都道府県穴埋めゲーム

先ほど女子高生の質問「ハーバードに行きたい」が掲載されていました。それに対して現役のバークレー留学中の方が回答されていました。

体験を交えての話であり留学経験のない私のような者には大変分かりやすい話でした。米一流大学への留学の実態が良く分かりました。

回答の中で、米一流大学への留学可能条件として3つあげてらっしゃいました。
  1)高い学力
  2)経済力
  3)高い英語力

1)について質問が有ります。要求される学力レベルは、
日本国内の有名高校で3年間オール5を取得+課外活動においても突出した成果を挙げた者

と言うオールマイティなスーパーマンのような人間のみ入学が許される可能性がある。と仰っていました。

とすると米一流大学はアインシュタインの様に有る分野への突出した才能は排除もやむなし、入学は許可しないと言うことでしょうか?(高校生時代のアインシュタインがハーバードを受験したらこの条件ではとても合格できないように思われます)

私は日本の4大を随分前に卒業してしまっている者です。米大学への留学は今回の人生では経験できないと思います。最近の日本の現状を見て若い方達に海外の教育機関にも目を向けてほしいと、このカテで、度々アドバイスしています。

沈みゆく日本に若い方の才能を消費してはならないと思っています。自分のように今の日本の有りように責任有る大人が日本と共に沈んでいけばよいと思っており、これまで通り若い方に海外の教育機関を推薦していきたいと思っています。

米一流大学のみでなく英のケンブリッジとかオックスフォードなどについてもご存じでしたら教えて下さい。

以上宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

オックスフォード大学に籍を置いている一院生(文系・博士課程)の感想です。



「学力」というのは、ある範囲内の知識を試験場で再生ないし決まったルールに従って応用することによって得られる「学歴」、というのとは違う次元の理論的・系統的思考力を持つことだと勝手に解釈しています。豊富な知識をもとに、独創的に物事の本質を見抜き、明確かつ緻密な理論を組み立て、専門用語に頼らずわかりやすい言葉で表現できることを「学力が高い」というのではないでしょうか。

でも「学力」を公平に、しかも短期間に試すというのは難しいため、試験によって成績が決まり、その成績によりまず大学入学時に振るい落とされます。残った者の中から面接などを通して、できるだけ「学力」のありそうな人間を入学させます。もっとも学生の中には、教授の目は節穴だったのか、と疑いたくなるような者もいます。ですから必ずしもオックスフォードの学生が万能あるいは「学力」が高いわけではありません。この人が東大卒?というのと同じ事かと推測します。アインシュタインが今のオックスフォードに学部生として入学できたどうか、どうでしょうね。

あと話が逸れますが、オックスフォードの学部生の大半がイギリス人の中流階級の中から上くらいです。そのため独特の雰囲気があると言えばいいのでしょうか、ちょっと個人的に居心地が悪いときがあります。

一定の「英語力」は必要であっても、突出した「英語力」は必要不可欠ではないと思います。もっともその場その場に適切な言葉を選べることは「学力」の一部です。英語に限らず外国語の語彙力・文法知識も重要ですが、母語でこれができなくてはどうにもなりません。

さてオックスフォードの場合、学部生の時に成績に表れる形で「学力」を発揮するのは難しいです。卒業も結局は最終年の試験によって決められてしまいます。優秀ではあるが、本当に「凄い」学生というのはあまりいません。「学力」があると認められた少数の学部生は教授から評価され、大学院へ進学することをすすめられます。院生は、一応学部生時代の勉強と研究の成果を示さなければなりませんし、研究中心なので、直截的に「学力」を求められますが、それでも大半は私のようにたいした学力も無くのらりくらりと数年過ごし、博士論文を書くことになります。

蔵書が膨大で優秀な人間が周りに多くいる大学という環境は「学力」を高めるための切磋琢磨の場として大事だと痛感します。しかし場所・状況に囚われず日々の自己研鑽の積み重ねが一番重要だと自省する日が続いています。
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この回答へのお礼

回答有り難うございました。

私のPCはアラート機能をonにしていないため、回答者さんからの答えを頂いていたことを気がつかずにおりました。大変申し訳ありませんでした。

現役のoxford留学生の方から回答頂き感激しています。

>専門用語に頼らずわかりやすい言葉で表現できることを「学力が高い」というのではないでしょうか…一定の「英語力」は必要であっても、突出した「英語力」は必要不可欠ではないと思います

回答者さんと全く同意見です。日本では英語がしゃべれさえすれば、それでよいと言うような風潮があります。

極論ですが英語は自分の考えを伝える為の道具に過ぎないと思います。伝えたい物も無いのに英語、英語と大騒ぎしている今の日本の現状に???と言った感じです。

ただ私の場合はreadingはできてもconversationができない者のやっかみも混じっているのですが…

>必ずしもオックスフォードの学生が万能あるいは「学力」が高いわけではありません

そうなんですか。

>「学力」があると認められた少数の学部生は教授から評価され、大学院へ進学することをすすめられます

回答者さんから教えて頂いた事を含めこのカテで学部ではなく院から海外の教育機関に参加するのも有りだなと最近考えがsiftしてきております。

>蔵書が膨大で優秀な人間が周りに多くいる大学という環境は「学力」を高めるための切磋琢磨の場として大事だと痛感します

それが全てではありませんが大事な事ですね

大変参考になりました。お忙しい中教えて頂き有り難うございました。

お礼日時:2007/03/02 20:27

1)まず一度Harvard等を離れて、基本的な


ところからいきたいと思います。私が大学を
卒業したのはもう半世紀近く前ですので、私の
時代錯誤がありましたら、お許し下さい。私の日本の教育機関、特に中学、高校の教育方針は現在も
大学進学中心の知識詰込み主義が主体と
思っています。私が住んでいる国の中学、高校は
生徒の主体性、積極性に学業は委ねられていると
感じています。ここでの授業は基本的にReport,Essayの作成、Presentationの内容により、得点が左右されます。
従って学生に求められる能力は、問題の発見、分析、
解決、論理性、説得力、自分を売込む力、自分の
言葉で積極的に意見を述べること等いささか
抽象的な言葉の羅列で申し訳ないですが、と私は
考えております。私は日本の教育システムを決して
否定するつもりはありません。ただ社会構造が国に
よって違うように、脳の構造が違ってきて
いるのです。、また、米国の企業で30年働いた
者として、日本の若者、学生が外国の学生に
劣ることがあるとすれば、これらの能力の点では
ないかと思っております。従って”釈迦に説法”
ですが、ご質問者様が海外の教育機関を
薦めるに当たっては、これらの構造改革の面からも
行なっていただきたいと考えています。
なにもHarvardやその他大学ランキング上位校を
目指す必要はないのです。

2)高い学力、経済力、高い英語力、文武両道に
優れたスーパーマンの大学か?
文武両道を除いてかなりの高い確率でそう言い切ってもいいと思います
私立だろうが、州立だろうが、商売で大学を
経営しているのです。優秀な学生、学業熱心な学生を
集めて、教育し、一流企業に送り込み名声を得る、
その結果又学生が集まる、その学生を選抜するには
学業成績しかありません。確かにどなたかが書いて
おられましたが、Volunteer活動などの評価が
あるとは思いますが、大勢に影響することではないと思います。
また、優秀な運動選手は別ですよ。Stanford、California大学,UCLAなどFootballやBasketballで
米国でもまあまあまいい線にいっております。
彼らは極端にいえば、商売上の広告塔として
奨学金付きで入学を許可されているわけですから、
文武両道のスーパーマンのみの大学というのは
過大評価だと私は思います。
ご存知ないかもしれませんが、ゴルフの世界ランク
一位のTiger WoodsもStanfordの出身ですし、
女子で売り出し中のミシェルウィも中途退学するかもしれないが、Stanfordにいくといっております。
経済力については言うまでもないでしょうね。
高い英語力が求められるのも当然だと思いますよ。
高度な専門書を猛烈な勢いで読み、理解する学力が
なければ、とても授業についていけません。また
彼らは一流の職業に就くわけですから、日本語の
尊敬語や謙譲語にあたる品格のある言葉にも精通して
いる必要があるのです。従ってNativeにとっても
これらの英語力の壁は大きいのです。

余談ですが、私の町の高校生で、それなりに勉強して
大学にも進学しようという子は、少しでも
時間をつくるために、PCのKeyboardをタイピスト
なみに打てるよう普段から練習しています。
Report作成に時間がかかっては、遊ぶ暇も
ないですから。
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この回答へのお礼

詳細な回答どうも有り難うございました。経験を根拠にされた話で納得させられました。

>問題の発見、分析、解決、論理性、説得力、自分を売込む力、自分の
言葉で積極的に意見を述べること等…

確かに日本人が最も不得手とする所ですね。

>日本の教育機関…の教育方針は現在も…知識詰込み主義が主体と
思っています。

回答者さんの仰るとおりと思います。ただ私は次のようにも思っています。米国のように広大な土地も資源もなくまた英国のようにかつての植民地時代に築いた膨大な冨の蓄積もない。

そんな日本が世界の上位に位置する為には無から有を生み出す技術しかなかったのでは無いでしょうか? 突出したアイデアなんか無くてもいい。国民全員が平均的に高い学力レベルを身につける事が技術で生きる日本には必要だったと思っています。

ですから一部の大学で知識偏重主義でないことをことさらうたい文句にしている大学を見ると、正直苦笑してしまいます。アメリカのまね何かして、身の程を知らないな~と。

貴重な御意見有り難うございました。

お礼日時:2007/02/22 20:04

日本の高校から直接ハーバード、プリンストン等の超難関大学にいこうとするのは難しいですが、それは単に英語力、オール5等、課外活動等の問題だけではないとおもいます。


まず、第一に日本とアメリカの大学入試システムが大きく異なる点です。日本の場合、入試が出来ること一つですが、海外の場合、何を持って合格とするか?というのははっきりしていません。学校の成績、統一テスト、自己エッセイ、推薦書、そしてボランティアやインターン、スポーツ等の課外活動を総合して、インタビュー(面接)などをうけて合否がきまります。これらをすべて日本でやろうとすると、高校でできるインターンは限られてくるでしょうし、ボランティアも日本とアメリカで高校生がやるものの規模が違います。学校成績も五段階評価が相対評価であり、結局のところ受験勉強が出来る人が中間、期末試験でよい点をとり、評定も良くなるのですから、それでオール5をとり、かつ課外活動に熱心になれ、といわれても無理もあるかとおもいます。

では、どうするか?ということですが、まず問題なのが、そのような実態を有名大が理解してくれることが重要になります。全く同じように評価されては受かりません。私は、大学は日本ですが、アメリカの高校にいましたし、周りでスタンフォード等に行った現地の人を何人もクラスでみましたが、単純な高校での学業をみれば、日本のほうが大変です。その分、他の活動などにわたって活躍していることが求められているのです。日本からの受験者が少ないのでどうしようもないですが、これをどこまでやれば合格するのかは難しいところです。ただ、オール5が必須条件というよりも、どのような方法であれ、貴方のすごさを相手に伝えることが不可欠だということです。

もう一つの理由は、中国や韓国のエリート秀才が、幼少期から自国よりも米国等の有名大に入ることを目指して死に者狂いでやっています。かれらは、toefl満点、sat(統一テスト)満点などと、アメリカ人並みの英語力を小さいころからつけて入ろうと、家族ぐるみで必死になっています。「海外からの留学生を何人とろう」としたとき、どうしてもアジアで測ると、日本人は彼ら並に小さいころからやっている人はまずいないので、勝つことが困難です。

こうした状況でどの様に学部でハーバード等にいくのか?ということになりますと、日本の受験勉強体制でも評定を出来る限り取れるようにやり過ごし、アメリカ受験用の経歴をそろえ、英語力をつけることになります。これは、つぶしが利かないし、どこまでやれば確実というのが無いというのも覚悟がいることでしょう。

ちなみに、日本から学部で留学する人が少ないことは決して悪いことではありません。むしろ、中国や韓国のエリート教育がハーバード等海外有名大に行くことになってしまっているとしたら、それは自国の教育では世界的なキャリアがつめないという認識からでしょう。少なくとも学部レベルの「学業」に関していえば、日本のほうが扱う無いようは高い(東大など)とも度々きくし、それは受験勉強を必死になってやってきた分の貯金です。しかし、大学で単位をとりながらあとは遊ぶ、となれば、東大生だろうとなんだろうと、海外の高校時代から学業と課外活動の双方で適度な高いレベルを保ったエリート大学生に差をつけられることになるでしょう。

私としては、日本人がハーバード等に学部で留学するのが増えてもいいとはおもいますが、東大に行くことが、それらの大学に劣っている(俗に言う世界ランク15位だからなど)は全く意味無いとおもいます。日本のシステムで東大の学部まででて、その後に優秀ならそれらの大学院に行けば十分良いことですし、わざわざ学部で行かねばならないほど日本の教育レベルが低いとは思いません。むしろ、大学に入ってから、余った時間で国際的に不可欠な英語に力を入れるなり(そもそもアメリカ人が国際的にやっていくのに日本語をやらなくて良い分だけ有利)、自分の興味を広げていったり、インターン(あまり欧米的な学生が実践として使われるようなものはないですが)等をやるほうがいいのではないでしょうか?

ちなみにイギリスは、試験ではAレベルというもので、ヨーロッパはIBという高校卒業資格が有名です。帰国子女でこれらの学力だけでいえば高得点で帰国するかたも数人いますが、大抵は日本の受験には初めは撃沈します。これを聞けば、日本の受験で求めている学力と課外活動等も含めたオールマイティな方を一緒に比較するのは難しいということが分かると思います。

アインシュタインについてかいてありますが、アメリカの場合、一つ2つがものすごく優れている場合(オリンピック選手、大手企業の社長の息子など)、他のものが多少低くても合格する場合もあります。日本での、「コネ入学」といわれて批判されようが、アメリカでは特に問題とされていません。もちろん日本以上に民間の奨学金等が充実していますので、本当に優秀なら取れるのですが。たとえばスタンフォードなんかだと、sat(統一テスト)満点近くとるのですが、これに準ずるなにかの魅力があれば七割程度の点数でも合格している方もいます。

要するに、大学に「この人は将来性がある。」ということを認めさせればいいのです。
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この回答へのお礼

詳しい回答どうも有り難うございました。全く知らない新しい視点から説明して頂きおかげで視野がぐっと広がりました。

>どのような方法であれ、貴方のすごさを相手に伝えることが不可欠だということです。…要するに、大学に「この人は将来性がある。」ということを認めさせればいいのです。

そうなんですか。それならアインシュタインもハーバード受かる可能性ありそうですね。

>中国や韓国のエリート秀才が、幼少期から自国よりも米国等の有名大に入ることを目指して死に者狂いでやっています。…中国や韓国のエリート教育がハーバード等海外有名大に行くことになってしまっているとしたら、それは自国の教育では世界的なキャリアがつめないという認識からでしょう。

私は中国や韓国などの国が教育に関して日本に差をつけてきていると思っていました。回答者さんの言うように自国の教育に自信がない為の海外進出という見方もできるのですね。

>日本のシステムで東大の学部まででて、その後に優秀ならそれらの大学院に行けば十分良いことですし、わざわざ学部で行かねばならないほど日本の教育レベルが低いとは思いません。

まだまだ日本の学部レベルは捨てた物じゃないと言うことですね。話は変わりますが、小学校で教えられている円周率=約3とか天動説を教えているとか…この先日本の学部レベルもどうなってしまうのでしょうか。

有り難うございました。おかげで考えに随分巾ができました。

お礼日時:2007/02/22 19:39

ハーバード大の前にあるボストン大学に留学していました。


留学といいましても、語学留学ですが。

ハーバード大はやはりかなり高い門ですが、しかし入れないわけでは
ありません。日本の一流大学を出ていれば、大学院に留学という手法
もありえます。もちろん語学力はかなり高く必要ですが、それは留学
する場合、どこでも求められることです。大学から直接はいることに
こだわる必要がないというのが一点。

もう一つはやはり学費です。
1年間の学費は500万円以上です。1セメスターが300万円、
1年が2セメスターからなりますので、そういう費用が必要です。加
えてボストンは、高額な居住費がかかります。10万円の家賃はざら
です。生活費に10万円かかるとすると、一ケ月に20万円ですから、
1年間で、300万円近い生活費が必要です。
つまり、1年間で1000万円弱は必要ではないかとおもいます。

ただお金というのは、あるところにはあるもので、よなよな日本人が
集まるバーに、スポーツカーで乗り付けている日本人集団がいたり
するそうです。そういう世界もあったりします。
ですのでアメリカ留学はなんにせよ、お金が必要です。
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この回答へのお礼

情報有り難うございました。

>日本の一流大学を出ていれば、大学院に留学という手法もありえます。

学部ではなく大学院を視野に入れればずっと現実的なんですね。気がつきませんでした。

>もう一つはやはり学費です。…1年間で1000万円弱は必要ではないかとおもいます…もう一つはやはり学費です。アメリカ留学はなんにせよ、お金が必要です

1日本の私立の医学部並みの学費が必要そうですね。

具体的で現実的な話で大変参考になりました。有り難うございました。

お礼日時:2007/02/22 19:13

アメリカの大学入試しか知らないのでケンブリッジやオックスフォードについてはわかりませんが…



1)高い学力については、アメリカ人の受験生でもかなり高い水準を要求されるので、外国人の受験生に関してはさらに高い水準が求められます。
ただ、アメリカ人受験生でも、「レガシー入学」といって大学に多額の寄付をしている人の子供が他の受験生よりかなり緩い条件で入学できると言う制度もあります(日本で言う裏口入学が堂々と行われていると言うことです。これには日本と違った事情がありますが、長くなるので割愛します)ので、学生のレベルがハイレベルでまとまっているかと言うとそうでもないと思います。

2)の経済力についてはハーバードなどだと一年間に200~300万程度の学費がかかるそうです。
住居費などを考えると四年間学ぶことになると一千万程度は必要になってしまいます。
ただ、アメリカは奨学金制度も充実しています。
成績が優秀であれば奨学金の恩恵を受けられるでしょうが、厳しいですね。
実際、学力があってもそれなりに裕福な家庭の子供でなければアイビーリーグ(全部私立大学)の大学に通うのは難しいでしょう。

自分が思うのは、海外の教育機関だからといって無闇にありがたがったり日本よりレベルが高いと思い込むことはやめた方がいいと言うことです。
とりあえずアメリカに留学できればいいと言う感じでコミュニティカレッジに行ったり、中国のレベルが低い大学に留学してたりしている人を見ると、どうなのかな、と思います。
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この回答へのお礼

詳細な情報有り難うございました。

>高い学力については、アメリカ人の受験生でもかなり高い水準を要求されるので、外国人の受験生に関してはさらに高い水準が求められます。

世界の頭脳が結集するのですからその様に有らねばならないこと理解できます。

>アメリカ人受験生でも、「レガシー入学」…

米らしい制度ですね。どうせ裏口は有るのですから、日本の様にこそこそやられるよりよっぽどすっきりした制度ですね。

>成績が優秀であれば奨学金の恩恵を受けられるでしょうが…
学力があってもそれなりに裕福な家庭の子供でなければアイビーリーグ(全部私立大学)の大学に通うのは難しいでしょう

希有の突出した才能を別にして経済的裏付けが必要という事ですね。

>とりあえずアメリカに留学できればいいと言う感じでコミュニティカレッジに行ったり、中国のレベルが低い大学に留学してたりしている人を見ると、どうなのかな、と思います

私も回答者さんと同様に考えます。一部の人にとって海外の教育機関が駆け込み寺的存在になっているようです。ま、それはそれで良いかな、お好きにどうぞと思って静観しています。

有り難うございました。

お礼日時:2007/02/21 11:31

元の女子高校生のご質問と CU-Berkeley の学生のご回答を読んでいないので、的を得ていないかもしれないので、ご容赦ください。



私はハーバードでなく、他のアイビーリーグの大学に行った者です。ハーバードに入学するのは、日本の高校で3年間オール5で、課外活動でも突出した成果をもつオールマイティな人だけだとは思いません。特に大きな大学は、学生の多様性を求めています。また、社会的に地位のある人からの推薦状も、影響があります。ですから、ハーバード生もスーパーマンばかりではありません。

でも、日本からの留学という場合、英語がアメリカ人並みに出来るということは最低条件です。学費もべらぼうに高いです。だから、こういう大学が本当に良いという日本人留学生は、ごく少数に限られてしまいます。

アメリカの大学は個性がありますから、留学する人がどういった特徴を求めているのかによって、慎重に大学選びをするべきです。教授1人当たりの学生数はもちろん、図書館の蔵書数、寮の整備、他の国からの留学生の数、ノーベル賞受賞者が教鞭をとっている等、本人の希望する、希望しないによって、選択できる項目がたくさんあります。

成績が良いから東大を狙うというように、短絡的にハーバードと考えないほうが良いでしょう。
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この回答へのお礼

大変丁寧な回答有り難うございました。

>ハーバード生もスーパーマンばかりではありません…特に大きな大学は、学生の多様性を求めています。

ちょっと安心しました、若い方達に今まで通り海外の教育機関を視野に入れてもらえるよう推薦できそうです。

>アメリカの大学は個性がありますから、留学する人がどういった特徴を求めているのかによって、慎重に大学選びをするべきです。教授1人当たりの学生数はもちろん、図書館の蔵書数、寮の整備、他の国からの留学生の数、ノーベル賞受賞者が教鞭をとっている等、本人の希望する、希望しないによって、選択できる項目がたくさんあります。

本来の大学選びはこうあるべきなんですよね。net社会の今情報を集めることは十分可能ですものね。もう随分前でしたが、私は自分の偏差値をみてそれに対応する大学を選んだだけの様でした。本末転倒でしたね。

回答頂き本当に有り難うございました。

お礼日時:2007/02/20 16:59

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