんです。同じ個体を増やしていくって機能だけを持ったただの結晶。それが数を増していくにつれ、段々と複雑になっていき、最後はひとつの大きな生命体のように振舞います。繁殖ってのはそういう事なのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

自分の理解力が無いのか、ご回答いただいた内容全てを理解することが出来ませんが、「なぜ種を保存する必要があるのか?」というのが疑問でした。

>なら”種の保存”とはどの存在の為のものなのか?
>それは”生物”全体から見てのメリットと言えそうです。
>沢山色んな種類の生物がいた方がそれだけ上手くまわるっていう仮説もあります

この部分で言うのであれば、「地球にたくさんの生物がいる必要があるのか?」「地球上の生物が上手くまわる必要があるのか?」というのが私の疑問点です。
そして、もし必要性が無いのであれば、なぜそれにもかかわらず各々の種の遺伝子は、繁栄しようとプログラムされているのかが理解できないのです。

お礼日時:2007/01/23 11:46

どうも質問者の中で「個体」と「遺伝子」や「種」の話が混同されているために話がややこしくなっていますね。

これは全く別物なので整理したほうがいいと思います。

あなたは「自分」は繁殖するために生きているのですか?と言われればたいがいの人は違う、と答えると思います。そもそも繁殖したところで自分がその分生きていられるわけではありません。子供がいようがいまいが必ず寿命が尽きて死にます。例外はありません。「様々な欲求」や「苦しみや恐怖」はその必ず死ぬ「自分」が生き残るための方法論であり、「遺伝子」や「種」の話とは何の関係もないのです。逆に言えば、欲求、苦しみ、恐怖のない生物であっても「遺伝子」や「種」の議論をすることには何の支障もありません。

「遺伝子」や「種」の議論をする場合、「個体」と違って主観的な思考は成立しません。あなたは親や親戚と全じ意識を共有していますか?たとえば種の保存を命令する上位意識のようなものがあって、あなたはそれに支配されていますか?
そんなものはありません。「上位意識」があるものと仮定、あるいは思い込んで行動する人々なら多くいますが、その実在は確認されていません。他の生物においても然り。そういう意識や行動は、もし「種」を前提に考えればtapparaさんの言うとおり、付加価値的なものでしかありません。「様々な欲求」や「苦しみや恐怖」を持つものは、それがなんであれ必ず死んで消えうせます。

つまり、全く別の話を混同しているからわからなくなるのです。ただ、この手の話は、ある程度の人生経験を積んだ人々、少なくとも「自分はいずれ死んでこの世から消え去るのだ」という事実を認められるくらいの大人でないと、混同しないで議論するのは難しいです。「種」を主観的に議論することは、「自分が必ず死ぬ」という事を考えなくて済む魅力的なファンタジー(他のファンタジーがそうであるように)である、ということは留意しておいた方がいいかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私の質問の仕方がよくなかったのかもしれません。
「種が繁栄すると、その種にとってメリットがあるのか?」
「ある生物がこの世に存在した場合、その生物が享受するメリットはなにか?」
「なぜ生物は繁殖や生殖をおこすよう本能にプログラムされているのか?」
と質問した方が良かったのかもしれません。

お礼日時:2007/01/23 11:09

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